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2014-13442-0801
2014 東京理科大学 基礎工学部B方式
2月10日実施
15点
易□ 並□ 難□
【1】 A ,B は共に実数を成分とする 2 次の正方行列で,条件
A⁢B= (4 -1 -63 ) ,A -1 ⁢B=( - 16 13 - 23 13 )
を満たすものとする.
(1) B- 1⁢A =( ア - イ ウ - エ ) である.
(2) A2 =( オ - カ キ ク ) である.
(3) 条件を満たす A は以下の 4 つである.
A=± ( ケ - コ サ シ ス ), ±( セ ソ タ - チ )
2014-13442-0802
【2】 平面上に同一直線上にない 3 点 A ,B , C が与えられているとし, ▵ABC の内部の点 P が
4⁢AP →+7 ⁢BP→ +2⁢ CP→ =0→
を満たしているとする.線分 AP を延長した直線と線分 BC との交点を Q , 線分 BP を延長した直線と線分 AC との交点を R とおく.
(1)
AP→ = ア イウ ⁢ AB →+ エ オカ ⁢ AC→
である.
(2) 点 P は線分 AQ を キ : ク に内分する点であり,点 Q は線分 BC を ケ : コ に内分する点である.
(3) ▵APB の面積を S , 四角形 CQPR の面積を T とおくと,
S:T= サ : シス
2014-13442-0803
【3】 a を正の実数として,
f⁡( x)= a ⁢x+1 x2+ 2
とおく. f⁡( x) は x =4 3 で極値をとるとする.
(1) a の値は アイ である.
(2) f⁡( x) の最小値は - ウ であり,そのときの x の値は - エ オ である.
(3) k を実数として,座標平面上で曲線 y =f⁡ (x ) と直線 y =k を考える.その共有点がただ 1 つになるのは, k=- カ , キ , ク ケ のときである.
2014-13442-0804
【4】 数列 { an }, { bn } を
an= ∫ n-1 4n +1 4 e-4 ⁢x⁢ cos⁡( 2⁢π⁢ x)⁢ dx ,b n= ∫n- 14 n+1 4 e-4⁢ x⁢sin ⁡(2 ⁢π⁢x )⁢d x ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
と定める.ただし, e は自然対数の底を表す.
(1) an を定める定積分に対して部分積分を行うことにより,
an= -π ア ⁢ b n
がわかる.
一方, bn を定める定積分に対して部分積分を行うことにより,
bn = π イ ⁢ a n- e ウ + エ オ ⁢ e カ ⁢ n+ キ
これらの関係式より, an は
an= π ⁢( eク + ケ ) コ ⁢( πサ + シ ) ⁢e ス ⁢ n+ セ
となることがわかる.
(2) 無限級数 ∑n =1∞ an の和は π ソ ⁢ (π タ + チ )⁢ (e ツ -e ) となる.
2014-13442-0805
40点
【5】 座標平面上の曲線 y =x2 上に 2 点 A ( -1,1 ), B (3 ,9) をとり, t を実数として,点 P ( t,t2 ) をとる. f⁡( t)= PA→ ⋅PB→ とおく.ただし, PA→ ⋅PB → は 2 つのベクトル PA → と PB → の内積を表している.さらに, t≠- 1 ,3 のとき, 2 つのベクトル PA → と PB → のなす角を θ とおく.ただし, 0≦θ ≦180⁢ ° とする.
(1) t=0 のときの cos ⁡θ の値を求めよ.
(2) f⁡( t) は t の 4 次式となる.それを降べきの順に整理して書け.
(3) f⁡( t) は
f⁡( t)= (t+ m)⁢ (t+ n)⁢ (t2 +a⁢t +b) (ただし, m ,n , a ,b は整数)
の形に書ける. f⁡( t) をこの形に書き表せ.
(4) -1< t<3 の範囲内で, θ=90 ⁢° となるときの t の値を求めよ.
(5) 左側からの極限 limt→ 3-0 cos⁡θ の値を求めよ.