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2015-10401-0201
2015 山梨大学 後期
医(医学科)学部
易□ 並□ 難□
【1】 次の問題文の空欄 ア から キ にあてはまるものを解答欄に記入せよ.
(1) 自然数 n に対して,方程式 x2+n ⁢x-n =0 の実数解は αn= ア ,β n= イ ( αn <βn ) である.数直線上の 2 点 An ( αn ), B n( βn ) に対し,線分 An Bn を n :2 に内分する点を Cn ( γn ) とするとき,数列 { γn } の極限値は limn→ ∞γ n= ウ である.
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(2) m を実数とする.方程式 x2-2 ⁢m⁢x -4⁢m +1=0 が実数解をもつような m の値の範囲は エ である.また,この方程式が整数解をもつような整数 m の値をすべて求めると m = オ である.
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(3) 方程式 x2+ 4⁢y 2=1 を満たす実数の組 ( x,y ) について, x2 +4⁢x ⁢y+8 ⁢y2 の最大値は カ となる.
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(4) 0<x < 12 を定義域とする関数 f ⁡(x )=x ⁢log⁡x +(1 -2⁢x )⁢log ⁡(1 -2⁢x ) が最小値をとるのは, x= キ のときである.
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【2】 次の問題文の空欄 ク から サ にあてはまるものを解答欄に記入せよ.
(1) 空間において, OA→ =( 3,2, 1) ,OB →= (1, 4,1 ), OC→ =( 1,-1 ,5) とする. OA ,OB を 2 辺とする平行四辺形の面積は ク である. 3 点 O ,A , B を通る平面を α とする.点 C から平面 α に垂線を下ろし,平面 α との交点を H としたとき, OH→ の成分表示は OH→ = ケ となる.
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(2) 座標平面上の 3 点 A ( 0,3 ), B (0 ,2) ,C ( -1,1 ) と x 軸上の点 P ( x,0 ) を考える. ∠APB (ただし, 0≦∠ APB≦π )が最大になるときの x の値をすべて求めると, x= コ である.また, ∠APC (ただし, 0≦∠ APC≦π )が最大になるのは x = サ のときである.
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【3】 n を 3 以上の整数とする.半径 1 の円に内接する正 n 角形を考える.正 n 角形の n 個の頂点 A1 , A 2 ,⋯ , A n の中から異なる 3 点を無作為に選んで,これらを頂点とする三角形を作るとき,鋭角三角形になる確率を求めよ.ただし,鋭角三角形とは 3 つの内角がすべて 90 ⁢° より小さい三角形のことをいう.
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【4】 座標平面において, x 座標, y 座標がともに 0 以上の整数である点の集合を A とする. A の各点 ( i,j ) に実数 a ⁡(i ,j) が対応しており, A に属する任意の ( i,j ) に対して a ⁡(i ,j+1 )=a ⁡(i +1,j )-a ⁡(i ,j) が成り立っているとする.また,各 k について ak= a⁡( k,0 ) とする. n が自然数のとき, a⁡( 0,n ) を a k ( k=0 , 1 ,2 ,⋯ ) で表せ.
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【5】 a ,b を自然数とする.数列 { Pn } を
Pn = (a ⁢n+b ⁢n) !( a⁢n) !⁢nb ⁢n n ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ )
によって定める.この数列の極限値 limn→ ∞P n を求めよ.
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【6】 -0.03≦ x≦0 のとき,つねに k ⁢x- 1l⁢ x 2≦log ⁡(1 +x) ≦k⁢x -1 m⁢ x 2 となるような自然数 k , l ,m を 1 組あげよ.また, 0.97n <0.5 となる最小の自然数 n を求めよ.ただし,自然対数について log 2=0.693 とする.