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2014 東京理科大学 理学部B方式

情報数理,応用物理,応用化学科

2月13日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形に表すものとする.

(1)  1 から 9 までの数字を 1 つずつ書いた 9 個の玉があり,これらの 9 個の玉が袋に入っているとき,次の問いに答えよ.

(a) 袋から玉を 2 個同時に取り出すとき,取り出された玉に書かれている数の最大値が 7 である確率は である.

(b) 袋から玉を 3 個同時に取り出すとき,取り出された玉に書かれている数の最大値が 7 以下である確率は である.

(c) 袋から玉を 3 個同時に取り出すとき,取り出された玉に書かれている数の最大値が 5 以上 7 以下である確率は である.

(d)  0k 9 であるような自然数 k に対して,袋から玉を k 個同時に取り出すとき,取り出された玉に書かれている数の最大値が 7 である確率を p k とする. pk が最大となるのは k = のときである.

2014 東京理科大学 理学部B方式

情報数理,応用物理,応用化学科

2月13日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形に表すものとする.

(2) 数列 { an } a 1=3

an+ 1=a n+ 43 S n n=1 2 3

を満たすとする.ただし S n { an } の初項から第 n 項までの和を表す.

(a) 数列 { dn } { en } をそれぞれ dn= an+1 -3 an e n=a n+1 -1 3 an と定義したとき,

dn+ 1= dn e n+1= en

を満たす.よって

an= ( n+ 1 n -1 )

である.

(b)

Sn = ( n- 1 n )

である.

(c)  m を自然数としたとき, a1 a2 am をある順番に並べてできる数列を b1 b 2 bm とする.

k=1 m ( ak +bk ) 2

の値を最大とするような並び方にしたとき,その最大値は

( m- 1 m )

である.

2014 東京理科大学 理学部B方式

情報数理,応用物理,応用化学科

2月13日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形に表すものとする.

(3)  r>0 とし, xy 平面上で中心 ( r,0 ) 半径 r の円を考える. 0x t 0<t 2r の範囲にある円の内部を x 軸の周りに 1 回転してできる立体の体積を Vr (t ) とおく.

(a) 体積 Vr (t )

Vr (t) =πt 2( r- t )

である.

(b)  a>0 とし,半径 a の球 B 1 と半径 a3 の球があって, B2 の中心は B 1 の表面上にあるとする.このとき, B1 B 2 の内部の共通部分からなる立体の体積 V

V =Va ( a ) +Va3 ( a) = π a3

である.

2014 東京理科大学 理学部B方式

情報数理,応用物理,応用化学科

2月13日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】  a を正の実数とする.実数 x に対し,

f( x)= 1 a+x x -a ),g (x )= 1a-x xa

と定める.

(1)  f( x)= g( x) を満たす実数 x の値を求めよ.

(2)  f( x) g( x) を満たす実数 x の値の範囲( x a -a )を求めよ.

(3) すべての正の実数 x に対して

f( x+1) <log( x+4) -log( x+3) <f( x)

が成立するような自然数 a の値を求めよ.ただし,対数は自然対数とする.

(4)

1 100< 1-e- 1n

を満たす最大の自然数 n を求めよ.ここで e は自然対数の底を表す.

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情報数理,応用物理,応用化学科

2月13日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【3】  xy 平面上に点 A ( 1,0 ) と点 B ( 0,1 ) をとる.また,傾きが -1 で点 A を通る直線を l1 傾きが -1 で点 ( 2,0 ) を通る直線を l 2 で表す. l1 上にない点 P ( a,b ) に対し,直線 AP l 2 との交点を C 直線 BP l 2 との交点を D とするとき,次の問いに答えよ.

(1)  C D の座標を a b を用いて表せ.

(2)  a+b= t とおくとき,線分 CD の長さを t を用いて表せ.ただし, C D が一致するときは線分 CD の長さは 0 とする.

(3) 点 P ( a,b ) が点 ( 2,2 ) を中心とする半径 12 の円周上を動くとき,線分 CD の長さのとり得る値の範囲を求めよ.

(4) 点 P ( a,b ) が双曲線 x y=1 上を動くとき,線分 CD の長さのとり得る値の範囲を求めよ.

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