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2015-10001-0201
2015 北海道大学 後期
理学部,工学部
易□ 並□ 難□
【1】 x>0 で定義された関数 f ⁡(x )= ∫ 1e tx- 1⁢log ⁡t⁢d t を考える.ただし, log⁡t は t の自然対数とし, e は自然対数の底とする.
(1) f⁡( x) を求めよ.
(2) x>0 において,関数 g ⁡(x )=x 2⁢f ⁡(x )- x2 の極小値,およびそのときの x の値を求めよ.
2015-10001-0202
【2】 p を 3 以上の奇数, θ を cos ⁡θ= 1 p ( 0<θ <π 2 ) をみたす実数とし,数列 { an } を an= pn⁢ cos⁡( n⁢θ ) ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) で定める.
(1) a2 を p で表せ.
(2) an+ 2 を an+1 ,a n ,p で表せ.
(3) すべての n について a n は p で割り切れない整数であることを示せ.
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【3】 方程式 x 22 +y2 =1 で定まる楕円 E とその焦点 F ( 1,0 ) がある. E 上に点 P をとり,直線 PF と E との交点のうち P と異なる点を Q とする. F を通り直線 PF と垂直な直線と E との 2 つの交点を R ,S とする.
(1) r を正の実数, θ を実数とする.点 ( r⁢cos⁡ θ+1, r⁢sin⁡ θ) が E 上にあるとき, r を θ で表せ.
(2) P が E 上を動くとき, PF+QF +RF+SF の最小値を求めよ.
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【4】 p を正の実数とする. a ,b を実数として x =a ,y =( b-3) 2 とおく.点 ( a,b ) が連立不等式 0 ≦a≦p , a≦b ≦a+2 の表す領域内を動くとき,座標平面上の点 ( x,y ) が動いてできる図形の面積を S とおく.
(1) p=1 のとき S の値を求めよ.
(2) p=5 のとき S の値を求めよ.