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2014-13338-0401
2014 慶応義塾大学 経済学部
2月17日実施
易□ 並□ 難□
【1】 1 辺の長さが 1 である正六角形の頂点を時計の針の回り方と逆回りに A , B , C ,D , E ,F とし, AB→ =a→ , AF→ =b→ とする.
(1) a→ ⋅b→ = (1) (2) (3) , (2⁢ a→ +3⁢b →) ⋅(3 ⁢a→ -2⁢ b→ )= (4) (5) (6) である.
(2) AP→ =2⁢s ⁢a→ +( 3-3⁢ s)⁢ b→ で与えられる点 P が ▵ACF の内部に存在するような実数 s の値の範囲は
(7) (8)< s< (9) (10)
である.
(3) 正六角形 ABCDEF の外接円を S とする. S の周上の任意の点 Q に対して,ベクトル q→= AQ→ は
(11) (12)⁢ q →⋅ q→ + (13) (14) ⁢ a→ ⋅q→ +2⁢ b→ ⋅q→ =0
をみたす.
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【2】 a ,b , c を実数とする. x の関数 F ⁡(x ) を
F⁡( x)= 13 ⁢ x3+ a⁢x2 +b⁢x +c
と定め,
f⁡( x)=F ′⁡( x)
とおく.関数 F ⁡(x ) は x =α において極大に, x=β において極小になるとする.点 ( α,f⁡ (α )) ,( β,f⁡ (β )) における曲線 y =f⁡( x) の接線をそれぞれ lα ,lβ とする.
(1) 直線 l α と l β の交点の座標は
( (15) (16) ⁢ α+ (17) (18) ⁢ β, (19) (20) (21) ⁢ ( β-α) 2)
(2) 曲線 y =f⁡( x) と直線 lα ,lβ とで囲まれた図形の面積を S とすると,
S= (22) (23) (24) ⁢ ( β-α) 3
である.必要なら次の公式を使ってよい. r を実数とすると
∫ (x +r) 2⁢d x= 13⁢ (x+ r) 3+C ( C は定数)
(3) 実数 a , b が不等式
0≦a ≦2 ,2⁢ a-4≦ b≦2⁢ a-2
をみたす範囲を動くとき, S の最大値は (25) (26) (27) , 最小値は (28) (29) (30) である.
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【3】 n を自然数とする.赤玉が n 個,青玉が 2 個,白玉が 1 個入った袋がある.
(1) 袋から同時に 2 個の玉を取り出す. n= (31) (32) のとき,取り出された 2 個の玉に含まれる赤玉の個数の期待値は 74 である.
(2) 袋から玉を 1 個取り出し,色を調べてから元に戻すことを 10 回くり返す.
(a) n=5 のとき,青玉が 9 回以上出る確率は (33) (34)4 10 である.
(b) 調べた色を順に記録してできる色の列のうちで
「赤が 8 個以下,または 3 番目が青か白」
であるものの総数は 310- (35) (46) である.
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【4】 a ,b , c を正の実数とする.実数 x , y が
y=a b⁢x+ c
をみたすとき
LOGa, b,c ⁡y=x
と表すことにする.
(1) LOG2 ,4,5 ⁡8 の値を求めよ.
(2) LOG2 ,4,2 ⁡5 =s とおく. log16 ⁡125 を s を用いて表せ.ただし,対数を使わないで表せ.
(3) 等式
LOG2, 2,4 ⁡(2 ⁢t+11 )-LOG 2,2, 2⁡ (t+ 1)- LOG2, 2,2 ⁡(t +3) =0
をみたす実数 t をすべて求めよ.
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【5】 a を実数とする. 2 次関数
f⁡( x)= x2- a⁢x+ 1
の区間 0 ≦x≦1 における最大値を M ⁡(a ), 最小値を m ⁡(a ) と表す.
(1) 2 つの関数 b =M⁡( a) と b =m⁡ (a ) のグラフをかけ.
(2) b を実数とする. 2 次方程式
x2- a⁢x+ 1-b= 0
が区間 0 ≦x≦1 において少なくとも 1 つの解を持つような点 ( a,b ) 全体の集合を,(1)を用いて斜線で図示せよ.
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【6】 次の命題を証明せよ.ただし,(2)の証明には(1)を使ってよい.
(1) x は実数とする. x≧4 のとき, 3⁢x 3+3 ⁢x+1 <x3 が成り立つ.
(2) n は自然数とする. n≧10 のとき, n3 <2n が成り立つ.