Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2015年度一覧へ
大学別一覧へ
大阪市立大学一覧へ
2015-11556-0101
2015 大阪市立大学 前期
商・経済・医(看護)・生活科学部
50点
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面上に 2 点 P ( 0,2 ), Q (1 ,0) をとる.また, t を実数とし,放物線 y =( x-t) 2 を C とする.次の問いに答えよ.
問1 C が P を通るときの t の値を求めよ.
問2 C が直線 PQ に接するときの t の値と接点の座標を求めよ.
問3 線分 PQ と C の共有点の個数が t によりどのように変化するか記述せよ.
2015-11556-0102
【2】 O を原点とする座標空間において四面体 OABC を考える. ▵ABC の重心を O′ , ▵OBC の重心を A′ , ▵OCA の重心を B′ , ▵OAB の重心を C′ とする.次の問いに答えよ.
問1 2 つのベクトル OA → と O′ A′ → は平行であることを示せ.
問2 |OA → | と | O′ A′ → | の比を求めよ.
問3 ▵OAB と ▵ O′ A′ B′ は相似であることを示せ.
問4 A が P ( 1,0, 0) と Q ( 0,2, 0) を結ぶ線分の中点, B が Q と R ( 0,0, 3) を結ぶ線分の中点, C が R と P を結ぶ線分の中点であるとき,四面体 OABC の体積 V と四面体 O′ A′ B′ C′ の体積 V ′ を求めよ.
2015-11556-0103
【3】 m>0 とする.座標平面上の点 P に対して, P を通る傾き m の直線と y 軸の交点を R とし,点 Q を RQ→ =m⁢ RP→ となるように定める.次の問いに答えよ.
問1 P の座標を ( a,b ) とするとき, Q の座標を m , a ,b を用いて表せ.
問2 点 P が放物線 y =x2 -x 上を動くとき,対応する点 Q の軌跡を C とする. C の方程式を y =f⁡( x) とするとき, f⁡( x) を求めよ.
問3 問2の f ⁡(x ) に対し, I⁡( m)= ∫ 0m f⁡( x)⁢ dx とする. m を m >0 の範囲で変化させるとき, I⁡( m) を最小にする m の値を求めよ.
2015-11556-0104
理・工・医(医)学部【3】の類題
【4】 1 枚の硬貨を何回も投げ,表が 2 回続けて出たら終了する試行を行う.ちょうど n 回投げた時点で終了する確率を P n とするとき,次の問いに答えよ.
問1 P2 を求めよ.
問2 P3 を求めよ.
問3 P4 を求めよ.
問4 P5 < 12 であることを示せ.
2015-11556-0105
理・工・医(医)学部
【1】 a>0 , b> 0 とする. xy 平面において,原点を通る傾き正の直線が,直線 y =-a と交わる点を P とし,直線 x =b と交わる点を Q とする. P の x 座標を p とし,線分 PQ の長さを L とおくとき,次の問いに答えよ.
問1 L2 を a , b ,p を用いて表せ.
問2 a ,b を定数とし, p を p <0 の範囲で変化させるとき, L2 を最小にする p の値を求めよ.
問3 問2で求めた p の値を p 0 とする.また, c を a23 +b 23 =c2 3 を満たす正の実数とする. p=p 0 のときの L 2 の値を c を用いて表せ.
2015-11556-0106
【2】 関数 f ⁡(x ), g⁡ (x ) を f ⁡(x )= e-x ⁢sin⁡ x ,g ⁡(x )=e -x ⁢cos⁡x とおく. f⁡( x) ,g⁡ (x) の不定積分を I =∫ f⁡( x)⁢ dx ,J =∫ g⁡( x)⁢ dx とおく. k を自然数とし, (k -1) ⁢π≦x ≦k⁢π において, 2 つの曲線 y =f⁡( x) ,y= g⁡( x) , および, 2 直線 x =(k -1) ⁢π ,x =k⁢π で囲まれる 2 つの部分の面積の和を S k とおく.次の問いに答えよ.
問1 I=J+ F⁡( x)+ C1 , J=- I+G⁡ (x )+ C2 を満たす関数 F ⁡(x ), G⁡ (x ) を求めよ.ただし, C1 , C2 は積分定数である.
問2 I ,J を求めよ.
問3 Sk を求めよ.
問4 ∑k= 1∞ Sk を求めよ.
2015-11556-0107
商・経済・医(看護)・生活科学部【4】の類題
【3】 1 枚の硬貨を何回も投げ,表が 2 回続けて出たら終了する試行を行う.ちょうど n 回で終了する確率を P n とするとき,次の問いに答えよ.
問1 P2 , P3 , P4 を求めよ.
問2 Pn+ 1 を P n および P n-1 を用いて表せ.ただし, n≧3 とする.
問3 n≧2 のとき, Pn2 ≦P n+1 ≦Pn が成り立つことを示せ.
2015-11556-0108
【4】 O を原点とする座標空間内に点 A ( 0,0, 1) ,B ( 1,0, 1) ,C ( 1,1, 1) が与えられている.線分 OC を 1 つの対角線とし,線分 AB を一辺とする立方体を直線 OC の周りに回転して得られる回転体 K の体積を求めたい.次の問いに答えよ.
問1 点 P ( 0,0, p) ( 0<p≦ 1 ) から直線 OC へ垂線を引いたときの交点 H の座標と線分 PH の長さを求めよ.
問2 点 Q ( q,0, 1) ( 0≦q≦ 1 ) から直線 OC へ垂線を引いたときの交点 I の座標と線分 QI の長さを求めよ.
問3 原点 O から点 C 方向へ線分 OC 上を距離 u ( 0 ≦u≦ 3 ) だけ進んだ点を U とする.点 U を通り直線 OC に垂直な平面で K を切ったときの切り口の円の半径 r を u の関数として表せ.
問4 K の体積を求めよ.