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2014 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

15点

易□ 並□ 難□

【1】  A B は共に実数を成分とする 2 次の正方行列で,条件

AB= (4 -1 -63 ) A -1 B=( - 16 13 - 23 13 )

を満たすものとする.

(1)  B- 1A =( - - ) である.

(2)  A2 =( - ) である.

(3) 条件を満たす A は以下の 4 つである.

A=± ( - ) ±( - )

2014 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

15点

易□ 並□ 難□

【2】 平面上に同一直線上にない 3 A B C が与えられているとし, ABC の内部の点 P

4AP +7 BP +2 CP =0

を満たしているとする.線分 AP を延長した直線と線分 BC との交点を Q 線分 BP を延長した直線と線分 AC との交点を R とおく.

(1)

AP = イウ AB + オカ AC

である.

(2) 点 P は線分 AQ : に内分する点であり,点 Q は線分 BC : に内分する点である.

(3)  APB の面積を S 四角形 CQPR の面積を T とおくと,

S:T= : シス

である.

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2月10日実施

15点

易□ 並□ 難□

【3】  a を正の実数として,

f( x)= a x+1 x2+ 2

とおく. f( x) x =4 3 で極値をとるとする.

(1)  a の値は アイ である.

(2)  f( x) の最小値は - であり,そのときの x の値は - である.

(3)  k を実数として,座標平面上で曲線 y =f (x ) と直線 y =k を考える.その共有点がただ 1 つになるのは, k=- のときである.

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2月10日実施

15点

易□ 並□ 難□

【4】 数列 { an } { bn }

an= n-1 4n +1 4 e-4 x cos( 2π x) dx b n= n- 14 n+1 4 e-4 xsin (2 πx )d x n=1 2 3

と定める.ただし, e は自然対数の底を表す.

(1)  an を定める定積分に対して部分積分を行うことにより,

an= -π b n

がわかる.

 一方, bn を定める定積分に対して部分積分を行うことにより,

bn = π a n- e + e n+

がわかる.

 これらの関係式より, an

an= π ( e + ) ( π + ) e n+

となることがわかる.

(2) 無限級数 n =1 an の和は π (π + ) (e -e ) となる.

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2月10日実施

40点

易□ 並□ 難□

【5】 座標平面上の曲線 y =x2 上に 2 A ( -1,1 ) B (3 ,9) をとり, t を実数として,点 P ( t,t2 ) をとる. f( t)= PA PB とおく.ただし, PA PB 2 つのベクトル PA PB の内積を表している.さらに, t- 1 3 のとき, 2 つのベクトル PA PB のなす角を θ とおく.ただし, 0θ 180 ° とする.

(1)  t=0 のときの cos θ の値を求めよ.

(2)  f( t) t 4 次式となる.それを降べきの順に整理して書け.

(3)  f( t)

f( t)= (t+ m) (t+ n) (t2 +at +b) (ただし, m n a b 整数

の形に書ける. f( t) をこの形に書き表せ.

(4)  -1< t<3 の範囲内で, θ=90 ° となるときの t の値を求めよ.

(5) 左側からの極限 limt 3-0 cosθ の値を求めよ.

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