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2015 公立鳥取環境大学 前期

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【1】 以下の問に答えよ.また,求める過程を説明せよ.

(1) 次の整式を因数分解せよ.

(ⅰ)  A=2 x3- 3x y2+ y3

(ⅱ)  B=6 x2 +5x y+y 2+2 x-y-20

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【1】 以下の問に答えよ.また,求める過程を説明せよ.

(2)  a b は有理数の定数とする. x=5 -1 のとき, ax 2+b x+3= 8-2 5 である. a b の値を求めよ.

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【1】 以下の問に答えよ.また,求める過程を説明せよ.

(3)  sin π 6 の値を求めよ.

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【1】 以下の問に答えよ.また,求める過程を説明せよ.

(4)  cos π 12 の値を求めよ.

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【1】 以下の問に答えよ.また,求める過程を説明せよ.

(5) 方程式 cos x= 1 2 を解け.

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【1】 以下の問に答えよ.また,求める過程を説明せよ.

(6) 次の変数 x y について, y x の式で表せ.

(ⅰ)  2 y 乗すると x である.

(ⅱ) 徒歩とバスで 12 km の道のりを移動する.それに途中の見学時間を合わせた所要時間は y (時間)である.ただし,歩く速さを時速 3 km バスの速さを秒速 10 m バスに乗る道のりを x km )として,途中の見学時間を 1 時間 30 分,バスの乗降にかかる時間を 10 分間とする.

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【2】 平面上に平行四辺形 ABCD および PB+ PC +PD =r PA -1 r1 を満たす点 P がある.以下の問に答えよ.また,求める過程を説明せよ.

(1)  PB +PC +PD AP AC を用いて表せ.ただし, r を用いてはならない.

(2) 対角線 AC の中点を Q とする.点 P は線分 QC 上の点であることを示せ.

(3) 辺 BC 2 :1 に内分する点を R とする. D P R が一直線上にあるときの r の値を求めよ.

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【3】 以下の各命題の真偽を調べよ.真の場合はその命題が成り立つことを証明し,偽の場合は反例をあげ,それが実際に反例になっていることを説明せよ.

(1)  m n は整数とする.このとき, mk =n を満たす整数 k が存在する.

(2)  r は実数とする.このとき, r2 <1 ならば | r|< 1 である.

(3)  2 つの不等式 x +y3 ( x-1) y1 を満たす自然数の組 ( x,y ) はただ 1 つだけ存在する.

(4)  a+ b= a+b を満たす正の実数 a b は存在しない.

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【4】 次の文章を読んで以下の問に答えよ.

2015年公立鳥取環境大前期【4】2015116710109の図

図1

 春分の日や秋分の日の正午に,赤道直下では太陽が真上から射して影が無くなる.同時に,赤道直下の地点 A と同じ経度の北半球の地点 B に垂直に棒を立てたとする.ここで棒と棒の影の長さを測れば地点 B の緯度が計算できる.このときの模式図が図1である.

  A が赤道上の地点を表し,地球を点 O を中心とする球と見なして地点 A と北極点 N と南極点 S を通る面で切った断面を円 Q としている.地点 A に射す太陽光を表す L 1 は垂直に射すため A と円の中心 O を通る.地点 B の緯度は AOB=θ である.

 地点 B に立てた棒の先端を C とする. L2 L 3 はそれぞれ点 B C を通る太陽光線を表す直線である.太陽は地球から十分遠いので L 2 L 3 L 1 に平行であると考える.

  N O S を結ぶ直線を L 4 とする,点 A と点 B における円 Q の接線をそれぞれ L5 L6 とする.直線 L 3 L 6 の交点を D L 3 Q との交点を E L2 L 5 の交点を F L 5 L 6 の交点を G L 1 L 6 の交点を H とする.

 地点 B に立てた棒の長さと比べて地球は十分大きいので,地点 B 付近の地表面を水平面と見なすと棒の影は L 6 上の線分と考えてよい.

(1) 図1で地点 B に立てた棒の影に対応するのはどの線分かを答えよ.

(2) 図1で BHO BDC が相似であることを示せ.

(3)  sinθ cos θ を図1の 2 つの線分の長さの比(分数)で表せ.ただし, 2 つの線分の少なくとも一方は O を端点とするものを用いること.

(4) 地点 B での棒の影の長さは棒の長さに等しいものとする.このとき地点 B の緯度を求めよ.また,求める過程を説明せよ.



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