2014 立命館大 理系学部個別配点方式2月7日実施MathJax

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2014 立命館大学 理系学部個別配点方式

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【1】  k 3 以上の自然数, C0 を半径 1 の円とする. C0 に内接する正 k 角形を P1 P 1 に内接する円を C 1 とする.すなわち, P1 k 個の頂点すべてが円 C 0 の周上にある正 k 角形であり, C1 P 1 k 個の辺すべてに接する円である.以下同様に, n=2 3 4 について順に, Cn- 1 に内接する正 k 角形を Pn Pn に内接する円を C n とする.また,すべての自然数 n について, Pn 1 辺の長さを an P n の面積を S n とする.

(1)  k=3 のとき, a1 = S1 = である. k=6 のとき, a1 = S1 = である.

(2) 各自然数 n に対して, an :an +1= 1: である.また, n=1 S n=k が成り立つとき, k= である.

(3)  n= 1 (S 2n -1- S2 n) = S1 であり, limk S1 = である.

2014 立命館大学 理系学部個別配点方式

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【2】  a 1 でない正の数とする.関数 f (x ) g (x ) を次で定める.

f( x)= ax+ a-x g( x)= ax- a-x

(1)  f( x) x = のとき最小値 をとる.また, a<1 のとき, limx g( x) f( x) = limx - g (x )f (x ) = である.

(2)

{f (x) }2 -{ g( x)} 2= f (x+ y) = f (x )f (y )+ g (x) g( y) g (x- y) = f(x )g (y )+ g (x )f (y )

が成り立つ.(注: には, x y を用いない数値を入れること.)

(3)  f (x )=f (x ) が成り立つのは, a= のときである.このとき,実数 t に対して 0t 4+ {f (x )} 2 dx= である.

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2月7日実施

易□ 並□ 難□

【3】 座標空間において, 3 定点 A ( 1,0, 0) B ( 0,2 ,0) C ( 0,0, 3) をとり,これら 3 点から等距離にある点 P ( x,y, z) をとる.このとき, y z x を用いてそれぞれ

y= z=

と表される.点 P 3 A B C の定める平面上にあるのは

x= y= z=

のときである.

 点 P PA =PB=PC を満たしながら動くものとする.このとき, P を中心とし PA を半径とする球が x y 平面と交わってできる円の面積を S とする. S x を用いて S = と表され, x= のとき最小値 をとる.

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易□ 並□ 難□

【4】  a を実数とする.曲線

Cy =x3 +(3 -a) x2 -3x +a-2

a の値にかかわらず, 2

P ( , ) Q ( , )

を通る.

 直線 PQ と曲線 C P Q 以外の共有点をもたないのは, a= または a = のときであり,どちらの場合も直線 PQ と曲線 C で囲まれた部分の面積は である.

 点 P における曲線 C の接線と点 Q における曲線 C の接線は a のとき点 R ( , ) で交わる. a a が変化するとき,点 R の軌跡は曲線

y=

である.

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