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2014-11561-0101
2014 大阪府立大学 前期
知識情報システム・環境システム・マネジメント・獣医・応用生命科・緑地環境科・自然科学類
易□ 並□ 難□
【1】 数直線上の座標 x に点 P があるとき,表と裏がそれぞれ 12 の確率で出る硬貨 2 枚を 1 回投げて,点 P の位置を次のように決める.
(ⅰ) 2 枚とも表が出たときは,座標 x +1 に移動する.
(ⅱ) 2 枚とも裏が出たときは,座標 x -1 に移動する.
(ⅲ) 表と裏が 1 枚ずつ出たときは,移動しない.
点 P の最初の位置を座標 0 とする.硬貨 2 枚を 5 回投げ終わったときに,点 P が次の位置にある確率をそれぞれ求めよ.
(1) 座標 4
(2) 座標 3
(3) 座標 0
2014-11561-0102
【2】 OA=OB =1 をみたす二等辺三角形 OAB において,辺 AB を 1 :3 に内分する点を P , 辺 OB の中点を Q , 直線 OP と直線 AQ の交点を R , 直線 BR と辺 OA の交点を S とし, a→ =OA→ , b→ =OB→ とおく.このとき,直線 BS は辺 OA と直交しているとする.
(1) ベクトル OR → を a → と b → を用いて表せ.
(2) ベクトル BS → を a → と b → を用いて表せ.
(3) 内積 a→⋅ b→ を求めよ.
(4) 三角形 OAB の面積を求めよ.
2014-11561-0103
知識情報システム・獣医・応用生命科・緑地環境科・自然科学類
【3】 a ,b を定数とし, 2 次の正方行列 A , X ,Y は
A=a⁢ X+b⁢ Y ,X +Y=E , X⁢Y =O
をみたすとする.ここで, E と O はそれぞれ 2 次の単位行列と零行列を表す.このとき, X+Y= E の両辺に左から X を掛けると X2= X が成り立つことがわかる.
(1) Y2 =Y ,Y⁢ X=O が成り立つことを示せ.
(2) A が E の定数倍ではないとき, A-a⁢ E と A -b⁢E はともに逆行列をもたないことを示せ.
(3) A=( -1 2 63 ) のとき, a ,b ( a<b ) および X , Y を求めよ.
2014-11561-0104
環境システム・マネジメント学類
【3】 a は正の定数とし,曲線 C1: y=a⁢ x2 ( 0≦ x≦1 ) と C2: y= 1a⁢ ( x-1) 2 ( 0≦x≦ 1) および x 軸で囲まれる部分の面積を S ⁡(a ) とする.
(1) C1 と C 2 の交点の x 座標を求めよ.
(2) S⁡( a) を求めよ.
(3) a がすべての正の実数を動くとき, S⁡( a) の最大値とそれを与える a の値を求めよ.
2014-11561-0105
【4】 定数 c は 1 <c< 2 をみたすとし, 0≦x <1 で定義された 2 つの関数
f⁡( x)= x+1- x2 , g⁡( x)= c⁢f⁡ (x) -x⁢1 -x2
を考える. g⁡( x) の導関数を g ′⁡( x) と表す.
(1) f⁡( x) の最大値と最小値を求めよ.また,それらを与える x の値も求めよ.
(2) g′⁡ (x) =h⁡( x)⁢ (c- f⁡( x) ) をみたす関数 h ⁡(x ) を求めよ.
(3) g⁡( x) の最大値を求めよ.ただし,最大値を与える x の値を求める必要はない.
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【4】 数列 { an } の初項 a 1 から第 n 項 a n までの和 S n が
Sn= 2⁢an +n2 -n ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
をみたすとする.
(1) a1 と a 2 を求めよ.
(2) an+ 1-2 ⁢an を n の式で表せ.
(3) bn= an+ 1- an- 2 ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) とおくと,数列 { bn } は等比数列となることを示し,初項 b 1 と公比を求めよ.
(4) an を n の式で表せ.