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2014 大阪大学 前期

文系(文,人間科,法,経済,

医(保健(看護学)),外国語学部)

配点率30%

易□ 並□ 難□

【1】  i は虚数単位とし,実数 a b a2+ b2> 0 を満たす定数とする.複素数 ( a+b i) (x+ yi ) の実部が 2 に等しいような座標平面上の点 ( x,y ) 全体の集合を L 1 とし,また ( a+b i) (x+ yi ) の虚部が -3 に等しいような座標平面上の点 ( x,y ) 全体の集合を L 2 とする.

(1)  L1 L 2 はともに直線であることを示せ.

(2)  L1 L 2 は互いに垂直であることを示せ.

(3)  L1 L 2 の交点を求めよ.

2014 大阪大学 前期

文系(文,人間科,法,経済,

医(保健(看護学)),外国語学部)

配点率35%

易□ 並□ 難□

【2】 次の問いに答えよ.

(1)  cosx+ cosy 0 を満たすすべての実数 x y に対して等式

tan x +y2 = sinx+ siny cosx+ cosy

が成り立つことを証明せよ.

(2)  cosx +cosy +cosz 0 を満たすすべての実数 x y z に対して等式

tan x+y+ z3= sin x+sin y+sin zcos x+cos y+cos z

は成り立つか.成り立つときは証明し,成り立たないときは反例を挙げよ.

2014 大阪大学 前期

文系(文,人間科,法,経済,

医(保健(看護学)),外国語学部)

配点率35%

易□ 並□ 難□

【3】 関数 f (x )=p x3 +qx 2+r x+s は, x=0 のとき極大値 M をとり, x=α のとき極小値 m をとるという.ただし, α0 とする.このとき, p q r s α M m で表せ.

2014 大阪大学 前期

理系(理,医(医,保健(放射線技術,検査技術)),歯,薬,工,基礎工学部)

配点率20%

易□ 並□ 難□

【1】 実数 a b c d e に対して,座標平面上の点 A ( a,b ) B (c ,d) C ( e,0 ) をとる.ただし点 A と点 B はどちらも原点 O ( 0,0 ) とは異なる点とする.このとき,実数 s t

sOA +t OB =OC

を満たすものが存在するための, a b c d e についての必要十分条件を求めよ.

2014 大阪大学 前期

理系(理,医(医,保健(放射線技術,検査技術)),歯,薬,工,基礎工学部)

配点率20%

易□ 並□ 難□

【2】  t>0 において定義された関数 f (x ) は次の条件(ア)(イ)を満たす.

(ア)  t>0 のとき,すべての実数 x に対して不等式

t ex+ e-x 2 +f( t) 1+x

が成り立つ.

(イ)  t>0 に対して,等式

t ex+ e-x 2 +f( t)= 1+x

を満たす実数 x が存在する.

 このとき, f( t) を求めよ.

2014 大阪大学 前期

理系(理,医(医,保健(放射線技術,検査技術)),歯,薬,工,基礎工学部)

配点率20%

易□ 並□ 難□

【3】  n =140000 1 n の整数部分を求めよ.

2014 大阪大学 前期

理系(理,医(医,保健(放射線技術,検査技術)),歯,薬,工,基礎工学部)

配点率20%

易□ 並□ 難□

【4】 半径 1 2 つの球 S 1 S 2 1 点で接している.互いに重なる部分のない等しい半径を持つ n 個( n 3 )の球 T1 T 2 Tn があり,次の条件(ア)(イ)を満たす.

(ア)  Ti S1 S2 にそれぞれ 1 点で接している( i =1 2 n ).

(イ)  Ti T i+1 1 点で接しており( i =1 2 n -1 ),そして T n T 1 1 点で接している.

 このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  T1 T2 T n の共通の半径 r n を求めよ.

(2)  S1 S 2 の中心を結ぶ直線のまわりに T 1 を回転してできる回転体の体積を V n とし, T1 T2 T n の体積の和を W n とするとき,極限

limn W nVn

を求めよ.

2014 大阪大学 前期

理系(理,医(医,保健(放射線技術,検査技術)),歯,薬,工,基礎工学部)

配点率20%

易□ 並□ 難□

【5】 さいころを繰り返し投げ, n 回目に出た目を X n とする. n 回目までに出た目の積 X1 X2 X n T n で表す. Tn 5 で割った余りが 1 である確率を p n とし,余りが 2 3 4 のいずれかである確率を q n とする.

(1)  pn+ qn を求めよ.

(2)  pn+ 1 p n n を用いて表せ.

(3)  rn =( 6 5 )n pn とおいて r n を求めることにより, pn n の式で表せ.

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