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2014-10401-0101
2014 山梨大学 前期
教育人間科,生命環境(生命工除く)学部
易□ 並□ 難□
【1】
(1) 標高 376 ⁢m の地点から富士山に登り始めた.一般に, 2 地点の大気圧の比はその 2 地点の高度差の指数関数である.この日の大気圧は,高度が 850⁢ m 上昇するごとに 10⁢ % ずつ減少していた.登りはじめた地点の大気圧は 990⁢ hPa であった.この日の富士山の山頂 3776⁢ m での大気圧は何 hPa か.答えは小数第 1 位を四捨五入し,整数で答えよ.
2014-10401-0102
(2) ある店において,原価が 200 円,定価が 350 円の商品 A の 1 日の売り上げ総数を N とする. A の売値が定価通りのときには N =35 であり,定価から原価まで売値を 10 円下げるごとに, N は 5 ずつ増えることがわかっている.また,売値は定価を超えず,原価も下回らないとする.この店での 1 日の A の売り上げ全体の利益を最大にする売り値と,そのときの N を求めよ.
2014-10401-0103
(3) log2 ⁡3 ,log 4⁡7 , log8 ⁡28 を小さい順に並べよ.
2014-10401-0104
(4) 空間の 3 点 A ( 1,1, 1) ,B ( 0,2,3 ), C (- 1,0,0 ) の定める平面を α とする.点 P ( 2,3, z) が平面 α 上にあるとき, z の値を求めよ.
2014-10401-0105
【2】 a は定数で 0 ≦a≦1 とする. 3 次関数 f ⁡(x )=( x+1) ⁢x⁢( x-a) および g⁡ (x) =f⁡( x-1 ) を考える.
(1) 2 曲線 y =f⁡( x) と y =g⁡( x) のすべての交点の x 座標を求めよ.
(2) 2 曲線 y =f⁡( x) と y =g⁡( x) で囲まれた部分を A とする. A の面積 S ⁡(a ) および A の x ≦a をみたす部分の面積 S 1⁡( a) を求めよ.
(3) (2)の A で不等式 x ≧a をみたす部分の面積を S 2⁡( a) とする. S2⁡ (a ) が最大となるときの a の値とその最大値を求めよ.
2014-10401-0106
【3】 整式 P 1⁡( x) ,P2 ⁡(x ), P3⁡ (x ), ⋯ を次の式で定める.
P1⁡ (x) =x ,P2 ⁡(x )=x 2+1 ,P n+2⁡ (x) =2⁢x⁢ Pn+1 ⁡( x)+ (1- x2) ⁢Pn⁡ (x ) ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
(1) P3 ⁡(x ), P4 ⁡(x ) を求めよ.
(2) Pn⁡ (1 ) を求めよ.
(3) Pn ⁡(0 ) を求めよ.
(4) Pn ⁡(2 ) を求めよ.
2014-10401-0107
工学部,生命環境(生命工学科)学部
【1】 次の問いに答えよ.
(1) 関数 f ⁡(x )=e 1+sin 2⁡x の導関数 f ′⁡( x) を求めよ.
2014-10401-0108
(2) 条件 a1=1 , a2= 2, an +2= 3⁢an +1- 2⁢an ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) で定められる数列 { an } の一般項を求めよ.
2014-10401-0109
(3) 関数 f ⁡(x )= 4 ⁢xx 2+1 の増減,極値,グラフの凹凸,変曲点および漸近線を調べ,曲線 y =f⁡( x) の概形をかけ.
2014-10401-0110
【2】 実数を成分とする 2 次正方行列 A =( ab cd ) が,実数 k に対し, A2 -k⁢A =(k -3) ⁢E を満たすとする.ただし, E は 2 次の単位行列である.
(1) b≠0 または c ≠0 のとき, a+d および a ⁢d-b ⁢c を k 用いた式で表せ.
(2) 実数 k が A ⁢( 1k )= (1 k ) を満たすとき, k の値を求めよ.
(3) k を定数として, b⁢c が最大となるような a , d とそのときの b ⁢c を k を用いた式で表せ.また,そのような行列 A の例を k を用いて 1 つあげよ.
(4) k を定数として,行列 A は b ⁢c が最大となる行列とする.行列 A で表される 1 次変換が,直線 y =k⁢x 上の各点 P を P 自身に移すとすると, A=E となることを示せ.
2014-10401-0111
【3】 座標平面上の原点を O , 曲線 y =x3 上の点 P (t ,t3 ) ( t>0 ) における接線と x との交点を Q とし,また α =∠POQ ,β= ∠OPQ とする.
(1) 点 Q の座標を t を用いた式で表せ.
(2) tan⁡α および tan ⁡β を t を用いた式で表せ.
(3) tan⁡β が最大となるような t とそのときの β の値を求めよ.
2014-10401-0112
【4】 楕円 E : x23 2+ y2 22 =1 および直線 l :y=k ⁢x ( k>0 ) とそれらの交点 A ,B について,次の問いに答えよ.
(1) 線分 AB の長さを k を用いた式で表せ.
(2) 楕円 E 上の点 P での接線が直線 l に平行なとき,点 P の座標を k を用いた式で表せ.
(3) 楕円 E 上の点 C を三角形 ABC の面積が最大となる点とするとき,三角形 ABC の面積を求めよ.
2014-10401-0113
【5】 曲線 C は媒介変数 t ( 0 ≦t≦2 ⁢π )によって, x=t- sin⁡t ,y= 1-cos⁡ t と表される.
(1) x は t の関数として増加関数であることを示せ.
(2) 0<t< 2⁢π のとき, d ydx を t を用いた式で表せ.また, y の x に関する増減を調べよ.
(3) 不定積分 ∫cos2 ⁡t⁢dt および ∫cos3⁡ t⁢dt を求めよ.
(4) 曲線 C と x 軸で囲まれた図形を x 軸の周りに 1 回転させてできる回転体の体積を求めよ.