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2014 大阪府立大学 前期

知識情報システム・環境システム・マネジメント・獣医・応用生命科・緑地環境科・自然科学類

易□ 並□ 難□

【1】 数直線上の座標 x に点 P があるとき,表と裏がそれぞれ 12 の確率で出る硬貨 2 枚を 1 回投げて,点 P の位置を次のように決める.

(ⅰ)  2 枚とも表が出たときは,座標 x +1 に移動する.

(ⅱ)  2 枚とも裏が出たときは,座標 x -1 に移動する.

(ⅲ) 表と裏が 1 枚ずつ出たときは,移動しない.

 点 P の最初の位置を座標 0 とする.硬貨 2 枚を 5 回投げ終わったときに,点 P が次の位置にある確率をそれぞれ求めよ.

(1) 座標 4

(2) 座標 3

(3) 座標 0

2014 大阪府立大学 前期

知識情報システム・環境システム・マネジメント・獣医・応用生命科・緑地環境科・自然科学類

易□ 並□ 難□

【2】  OA=OB =1 をみたす二等辺三角形 OAB において,辺 AB 1 :3 に内分する点を P OB の中点を Q 直線 OP と直線 AQ の交点を R 直線 BR と辺 OA の交点を S とし, a =OA b =OB とおく.このとき,直線 BS は辺 OA と直交しているとする.

(1) ベクトル OR a b を用いて表せ.

(2) ベクトル BS a b を用いて表せ.

(3) 内積 a b を求めよ.

(4) 三角形 OAB の面積を求めよ.

2014 大阪府立大学 前期

知識情報システム・獣医・応用生命科・緑地環境科・自然科学類

易□ 並□ 難□

【3】  a b を定数とし, 2 次の正方行列 A X Y

A=a X+b Y X +Y=E XY =O

をみたすとする.ここで, E O はそれぞれ 2 次の単位行列と零行列を表す.このとき, X+Y= E の両辺に左から X を掛けると X2= X が成り立つことがわかる.

(1)  Y2 =Y Y X=O が成り立つことを示せ.

(2)  A E の定数倍ではないとき, A-a E A -bE はともに逆行列をもたないことを示せ.

(3)  A=( -1 2 63 ) のとき, a b a<b および X Y を求めよ.

2014 大阪府立大学 前期

環境システム・マネジメント学類

易□ 並□ 難□

【3】  a は正の定数とし,曲線 C1 y=a x2 0 x1 C2 y= 1a ( x-1) 2 0x 1 および x 軸で囲まれる部分の面積を S (a ) とする.

(1)  C1 C 2 の交点の x 座標を求めよ.

(2)  S( a) を求めよ.

(3)  a がすべての正の実数を動くとき, S( a) の最大値とそれを与える a の値を求めよ.

2014 大阪府立大学 前期

知識情報システム・獣医・応用生命科・緑地環境科・自然科学類

易□ 並□ 難□

【4】 定数 c 1 <c< 2 をみたすとし, 0x <1 で定義された 2 つの関数

f( x)= x+1- x2 g( x)= cf (x) -x1 -x2

を考える. g( x) の導関数を g ( x) と表す.

(1)  f( x) の最大値と最小値を求めよ.また,それらを与える x の値も求めよ.

(2)  g (x) =h( x) (c- f( x) ) をみたす関数 h (x ) を求めよ.

(3)  g( x) の最大値を求めよ.ただし,最大値を与える x の値を求める必要はない.

2014 大阪府立大学 前期

環境システム・マネジメント学類

易□ 並□ 難□

【4】 数列 { an } の初項 a 1 から第 n a n までの和 S n

Sn= 2an +n2 -n n=1 2 3

をみたすとする.

(1)  a1 a 2 を求めよ.

(2)  an+ 1-2 an n の式で表せ.

(3)  bn= an+ 1- an- 2 n=1 2 3 とおくと,数列 { bn } は等比数列となることを示し,初項 b 1 と公比を求めよ.

(4)  an n の式で表せ.

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