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2015 名古屋大学 前期

文科系

易□ 並□ 難□

【1】 座標平面上の円 C x2 +( y-1) 2=1 と, x 軸上の 2 P ( -a,0 ) Q (b ,0) を考える.ただし, a>0 b>0 ab 1 とする.点 P Q のそれぞれから C x 軸とは異なる接線を引き,その 2 つの接線の交点を R とする.このとき,次の問に答えよ.

(1) 直線 QR の方程式を求めよ.

(2)  R の座標を a b で表せ.

(3)  R y 座標が正であるとき, PQR の周の長さを T とする. T a b で表せ.

(4)  2 P Q が,条件「 PQ =4 であり, R y 座標は正である」を満たしながら動くとき, T を最小とする a の値とそのときの T の値を求めよ.

2015 名古屋大学 前期

文科系

理科系【4】の類題

易□ 並□ 難□

【2】 数直線上にある 1 2 3 4 5 5 つの点と 1 つの石を考える.石がいずれかの点にあるとき,

{ 石が点 1 にあるならば,確率 1 で点 2 に移動する 石が点 k k=2 3 4 )にあるならば, 確率 12 で点 k-1 に,確率 12 で点 k+1 に移動する 石が点 5 にあるならば,確率 1 で点 4 に移動する

という試行を行う.石が点 1 にある状態から始め,この試行を繰り返す.試行を n 回繰り返した後に,石が点 k k= 1 2 3 4 5 にある確率を Pn (k ) とするとき,次の問に答えよ.

(1)  n=6 のときの確率 P6 (k ) k=1 2 3 4 5 をそれぞれ求めよ.

(2) 石が移動した先の点に印をつける(点 1 には初めから印がついているものとする).試行を 6 回繰り返した後に, 5 つの点すべてに印がついている確率を求めよ.

(3)  n1 のとき, Pn ( 3) を求めよ.

2015 名古屋大学 前期

文科系

理科系【2】の類題

易□ 並□ 難□

【3】 次の問に答えよ.

(1)  ( 9+2 17+ 9-2 17 )2 を計算し, 2 重根号を用いない形で表せ.

(2)  α=13 +9+ 217 +9 -217 とするとき,整数係数の 4 次多項式 f (x ) f (α )=0 となるもののうち, x4 の係数が 1 であるものを求めよ.

(3)  8 つの実数

±13 ±9 +2 17± 9-17

(ただし,複号 ± はすべての可能性にわたる)の中で,(2)で求めた f (x ) に対して方程式 f (x )=0 の解となるものをすべて求めよ.

2015 名古屋大学 前期

理科系

易□ 並□ 難□

【1】 次の問に答えよ.

(1) 関数 f (x )= x-2 2x x0 について, f (x) >0 となるための x に関する条件を求めよ.

(2) 方程式 2x= x2 は相異なる 3 個の実数解をもつことを示せ.

(3) 方程式 2x= x2 の解で有理数であるものをすべて求めよ.

2015 名古屋大学 前期

理科系

文科系【3】の類題

易□ 並□ 難□

【2】 次の問に答えよ.

(1)  α=13 +9+ 217 +9 -217 とするとき,整数係数の 4 次多項式 f (x ) f (α )=0 となるもののうち, x4 の係数が 1 であるものを求めよ.

(2)  8 つの実数

±13 ±9 +2 17± 9-17

(ただし,複号 ± はすべての可能性にわたる)の中で,(1)で求めた f (x ) に対して方程式 f (x )=0 の解となるものをすべて求め,それ以外のものが解でないことを示せ.

(3) (2)で求めた f (x )=0 の解の大小関係を調べ,それらを大きい順に並べよ.

2015 名古屋大学 前期

理科系

易□ 並□ 難□

【3】  e を自然対数の底とし, t t >e となる実数とする.このとき,曲線 C y= ex と直線 y =tx は相異なる 2 点で交わるので,交点のうち x 座標が小さいものを P 大きいものを Q とし, P Q x 座標をそれぞれ α β α<β とする.また, P における C の接線と Q における C の接線との交点を R とし,

曲線 C x 軸および 2 つの直線 x =α x= β で囲まれる部分の面積を S 1

曲線 C および 2 つの直線 PR QR で囲まれる部分の面積を S 2

とする.このとき,次の問に答えよ.

(1)  S 2S1 α β を用いて表せ.

(2)  α< et β <2log t となることを示し, limt S 2S1 を求めよ.必要ならば, x>0 のとき ex> x2 であることを証明なしに用いてもよい.

2015 名古屋大学 前期

理科系

文科系【2】の類題

易□ 並□ 難□

【4】 数直線上にある 1 2 3 4 5 5 つの点と 1 つの石を考える.石がいずれかの点にあるとき,

{ 石が点 1 にあるならば,確率 1 で点 2 に移動する 石が点 k k=2 3 4 )にあるならば, 確率 12 で点 k-1 に,確率 12 で点 k+1 に移動する 石が点 5 にあるならば,確率 1 で点 4 に移動する

という試行を行う.石が点 1 にある状態から始め,この試行を繰り返す.また,石が移動した先の点に印をつけていく(点 1 には初めから印がついているものとする).このとき,次の問に答えよ.

(1) 試行を 6 回繰り返した後に,石が点 k k=1 2 3 4 5 にある確率をそれぞれ求めよ.

(2) 試行を 6 回繰り返した後に, 5 つの点すべてに印がついている確率を求めよ.

(3) 試行を n 回( n 1 )繰り返した後に,ちょうど 3 つの点に印がついている確率を求めよ.

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