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2014-15113-0201
2014 関西学院大学 理工学部全学日程
2月1日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の に適する式または数値を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.途中の計算を書く必要はない.
(1) x の 2 次方程式 x2- (2⁢ a+2) ⁢x+2 ⁢a2 +a- 1=0 が異なる 2 つの実数解を持つような実数の定数 a の値の範囲は ア である.これらの実数解を α , β とすると, ( α-β )2 = イ ( イ は a の多項式)と表される.したがって, a が ア の範囲を動くとき, (α -β) 2 の最大値は ウ である.
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(2) 実数 x , y が等式
log10 ⁡y=2 ⁢log10 ⁡( 3-x) -log10 ⁡( 2-x )⋯ (*)
を満たすとする.右辺の 2 つの対数がともに定義されるための条件は x < エ である.(*)を y について解くと, y= オ + 1 カ ( オ , カ は x の 1 次式)となる. y の値が最小になるときの x の値は キ である.
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(3) 関数 f ⁡(x )=tan ⁡2⁢x の導関数は f ′⁡( x)= ク である.また,曲線 y =f⁡( x) 上の点 ( π 8 ,f⁡ ( π8 )) における接線の方程式は y = ケ ⁢ x+ コ ( ケ , コ は定数)である.
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【2】 座標空間内に 3 点 O (0 ,0,0 ), A (0 ,2,0 ), B (0 ,-2, 0) があり,点 P (x ,y,z ) が
AP→ ⋅BP →+2 ⁢OA→ ⋅OB →=0
を満たしながら動いている.このとき,次の問いに答えよ.
(1) x , y , z が満たす方程式を求めよ.また, y のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) |AP → | を y のみの式で表せ.
(3) 2 つのベクトルの大きさの積 | AP→ |⁢ |BP → | の最大値と最小値を求めよ.また,最小値をとるときの点 P の座標を求めよ.
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【3】 O を原点とする座標平面上に点 A ( -2,0 ), B (0 ,2) ,C (0 ,3) をとり, θ を 0 <θ< π を満たす実数とする. AP=1 , ∠OAP =θ を満たす第 2 象限内の点を P とし, BQ=1 , ∠QBC =θ を満たす第 1 象限内の点を Q とするとき,次の問いに答えよ.
(1) 点 P ,Q の座標を cos ⁡θ ,sin⁡ θ を用いて表せ.
(2) 2 点 P ,Q 間の距離の最大値・最小値およびそのときの θ の値を求めよ.
(3) ▵OPQ の面積 S を cos ⁡θ を用いて表せ.また, S の最大値およびそのときの θ の値を求めよ.
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【4】 1 以上の整数 n に対して,
an = (2⁢ n+1) !( n!) 2 ,J n= ∫01 ( 1-x2 )n ⁢dx , Kn= an⁢ Jn
とおく.このとき,次の問いに答えよ.
(1) a n+1 an を n の式で表せ.
(2) K1 , K2 を求めよ.また, ∫ 01 x2⁢ (1 -x2 )n ⁢dx を J n+1 と J n を用いて表せ.
(3) Jn+ 1= ∫01 (x )′ (1 -x2 ) n+1 ⁢dx に部分積分法を適用して, Jn+ 1 を J n を用いて表せ.また, K n+1 Kn を求めよ.
(4) Kn と J n を n の式で表せ.
(5) Ln = ∑k= 0n (- 1) k2⁢ k+1 ⁢ Ck n =C0 n -1 3⁢ C1 n +1 5⁢ C2 n -1 7⁢ C3 n +⋯+ (-1 )n 2⁢n +1 ⁢ Cn n とおく.このとき, Ln が J n に等しいことを示せ.