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2015 東北大学 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【1】  a b c を実数とし,座標空間内の点を

O (0 ,0,0 ) A (2 ,1,1 ) B (1 ,2,3 ) C (a ,b,c ) M (1 , 12 , 1)

と定める.空間内の点 P

4 |OP | 2+ |AP | 2+2 | BP |2 +3 |CP | 2=30

を満たすもの全体が M を中心とする球面をなすとき,この球面の半径と a b c の値を求めよ.

2015 東北大学 後期

経済学部・理学部共通

理学部は【1】

易□ 並□ 難□

【2】  a を実数とする. xy 平面において,関数 y =x2 y =-x2 ++2 ax -a のグラフをそれぞれ C1 C 2 とする.

(1)  C1 C 2 が共有点をもたないような a の範囲を求めよ.

(2)  a が(1)で求めた範囲にあるとき, C1 C 2 の両方に接する直線が 2 本存在することを示せ.

(3)  a が(1)で求めた範囲を動くとき, C1 C 2 の両方に接する 2 本の直線の交点が描く図形を図示せよ.

2015 東北大学 後期

経済・理学部共通

易□ 並□ 難□

【3】 サイコロを 4 回投げて出た目の数を順に a b c d とする.

(1)  ab+ cd= 6 が成り立つ確率を求めよ.

(2)  ab- cd= 1 が成り立つ確率を求めよ.

2015 東北大学 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【4】  xy 平面において,次の連立不等式が表す領域を D とする.

y |x2 -1 | x | y-6 |- 5

(1) 領域 D を図示せよ.

(2) 領域 D の面積を求めよ.

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理学部

易□ 並□ 難□

【2】  a b を実数とする. xy 平面において,連立不等式

3x -4y +40 4x +3y -280 x0 y0

の表す領域を D とし,不等式 (x -a) 2+ (y -b) 21 の表す領域を E とする.

(1)  E のすべての点が D の点となるような点 ( a,b ) 全体のなす図形の面積を求めよ.

(2)  E のいずれかの点が D の点となるような点 ( a,b ) 全体のなす図形の面積を求めよ.

2015 東北大学 後期

理学部

易□ 並□ 難□

【4】  -1<x <1 の範囲で定義された関数 f (x ) で,次の 2 つの条件を満たすものを考える.

f( x)+ f( y)= f( x +y1 +xy ) -1<x <1 -1 <y<1

f( x) x =0 で微分可能で,そこでの微分係数は 1 である

(1)  -1< x<1 に対し f (x )=- f( -x) が成り立つことを示せ.

(2)  f( x) - 1<x< 1 の範囲で微分可能であることを示し,導関数 f ( x) を求めよ.

(3)  f( x) を求めよ.

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理学部

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【5】  α β γ を複素数として, f( t)= αt2 +βt +γ とおく.実部と虚部がどちらも整数である複素数全体の集合を R とする.また, i を虚数単位とする.

(1) 次の 2 条件(a),(b)は同値であることを示せ.

(a) すべての整数 n に対し, f( n) R の要素である.

(b)  2α β-α γ はすべて R の要素である.

(2)  x R の要素ならば, x (x +1) 1-i R の要素であることを示せ.

(3) 次の 2 条件(c),(d)は同値であることを示せ.

(c) すべての R の要素 x に対し, f( x) R の要素である.

(d)  (1 -i) α β -α γ はすべて R の要素である.

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理学部

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【6】  n を自然数とし,

In = 01 d x1+ xn Jn = 01 log( 1+x n+1 )d x

とおく.ただし,対数は自然対数とする.

(1) 実数 t 0 に対し,次の不等式が成り立つことを示せ.

log ( 1+t +12 ) t 2( 1+t +1)

(2) 次の不等式が成り立つことを示せ.

0J n-log 2 14 (n+ 1)

(3) 導関数 ddx log (1+ xn+ 1) を求めよ.

(4) 極限値 limn n (1- In ) を求めよ.

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