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2014 東京農工大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】  r s は実数で, r>0 とする. O を原点とする座標空間に 4 A ( 2,0, 0) B ( 0,1, 0) C ( 0,0, 1) D ( r,r, r) がある.さらに,点 E を,ベクトル OE

OE =OA +s ( AB +AC )

で定まる点とする.次の問いに答えよ.

(1)  O A B C を通る球面の中心を F とする. OD OF のなす角を θ とするとき, cosθ の値を求めよ.

(2)  DE AB = 0 が成り立つとき, s r の式で表せ.

(3) (2)の条件 DE AB =0 を満たし,さらに |DE | =r DB OD <0 を満たすような r の値を求めよ.

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【2】  a b を実数とする.行列 A =( 43 ab ) B =( ab b- a)

AB= (10 5 50 )

を満たしている.次の問いに答えよ.

(1)  a b の値を求めよ.ただし答えのみでよい.

(2)  m n は実数で, m0 n 0 とする.座標平面上の 2 S1 ( m,0 ) S 2( 0,n ) をとり,行列 A が表す 1 次変換によって S1 S2 が移る点をそれぞれ S1 S2 とする. 2 S1 S2 を通る直線が 2 S1 S 2 を通る直線に一致するとき, n m の式で表せ.

(3)  2 T1 ( -7,0 ) T 2( 0,7 ) を通る直線を l とする.行列 B が表す 1 次変換によって T1 T 2 が移る点をそれぞれ T1 T2 とし, 2 T1 T2 を通る直線を l とする.原点を中心とする半径 r の円を C とする. C l が異なる 2 点で交わり,かつ C l も異なる 2 点で交わるとする.このような r の値の範囲を求めよ.

(4) (3)において,円 C l を切り取る線分の長さを L とし,円 C l を切り取る線分の長さを L とする.このような L L の中で, L が最も小さい自然数になるときの L の値を求めよ.

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【3】  e は自然対数の底とする. O を原点とする座標平面に 3

A ( e-θ +3 ,e -θ ) B (cos θ,sin θ) C ( 3,0 )

がある.ただし, θ0 とする.次の問いに答えよ.

(1) 三角形 ABC の面積を F ( θ) とする. F( θ) を求めよ.

(2)  F( θ) の導関数を F ( θ) とする.区間 0 <θ< 2π において F ( θ)= 0 となる θ の値をすべて求めよ.

(3)  n を自然数とする.区間 2 (n -1) π θ2 nπ における F (θ ) の最大値,最小値をそれぞれ αn βn とする. αn βn を求めよ.また最大値を与える θ の値と最小値を与える θ の値を求めよ.

(4) (3)で求めた a n n=1 2 3 に対して, S= n =1 an とおく. S の値を求めよ.

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【4】  p を正の実数とする.関数

f( x)= -1x { p-log (1+ | t| )} dt

について,次の問いに答えよ.ただし,対数は自然対数とする.

(1)  f( x) の極値を求めよ.

(2)  xy 平面の曲線 y =f( x) x 軸の正の部分と 2 点で交わるような, p の値の範囲を求めよ.

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