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2014-10270-0101
2014 お茶の水女子大学 前期共通
文教育,生活科,理(数,物理,生物,化学科,情報科学科)学部
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面上に動点 P が初め原点 ( 0,0 ) にある. 1 つのさいころをくり返し投げて,その出た目に応じて,以下のように P を動かしていく.
(a) さいころの出た目が 1 , 3 ,5 であれば, P は x 軸に平行に正の向きに 1 動く.
(b) 出た目が 2 , 4 であれば, P は y 軸に平行に正の向きに 1 動く.
(c) 出た目が 6 であれば, P は直線 y =x に関して対称な点に動く.
以下の問いに答えよ.
(1) さいころを 2 回投げたときに P が点 ( 1,0 ) に動く確率を求めよ.
(2) さいころを 5 回投げたときに P が点 ( 2,3 ) に動く確率を求めよ.
(3) さいころを 5 回投げたときに P が直線 x =4 上の点に動く確率を求めよ.
2014-10270-0102
文教育,生活科,理(数,情報科,物理, 化学,生物学科)学部共通
【2】 座標平面上の点 ( x,y ) に対し f ⁡(x ,y) ,g ⁡(x ,y) を次で定める.
f⁡( x,y) =( x-3) 2+y 2-4
g⁡( x,y) =3⁢ x-4⁢y
(1) 連立不等式
f⁡( x,y) ≦0 ,g⁡ (x,y )≦0
の表す領域を D とする. D を図示せよ.
(2) 円 f ⁡(x ,y) =0 と直線 g ⁡(x ,y) =0 の交点において,円 f ⁡(x ,y) =0 と接する直線の方程式を求めよ.
(3) D を(1)で定めた領域とする.点 ( x,y ) が領域 D 内を動くとき, a⁢x +y の最大値,最小値を求めよ.ただし, a は正の定数である.
2014-10270-0103
【3】 放物線 y =x2 を C , y=- x2+ 2⁢x+ 4 を D とする.実数 t を用いて表される D 上の点 P ( t,-t 2+2 ⁢t+4 ) における D の接線を l とする.
(1) C と D が異なる 2 点で交わることを示し,その x 座標を求めよ.
(2) 接線 l の方程式を y =f⁡( x) とする. f⁡( x) を求めよ.
(3) (1)で求めた 2 交点の x 座標を a , b ( a<b ) とする. a<t <b を満たす t に対して,(2)で求めた接線 l の方程式を y =f⁡( x) とする.次の連立不等式の表す領域の面積を S ⁡(t ) とする.
{ y≧x 2 y≦f⁡ (x) y≧ -x2 +2⁢x +4
t が a <t<b の範囲を動くとき, S⁡( t) が最小となる t の値と,そのときの S ⁡( t) の値を求めよ.
2014-10270-0104
理(数,物理,生物学科)学部
【3】(1) 関数 y = log⁡x x ( x >0 ) の増減を調べ,そのグラフの概形を描け.ただし, limx →∞ log ⁡xx =0 は証明なく用いて良い.
(2) 異なる自然数 m , n の組で
mn =nm
を満たすものをすべて求めよ.
(3) 曲線 y = log⁡x x と直線 y = log⁡2 2 で囲まれた図形の面積を求めよ.
(編注)2022年名古屋市立大前期芸術工,医(医学科)学部【1】で改変して活用