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2014-11081-0201
2014 宮城大学 後期
事業構想(デザイン情報学科),食産業学部
易□ 並□ 難□
【1】 次の空欄 ア から ク にあてはまる数や式を,解答欄に書きなさい.
(1) 900 の正の約数は,全部で ア 個ある.また, 900 の正の約数全体の和 S を求めると S = イ である.
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(2) 1 辺の長さが a の正三角形 ABC があり,内部の 1 点 P から 3 辺 BC , CA ,AB に下ろした垂線をそれぞれ PD , PE ,PF とする.このとき,次の 2 つの値を a を用いて表せば,
▵ABC= ウ , PD+PE +PF= エ
となる.
したがって,点 P を三角形 ABC の内部のどこにとっても,
PD +PE+PF AB+BC+ CA= オ カ
である.
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(3) 次の式を因数分解すれば x3-3 ⁢x2 +4= ( キ ) 2⁢ ( ク ) である.
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【2】 次の空欄 ア から ケ にあてはまる数や式を,解答欄に書きなさい.
2 つの放物線 C1: y=x2 , C2 :y= x2-4 ⁢x+8 があり,共通接線を l とする.このとき, C1 上の点 ( t,t2 ) における接線の方程式を t を用いて表せば,
y= ア ⁢ x+ イ ⋯ ①
同様に C 2 上の点 ( s,s2 -4⁢s +8) における接線の方程式を s を用いて表せば,
y= ウ ⁢ x+ エ ⋯ ②
① と ② は共通接線 l として一致するから,次の連立方程式が成り立つ.
{ ア = ウ イ = エ
これを解けば,
s= オ , t= カ
よって求める共通接線 l の方程式は,
y= キ ⁢ x+ ク
また, 2 つの放物線 C1 ,C2 と共通接線 l で囲まれた図形の面積 S は, S= ケ となる.
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【3】 次の空欄 ア から コ にあてはまる数や式を,解答欄に書きなさい.
▵OAB において, 2 辺 OA , OB を 3 :2 ,2: 1 に内分する点をそれぞれ C ,D とし, BC と AD の交点を P とする. OA→ =a→ , OB→ =b→ とする.
▵OAD において, AP:PD= s:( 1-s ) とおく.このとき,条件と a→ ,b→ と s を用いて,
OP→ = ア ⁢ a →+ イ ⁢ b → ⋯ ①
と表すことができる.同様に ▵ OBC において, BP:PC= t:( 1-t ) とおけば, a→ , b→ と t を用いて,
OP→ = ウ ⁢ a →+ エ ⁢ b→ ⋯ ②
と表すことができる.
したがって, ① と ② より次の等式が成り立つ.
ア ⁢ a→ + イ ⁢ b→= ウ ⁢ a→ + エ ⁢ b→
ここで, a→ ≠0→ , b→ ≠0→ であり,かつ a → と b → は平行でないという条件のもとで連立方程式を解けば,
である.よって,
OP→ = キ ⁢ a→+ ク ⁢ b→
となる.この結果,直線 OP の延長と辺 AB との交点を Q とするとき, AQ:BQ= ケ : コ となる.
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【4】 次の問いに答えなさい.
(1) 1 から 9 までの数字が書かれた 9 枚のカードの中から同時に 2 枚のカードを引く試行を考える.引いた 2 枚のカードのうち大きい方の数を X とするとき, X=5 となる確率を求めよ.
(2) 1 から n までの数字が書かれた n 枚のカードの中から同時に 2 枚のカードを引く試行を考える.引いた 2 枚のカードのうち大きい方の数を X とするとき, X=k となる確率 P ⁡(X =k) を n と k を用いて表せ.ただし, k=2 , 3 ,⋯ , n-1 , n とする.
(3) (2)の条件下で,大きい方の数 X の期待値 E ⁡(X ) を n を用いて表せ.