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2015 福岡女子大学 前期

国際文理学部

易□ 並□ 難□

【1】 指数関数について,次の問に答えなさい.

(1)  a>0 a1 とする.実数 M に対し, at M となるように実数 t の範囲を求めなさい.

(2) 実数 M に対して,実数 t1 t 2

{ M- 2= 2t1 M =2t2

を満たすとする.このとき, t1+ t2 3 となるように M の範囲を求めなさい.

(3) (2)の 2 つの式を満たす t1 t2 に対して, t2 -t1 4 となるように M の範囲を求めなさい.

2015 福岡女子大学 前期

国際文理学部

易□ 並□ 難□

2015年福岡女子大前期国際文理学部【2】の図

【2】  AC=1 B =30 ° C =90 ° ABC がある.辺 AB 上の点列 P1 P 2 AC 上の点列 Q1 Q 2 BC 上の点列 R1 R 2 R1 P 1 Q1 R 2 P2 Q 2 の順で以下を満たすように定める.

(a)  R 1= C

(b)  Rn Pn AB

(c)  Pn Qn BC

(d)  Qn R n+1 AB

ただし, n は自然数である.右図は R1 P 1 Q 3 を示している. xn =AQn とおくとき,以下の問に答えなさい.

(1)  BRn+ 1 BP n+1 をそれぞれ x n の式で表しなさい.

(2)  xn+ 1 x n の式で表しなさい.

(3)  xn n の式で表しなさい.



2015 福岡女子大学 前期

国際文理(国際教養学科)学部

易□ 並□ 難□

【3】 以下の問に答えなさい.

(1) 定積分 03 ( 9-x2 ) dx の値を求めなさい.

(2)  k>0 とする.定義域を - 3x 3 とする関数

f( x)(= k( 9-x2 )

のグラフ y =f( x) x 軸で囲まれる部分の面積が 1 となるような k の値を求めなさい.

(3)  k は(2)で求めた値とし, -3 t3 とする. xt のとき,グラフ y =f (x ) x 軸および直線 x =t で囲まれた部分の面積 F (t ) t の式で表しなさい.

(4) (3)で求めた t の関数 F (t ) の増減表を作成し,関数 y =F( t) のグラフの概形を描きなさい.

2015 福岡女子大学 前期

国際文理(国際教養学科)学部

易□ 並□ 難□

2015年福岡女子大前期国際文理(国際教養学科)学部【4】の図

図1

2015年福岡女子大前期国際文理(国際教養学科)学部【4】の図

図2

2015年福岡女子大前期国際文理(国際教養学科)学部【4】の図

図3

【4】 どの頂角も 180 ° より小さい四角形 ABCD (図1)があり,線分 AC と線分 BD の交点を W とする.この四角形を 2 つの三角形 ABC ACD に分割し(図2),それぞれの三角形の重心を G1 G 1 とする.また,同じ四角形を 2 つの三角形 ABD BCD に分割し(図3),それぞれの三角形の重心を G2 G 2 とする.さらに線分 G1 G1 と線分 G2 G2 の交点を G とする.実数 l m

AC =l AB +m AD

を満たすとする.以下の問に答えなさい.

(1)  AG1 AG1 AG 2 はそれぞれ,

AG1 = 13 ( AB +AC ) AG1 = 1 3 ( AC+ AD ) AG2 = 13 ( AB+ AD )

となるが, AG2 AB AC AD を用いて表しなさい.

(2)  0<p 1<1 0< p2< 1 に対して,線分 G1 G1 p1:1 -p1 に内分する点を H1 とし,線分 G2 G2 p2:1 -p2 に内分する点を H2 とする.このとき,

AH1 = (1- p1) AG1 + p1 AG1

AH2 = (1- p2) AG2 + p2 AG2

となるが,特に H1 =H 2=G としたとき, p1 p2 l m を用いて表しなさい.

(3) (2)と同じく H1 =H 2= G としたとき,以下の式が成り立つことを示しなさい.

G1 G G 1G = ml = BWDW



2015 福岡女子大学 前期

国際文理(環境科学科)学部

易□ 並□ 難□

【3】 関数

f( x)= 2 x-1 - 1x-2 x1 x2

について,以下の問に答えなさい.

(1)  2 つの関数 y =2 x-1 x1 y =- 1x-2 x2 のグラフの概形を解答用紙の同じ座標平面上に描きなさい.

(2)  f( x) の増減表を作成し, f( x) の極小値が 3 +22 極大値が 3 -22 となることを示しなさい.

(3) 関数 y =f( x) のグラフの概形を解答用紙の座標平面上に描きなさい.

2015 福岡女子大学 前期

国際文理(環境科学科)学部

易□ 並□ 難□

2015年福岡女子大前期国際文理(環境科学科)学部【4】の図

図1

【4】  c d を正の定数とする.図1のように点 O は極, OX は始線, A OX 上の点で,点 A の極座標を ( cd ,0 ) とする.点 A を通り OX に垂直な直線を l とする.点 P l に関して O と同じ側にあり,関係式

d= OPPH

を満たすように動いている.ただし, H P から l に下ろした垂線と l との交点である.以下の問に答えなさい.

(1) 点 P の極座標を ( r,θ ) とする.方程式

r( dcos θ+1) =c

が成り立つことを示しなさい.

2015年福岡女子大前期国際文理(環境科学科)学部【4】の図

図2

(2)  O を通り, OX に対する傾きがゼロでない直線が動点 P の軌跡と交わる 2 点を P1 P 2 とし,その極座標をそれぞれ ( r1, θ1 ) ( r2, θ2 ) とする.ただし, 0<θ 1<π π< θ2< 2π とする.線分 P1 P2 が点 O 1 :2 に内分されるならば,

r1 = 34 c cos θ1= 1 3d d> 13

となることを図2を参考にして示しなさい.

(3) (2)の条件をみたす点 P1 P 2 を通る直線の傾きが 9 d2 -1 であることを示しなさい.



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