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2014-14891-0901
2014 立命館大学 理系学部個別配点方式
2月7日実施
易□ 並□ 難□
【1】 k を 3 以上の自然数, C0 を半径 1 の円とする. C0 に内接する正 k 角形を P1 ,P 1 に内接する円を C 1 とする.すなわち, P1 は k 個の頂点すべてが円 C 0 の周上にある正 k 角形であり, C1 は P 1 の k 個の辺すべてに接する円である.以下同様に, n=2 , 3 ,4 , ⋯ について順に, Cn- 1 に内接する正 k 角形を Pn ,Pn に内接する円を C n とする.また,すべての自然数 n について, Pn の 1 辺の長さを an ,P n の面積を S n とする.
(1) k=3 のとき, a1 = ア , S1 = イ である. k=6 のとき, a1 = ウ , S1 = エ である.
(2) 各自然数 n に対して, an :an +1= 1: オ である.また, ∑ n=1 ∞S n=k が成り立つとき, k= カ である.
(3) ∑n= 1∞ (S 2⁢n -1- S2⁢ n) = キ ⁢ S1 であり, limk →∞ キ ⁢ S1 = ク である.
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【2】 a を 1 でない正の数とする.関数 f ⁡(x ), g⁡ (x ) を次で定める.
f⁡( x)= ax+ a-x , g⁡( x)= ax- a-x
(1) f⁡( x) は x = ケ のとき最小値 コ をとる.また, a<1 のとき, limx →∞ g⁡( x) f⁡( x) = サ , limx →-∞ g ⁡(x )f ⁡(x ) = シ である.
(2)
{f⁡ (x) }2 -{ g⁡( x)} 2= ス f⁡ (x+ y) = セ f ⁡(x )⁢f ⁡(y )+ ソ ⁢ g⁡ (x) ⁢g⁡( y) g⁡ (x- y) = タ ⁢ f⁡(x )⁢g ⁡(y )+ チ ⁢g ⁡(x )⁢f ⁡(y )
が成り立つ.(注: ス 〜 チ には, x , y を用いない数値を入れること.)
(3) f″⁡ (x )=f ⁡(x ) が成り立つのは, a= ツ のときである.このとき,実数 t に対して ∫ 0t 4+ {f′ ⁡(x )} 2⁢ dx= テ である.
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【3】 座標空間において, 3 定点 A ( 1,0, 0) ,B ( 0,2 ,0) ,C ( 0,0, 3) をとり,これら 3 点から等距離にある点 P ( x,y, z) をとる.このとき, y ,z は x を用いてそれぞれ
y= ト , z= ナ
と表される.点 P が 3 点 A ,B , C の定める平面上にあるのは
x= ニ , y= ヌ , z= ネ
のときである.
点 P は PA =PB=PC を満たしながら動くものとする.このとき, P を中心とし PA を半径とする球が x y 平面と交わってできる円の面積を S とする. S は x を用いて S = ノ と表され, x= ハ のとき最小値 ヒ をとる.
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【4】 a を実数とする.曲線
C:y =x3 +(3 -a) ⁢x2 -3⁢x +a-2
は a の値にかかわらず, 2 点
P ( フ , ヘ ) ,Q ( ホ , マ )
を通る.
直線 PQ と曲線 C が P ,Q 以外の共有点をもたないのは, a= ミ または a = ム のときであり,どちらの場合も直線 PQ と曲線 C で囲まれた部分の面積は メ である.
点 P における曲線 C の接線と点 Q における曲線 C の接線は a ≠ モ のとき点 R ( ヤ , ユ ) で交わる. a≠ モ で a が変化するとき,点 R の軌跡は曲線
y= ヨ
である.