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2015-11151-0101
2015 福島県立医科大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 以下の各問いに答えよ.
(1) ひし形 ABCD の一辺の長さは 2 で, ∠ABC= 60⁢° である. ▵ABC の外接円を C1 ,▵ BCD の外接円を C 2 とするとき, C1 の内部でありかつ C 2 の内部である領域の面積を求めよ.
2015-11151-0102
(2) 実数を係数とする 3 次方程式 x3-2 ⁢(α +β) ⁢x2 +(α 2+β 2+γ 2)⁢ x-8⁢ 3=0 の 3 つの解が α , β ,γ であるという.このような複素数 α , β ,γ を求めよ.
2015-11151-0103
(3) 曲線 y =(x 2-4 )⁢log ⁡x ( x>0 ) と x 軸で囲まれた図形を x 軸のまわりに回転してできる立体の体積を求めよ.
2015-11151-0104
(4) a を定数とする. 0<x < π2 における 2 つの関数 f ⁡(x )= a2 ⁢ sin2⁡ x-sin⁡x +cos⁡x , g⁡( x)= sin ⁡x+cos⁡ xsin⁡ x⁢cos⁡x について,次の問いに答えよ.
(ⅰ) y=g⁡ (x ) (0< x< π2 ) の増減を調べ,グラフをかけ.
(ⅱ) y=f⁡ (x ) (0< x< π2 ) が 2 つの極値をもつような定数 a の値の範囲を求めよ.
(ⅲ) 定数 a の値が(ⅱ)で求めた範囲にあるとき, y=f⁡ (x ) (0< x< π2 ) の 2 つの極値の和を a を用いて表せ.
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【2】 右の図のような立方体 OABC ‐DEFG において, a→ =OA→ , c→ =OC→ , d→ =OD→ とする.また, 2 点 P ,Q は四角形 DEFG を含む平面上の点とする. OP→ =x⁢ a→+ y⁢c →+ d→ として,以下の問いに答えよ.
(1) 直線 OP と直線 BQ が垂直に交わるとき, x ,y の満たす条件を求めよ.またこのとき, OQ→ を x , y ,a → ,c → ,d→ を用いて表せ.
(2) 点 P が四角形 DEFG の内部または辺上にあり,直線 OP と直線 BQ が垂直に交わるとき,直線 OP と直線 BQ の交点は立方体の内部または面上にあることを示せ.
(3) 2 点 P ,Q が四角形 DEFG の内部または辺上にあり,直線 OP と直線 BQ が垂直に交わるような x , y について,点 ( x,y ) の全体からなる領域を x y 平面上に図示せよ.
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【3】 条件 a1= 7 4 ,a n+1 =2- an ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) で定められる実数の列 { an } について,以下の問いに答えよ.
(1) 極限 a =limn →∞ an が存在すると仮定したとき, a のとりうる値を求めよ.
(2) 自然数 n と(1)で求めた a について,次の各不等式が成り立つことを証明せよ.
(ⅰ) a2 ⁢n< a<a 2⁢n- 1
(ⅱ) a-a 2⁢n ≦ 122 ⁢n-1
(ⅲ) a2 ⁢n-1 -a≦ 1 22⁢n -2