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2015-11546-0101
2015 京都府立大学 前期
生命環境(環境・情報科学科)学部
配点100点
易□ 並□ 難□
【1】 以下の問いに答えよ.
(1) a , b は a2=2 ⁢b を満たす自然数とする.このとき, a は偶数であることを,背理法を用いて証明せよ.
(2) c , d , e は c 2+d 2=3⁢ e を満たす自然数とする.このとき, c , d , e はいずれも 3 の倍数であることを証明せよ.
(3) すべての自然数 n に対して n19- n を 19 で割った余りは 0 であることを証明せよ.
2015-11546-0102
【2】 l , m を 0 以上の整数とする. n を自然数とする.実数の数列 { an } に対して x の l 次多項式 Pm⁡ (x ) ( l≦ m ) が Pm⁡ (n) =an ( n=1 , 2 , 3 ,⋯ , m+1 ) を満たすとき,以下の問いに答えよ.
(1) n=1 , 2 , 3 , ⋯ , m+ 1 のとき, Pm+ 1⁡( n)- Pm⁡ (n ) の値をすべて求めよ.
(2) Pm+ 1⁡( 0)- Pm⁡ (0) =( -1) m+1 ⁢(a m+2 -Pm⁡ (m+ 2)) となることを示せ.
(3) a1 =1 , a 2=2 , a3 =3 , a 4=5 のとき, P3 ⁡(6 ) の値を求めよ.
2015-11546-0103
【3】 0<t< 1 とする. 1 辺の長さが 1 である正五角形 ABCDE において,線分 AD を t :(1 -t) に内分する点を P , 線分 BE を t :(1 -t) に内分する点を Q とするとき,以下の問いに答えよ.ただし, AC→ ⫽ED→ , AD→ ⫽BC→ , BD→ ⫽AE→ , BE→ ⫽CD→ , CE→ ⫽BA→ , sin⁡ π10= -1 +54 を証明なしで用いてよい.
(1) AB→ ⋅AE →= 1 -5 4 であることを示せ.
(2) AP→ , AQ→ を AB→ , AE→ , t を用いて表せ.
(3) ∠APQ= π 2 となる t の値を求めよ.
2015-11546-0104
【4】 a>0 , b> 1 2 とする. xy 平面上に,曲線 C1: y=log⁡ x ( x>0 ), 曲線 C2: y=a⁢ x2- b ( x>0 ) がある. C1 と C 2 は点 P で接している. P の x 座標を b の関数と考えて x ⁡(b ) とする. C1 と C 2 と x 軸で囲まれた部分の面積を b の関数と考えて S ⁡(b ) とする.以下の問いに答えよ.
(1) x⁡( b) を b を用いて表せ.
(2) S⁡( 32 ) の値を求めよ.
(3) limb →∞ S⁡( b)= 1 となることを示せ.
2015-11546-0105
生命環境(生命分子化,森林科学科)学部
(1)〜(3)で配点60点
(1) x≦5 のとき,不等式 5-x >x-2 を満たす x の値の範囲を求めよ.
(2) 方程式 log2⁡ x+log8 ⁡x = (log 2⁡x )⁢ (log 8⁡x ) を満たす x の値をすべて求めよ.
2015-11546-0107
数学入試問題さんの解答(PDF)へ
(3) 0≦x < π2 のとき,不等式 2 ⁢(cos ⁡4⁢x -1) ⁢cos⁡x -3⁢( cos⁡3⁢ x+cos⁡ x)> 0 を満たす x の値の範囲を求めよ.
2015-11546-0108
配点70点
【2】 r>0 とする.実数の数列 { an } は
a1 =0 , a 2=1 ,
an +22 -2⁢ an+ 2⁢ an+1 +( 1-r) ⁢an +12 +2⁢r ⁢an +1⁢ an- r⁢a n2= 0 ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
を満たすとする.数列 { bn } を,
bn =an +1- an ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ )
で定める. bn >0 ( n=1 , 2 , 3 , ⋯ ) とする. O を原点とする x y 平面上の点 Pn ( n,an ) ( n =1 , 2 , 3 ,⋯ ) を考える.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) b n+1 bn を r を用いて表せ.
(2) 数列 { an } の一般項を求めよ.
(3) P nP n+1 → の成分表示を n , r を用いて与えよ.
(4) P nP n+1 → と Pn +1 Pn +2 → のなす角は π2 とはならないことを示せ.
2015-11546-0109
配点45点
【3】 関数 f ⁡(x )= 43 ⁢ x3+ 2⁢x2 +2⁢ x+1 と関数 g ⁡(x )= 23 ⁢ x4+ 43 ⁢ x3+2 ⁢x2 +2⁢x +1 がある.方程式 f ⁡(x )=0 の実数解を α とするとき,以下の問いに答えよ.
(1) -1< α<0 であることを示せ.
(2) g⁡( x) の最小値を α を用いて多項式で表せ.
2015-11546-0110
配点25点
【4】 k>0 とする.関数 f ⁡(x )= x3-10 ⁢x2 +k⁢x がある. xy 平面上の曲線 y =f⁡( x) が x 軸と接するとき,以下の問いに答えよ.
(1) k の値を求めよ.
(2) y=f⁡ (x ) と x 軸によって囲まれた部分の面積を求めよ.