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2014 上智大学 経済(経営)学部

2月6日実施

易□ 並□ 難□

【1】

 関数 f (x )

f( x)= asin 2x- sinx+ cosx

とする.ただし, a を負の実数とする.

(1)  t=- sinx+ cosx とおくと, f( x) t を用いて

at2 + t+ a

と表される.

(2)  f( x) は, <a <0 のとき,

最大値 a+

最小値 a+

をとり, a のとき,

最大値 a+

最小値 a+ 1 a

をとる.

2014 上智大学 経済(経営)学部

2月6日実施

易□ 並□ 難□

【2】 一辺の長さが 1 の正方形のタイルと,辺の長さが 1 2 の長方形のタイルの 2 種類のタイルを並べて,縦の長さ 2 横の長さ n の長方形を形作ることを考え,タイルの並べ方の総数を a n とする. n=1 のとき,2014年上智大2月6日実施【2】の図のように a1= 2 であり, n=2 のとき,

2014年上智大2月6日実施【2】の図

のように a2= 7 である.また,

2014年上智大2月6日実施【2】の図

のような図形を上の 2 種類のタイルで形作るときのタイルの並べ方の総数を b n とし,

2014年上智大2月6日実施【2】の図

のような図形を上の 2 種類のタイルで形作るときのタイルの並べ方の総数を c n とする.このとき, b1 =c1 =1 b 2=c 2=3 である.以下の問いに答えよ.

(1)  a3 = b3 = c3 = である.

(2)  bn = cn であることを注意すると,

an+ 1= an+ an- 1+ bn n 2

bn+ 1= an + b n n1

である.よって, n2 のとき,漸化式

an +2= an+ 1+ an+ an-1

bn+ 2= b n+1 + bn+ b n-1

を得る.

(3)  a4 = である.

2014 上智大学 経済(経営)学部

2月6日実施

易□ 並□ 難□

【3】  2 つのさいころ A B について, 1 から 6 までのそれぞれの目の出る確率は 16 であるとする. 2 つのさいころを投げ, A の目を m B の目を n とする.さらに,座標平面上の 2 つの放物線 C 1 C 2 を,次の条件を満たすものとする.

C1 :原点 O を頂点とし,下に凸で,点 P ( m,n ) を通る

C2 :点 (0 , 132 ) を頂点とし,上に凸で,点 P ( m,n ) を通る

(1) 放物線 C 1 C 2 の方程式をそれぞれ y =f (x ) y=g (x ) とするとき,

f( x)= n m2 x2 g( x)= 1 m2 ( n+ ) x2 +13 2

である.

(2)  x0 の範囲で,放物線 C1 C 2 および y 軸で囲まれた領域の面積 S m n の式で表すと, m+ n である.したがって, S の期待値は である.また, 10S 20 を満たす ( m,n ) の組み合わせは,全部で 通りある.

(3)  C1 C 2 の点 P ( m,n ) における接線を,それぞれ l1 l 2 とおく. l1 l 2 は, (m ,n) =( , ) のときに垂直に交わる.このとき, l1 x 軸との交点の x 座標は x = また, l2 x 軸との交点の x 座標は x = である.

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