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2014 慶応義塾大学 経済学部

2月17日実施

易□ 並□ 難□

【1】  1 辺の長さが 1 である正六角形の頂点を時計の針の回り方と逆回りに A B C D E F とし, AB =a AF =b とする.

(1)  a b = (1) (2) (3) (2 a +3b ) (3 a -2 b )= (4) (5) (6) である.

(2)  AP =2s a +( 3-3 s) b で与えられる点 P ACF の内部に存在するような実数 s の値の範囲は

(7) (8)< s< (9) (10)

である.

(3) 正六角形 ABCDEF の外接円を S とする. S の周上の任意の点 Q に対して,ベクトル q= AQ

(11) (12) q q + (13) (14) a q +2 b q =0

をみたす.

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2月17日実施

易□ 並□ 難□

【2】  a b c を実数とする. x の関数 F (x )

F( x)= 13 x3+ ax2 +bx +c

と定め,

f( x)=F ( x)

とおく.関数 F (x ) x =α において極大に, x=β において極小になるとする.点 ( α,f (α )) ( β,f (β )) における曲線 y =f( x) の接線をそれぞれ lα lβ とする.

(1) 直線 l α l β の交点の座標は

( (15) (16) α+ (17) (18) β, (19) (20) (21) ( β-α) 2)

である.

(2) 曲線 y =f( x) と直線 lα lβ とで囲まれた図形の面積を S とすると,

S= (22) (23) (24) ( β-α) 3

である.必要なら次の公式を使ってよい. r を実数とすると

(x +r) 2d x= 13 (x+ r) 3+C C は定数)

(3) 実数 a b が不等式

0a 2 2 a-4 b2 a-2

をみたす範囲を動くとき, S の最大値は (25) (26) (27) 最小値は (28) (29) (30) である.

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【3】  n を自然数とする.赤玉が n 個,青玉が 2 個,白玉が 1 個入った袋がある.

(1) 袋から同時に 2 個の玉を取り出す. n= (31) (32) のとき,取り出された 2 個の玉に含まれる赤玉の個数の期待値は 74 である.

(2) 袋から玉を 1 個取り出し,色を調べてから元に戻すことを 10 回くり返す.

(a)  n=5 のとき,青玉が 9 回以上出る確率は (33) (34)4 10 である.

(b) 調べた色を順に記録してできる色の列のうちで

「赤が 8 個以下,または 3 番目が青か白」

であるものの総数は 310- (35) (46) である.

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【4】  a b c を正の実数とする.実数 x y

y=a bx+ c

をみたすとき

LOGa, b,c y=x

と表すことにする.

(1)  LOG2 ,4,5 8 の値を求めよ.

(2)  LOG2 ,4,2 5 =s とおく. log16 125 s を用いて表せ.ただし,対数を使わないで表せ.

(3) 等式

LOG2, 2,4 (2 t+11 )-LOG 2,2, 2 (t+ 1)- LOG2, 2,2 (t +3) =0

をみたす実数 t をすべて求めよ.

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【5】  a を実数とする. 2 次関数

f( x)= x2- ax+ 1

の区間 0 x1 における最大値を M (a ) 最小値を m (a ) と表す.

(1)  2 つの関数 b =M( a) b =m (a ) のグラフをかけ.

(2)  b を実数とする. 2 次方程式

x2- ax+ 1-b= 0

が区間 0 x1 において少なくとも 1 つの解を持つような点 ( a,b ) 全体の集合を,(1)を用いて斜線で図示せよ.

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【6】 次の命題を証明せよ.ただし,(2)の証明には(1)を使ってよい.

(1)  x は実数とする. x4 のとき, 3x 3+3 x+1 <x3 が成り立つ.

(2)  n は自然数とする. n10 のとき, n3 <2n が成り立つ.

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