【5】 以下のには三角関数はとのみを記入し,にはの式,にはの式を記入すること.
座標平面上の点を結ぶ曲線が媒介変数を用いて
と表されているとする.いま,関数はで連続,で微分可能かつであるとする.またのとき,点における曲線の接線の傾きがであり,この接線から軸,軸で切りとられる線分の長さがつねに一定でであるとする.
まず,この曲線の方程式を求めたい.のとき,曲線上の点における接線をと表すととなる.この接線の傾きがとなることより,となる.したがって,曲線をの方程式で表すと
となる.
次に,点における曲線の法線をとする.のときととの交点の座標をとすると,となる.
また,曲線と軸,軸で囲まれた部分の面積はである.