Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2015年度一覧へ
大学別一覧へ
理科大一覧へ
2015-13442-0301
2015 東京理科大学 理工学部B方式
物理,応用生物科,経営工学科
2月5日実施
(1)〜(3)で配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から ヨ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.なお, カ などは既出の カ などを表す.
(1) 実数 a に対し, 2 つの 2 次関数
f⁡( x)= x2- 2⁢a2 ⁢x- a4-2 ⁢a2 -8
g⁡( x)= -x2 +2⁢( a2- 4)⁢ x-3⁢ a4-2 ⁢a3 -16
を考える.
(a) すべての実数 x に対して g ⁡(x )< f⁡( x) が成り立つための必要十分条件は
a>- ア かつ a ≠ イ
である.
(b) g⁡( x) の最大値は - ウ ⁢ a4- エ ⁢ a3- オ ⁢ a2 である.
(c) 次の条件(*)を満たす実数 b がただ 1 つ存在するとする.
(*) 「すべての実数 x に対して g ⁡(x )≦b ≦f⁡( x) が成り立つ.」
このとき,
a=- カ または a = キ
であり, a=- カ のときは b - ク ケ , a= キ のときは b =- コ サ である.
2015-13442-0302
(2) 次の条件で定められる数列 { an }, { bn } を考える.
a1 =1 ,b 1=-2 , { an+ 1=8 ⁢an +bn bn +1= -25⁢a n-2⁢ bn ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
このとき
シ ⁢ an+ 1+b n+1 = ス ⁢ ( シ ⁢ an +bn )
であるので,
bn = セ n- ソ ⁢ an
である.これにより
an+1 タ n= a n タ n-1 +1
となる.したがって
an= n⋅ チ n- ツ
となる.
2015-13442-0303
(3) 平面上に, ▵ABC とその内部の点 O をとったとき,
OA=1 +3
OB=3
OC=2
3⁢ OA→ +2⁢ OB→ +3⁢ OC→ =0→
となっていた.
このとき,内積 OA→ ⋅OB→ の値は - テ - ト ナ であるので
∠AOB= ニ ヌ ネ ⁢ °
である.同様に OA→⋅ OC→ =- ノ - ハ から
∠AOC= ヒ フ ヘ ⁢ °
である.したがって,
∠BOC= ホ マ ミ ⁢ °
となる.また,
sin⁡ ホ マ ミ ⁢ ° = ム ⁢ ( メ + モ ) 4
である.したがって, ∠ABC の面積は ヤ + ユ ⁢ ヨ 2 である.
2015-13442-0304
配点30点
【2】 a>0 を定数とし,座標平面上の点 P ( p,0 ) から放物線 C :y=a ⁢x2 +2⁢a に 2 本の接線 PQ 1 ,PQ2 を引く.ここで Q1 , Q 2 は接点で, Q1 の x 座標 q1 は Q2 の x 座標 q 2 より小さいとする.
(1) q1 と q 2 を, p を用いて表せ.
(2) 直線 Q1 Q2 の方程式を, a と p を用いて表せ.
(3) S1 を直線 Q1 Q2 と曲線 C で囲まれた部分の面積, S2 を曲線 C と線分 PQ1 ,PQ 2 で囲まれた部分の面積とする. S1 と S 2 を, a と b を用いて表し, S 1S2 の値を求めよ.
(4) PQ1 ⊥PQ2 となるとき, a の値を求めよ.
2015-13442-0305
30点
【3】 定数 a に対し,
f⁡( x)= a⁢sin⁡ 2⁢x- tan⁡x ( 0≦x< π 2)
とおく.
(1) a> 12 であるとする.実数 θ を, 0<θ < π2 かつ f ⁡(θ )=0 を満たすものとするとき, cos⁡θ を a を用いて表せ.
(2) 不定積分
∫ f⁡( x)⁢ dx
を求めよ.
(3) 1 2<a <1 であるとする.このとき,
∫0π 4 |f ⁡( x) | ⁢dx +log⁡ a
を a の 1 次式で表せ.ただし, log は自然対数を表す.