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2014-14991-1601
2014 関西大学 後期
システム理工・環境都市工・
化学生命工学部
3月4日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の をうめよ.
O を座標平面の原点, θ を 0 <θ< π 2 を満たす定数とし,点 A1 , B1 , A2 , B2 , A3 , B3 , ⋯ を次の(1)〜(3)を満たすように選んでおく.
(1) A1 , A2 , A3 , ⋯ は y 座標が正となる y 軸上の点で, A 1 の y 座標は 1 である.
(2) B 1 , B2 , B3 , ⋯ は x 座標が正となる x 軸上の点である.
(3) n=1 , 2 ,3 , ⋯ に対して, ∠O An Bn =∠O Bn An +1= θ である.
このとき, A4 の y 座標は ① ,B 4 の x 座標は ② で, An の y 座標は ③ , B n の x 座標は ④ となる.線分 An Bn の長さを l n とおくと, ln = ⑤ cos⁡ θ で, θ のとりうる値の範囲が ⑥ のとき,級数 ∑n =1∞ ln は収束し,その和は ⑦ cos⁡2 ⁢θ となる.
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【2】 |x |<1 に対して, f⁡( x)= log⁡ ( 1+x 1-x ) とおく.次の をうめよ.
f⁡( x) の導関数および第 2 次導関数はそれぞれ
f′⁡ (x )= ① 1- x2 , f″⁡ (x) = ② (1 -x2 )2
である.
f⁡( x) の不定積分は
∫ f⁡( x)⁢ dx=x ⁢log⁡ ( 1+x 1-x )+ log⁡( ③ )+ C
である.ただし, C は積分定数である.
n を自然数とすると,方程式 f ⁡(x )=( n+2) ⁢x は正の解 x n を 1 つもつ.第 1 象限において直線 y =(n +2) ⁢x と曲線 y =f⁡( x) で囲まれる図形の面積を S n とおくと, Sn は n と x n を用いて
Sn =( ④ ) ⁢xn -( ⑤ ) ⁢xn 2-2⁢ log⁡( 1+xn )
と表される.さらに, limn →∞ ⁡xn = ⑥ であるから,
limn →∞ Snn = ⑦
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【3】 正四面体 OABC の辺 OB の中点を D , 辺 OC の中点を E とする.また, 0<p <1 とし,辺 CA を p :(1 -p) に内分する点を F , 辺 AB を p :(1 -p) に内分する点を G とする.さらに,線分 BF と線分 CG の交点を H とし,線分 OH と平面 ADE の交点を Q とする.次の をうめよ.
GH:HC= x:( 1-x ) とすると, AH→ は AB→ , AC→ と p , x を用いて
AH→ = ① ⁢ AB →+ AC→
と表される.また, FH:HB= y:( 1-y ) とすると, AH→ は AB→ , AC→ と p , y を用いて
AH→ =y⁢ AB→+ ② ⁢ AC→
とも表される.よって, AH→ は AB→ ,AC → と p を用いて
AH→ = ③ p2 -p+1 ⁢ AB→+ ④ p2-p +1⁢ AC →
と表される.
AQ→ は AO→ , AH→ と p を用いて
OQ→ = ⑤ ⁢ AO →+ ⑥ ⁢ AH→
と表される. 0<p <1 の範囲で p が動くとき, ⑥ の値の範囲は
⑦ < ⑥ ≦ ⑧
である.特に, ⑥ の値は p = ⑨ のとき,最大値 ⑧ をとる.
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【4】 次の をうめよ.
(1) 方程式 23⁢x -3⋅ 22⁢ x+1 =5⋅2 x-30 の解は x = ① である.
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(2) (x +i⁢y )2 =i を満たす実数の組 ( x,y ) をすべて求めると, (x ,y) = ② である.ただし, i は虚数単位である.
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(3) a を定数, b を 0 でない定数とする.等式
( ab 0 a+b )⁢ ( lm n (l+ m) 2 )=( l mn ( l+m) 2 )⁢( a b0 a+b )
を満たす l , m ,n の組 ( l,m, n) のうち, l ,m , n のすべてが 0 以上の整数となるものの個数は ③ である.
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(4) 方程式 | x2- 9|= 3⁢x+ k が異なる 4 つの実数解をもつとき,定数 k のとりうる値の範囲は
④ <k< ⑤
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(5) d dx ∫0x 2sin 2⁡t⁢ dt= ⑥ である.