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2015 早稲田大学 国際教養学部

2月13日実施

易□ 並□ 難□

【1】 数列 a n an=n ( 81 100) n n=1 2 3 により定義する.

(1)  an+1 an <1 となる n の最小値は である.

(2)  log10 a11 を小数第 3 位を四捨五入して得られる値は である.

(3)  an <1 をみたす n を小さいものから順に n1 n2 n3 n4 とおく. n4 である.ただし, log10 3=0.4771 log 102 =0.3010 log 101.1 =0.0414 であることを利用してよい.

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2月13日実施

易□ 並□ 難□

【2】  θ のとる値の範囲が π 12θ π3 である関数

y= 41+ tan2 θ+ 2sin 2θ +23 sin θcos θ

を考える.

(1)  y の最大値は となり,そのとき θ の値は である.

(2)  y の最小値は となり,そのとき θ の値は である.

2015 早稲田大学 国際教養学部

2月13日実施

易□ 並□ 難□

【3】 放物線 p y= 14 x2 がある.点 A ( 1,1 ) から y 軸に平行な直線を引き,放物線 p との交点を点 B とする.点 B を通り,放物線 p に接する直線を l 1 とする.

(1) 点 B を通り,直線 l 1 に垂直な直線を l 2 とすると,直線 l 2 の方程式は

y=

で表される.

(2) 直線 l 2 に関して,点 A に対称な点 C の座標は,

(x, y)= ( , )

である.

(3) 点 B と点 C を通る直線を l 3 とすると,直線 l 3 y 軸との交点の座標は

(x ,y) =(0 , )

となる.

(4) 点 B とは異なる直線 l 3 と放物線 p との交点を点 D とする.点 B と点 D を通る直線と放物線 p で囲まれた部分の面積は となる.

(5) 点 D を通る放物線 p の接線を l 4 とする.点 D を通り,接線 l 4 に垂直な直線を l 5 とする.直線 l 5 に関して,点 C に対称な点を点 E とする.点 D と点 E を通る直線の方程式は

y=

で表される.

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2月13日実施

易□ 並□ 難□

【4】  棚に包装された製品が n 個( n 4 )並んでいるが,そのうち 2 個が不良品だということがわかっている. n 個の製品はすでに包装されているため,外見からはどれが不良品かどうかを区別することはできない.今,どの 2 個が不良品かを見つけるために, n 個の製品のうち 1 個を取り出し,包装を解き,中身をチェックする.中身が不良品だった場合は,別に置いてあったすでに包装された良品と交換し,もとにあった場所に戻す.中身が不良品でなかった場合は,製品を包装し直した上でもとにあった場所に戻す. 1 個目の製品のチェックが終わったら,棚の別の製品も同様にチェックし,この作業を 2 個の不良品が見つかるまで繰り返し, 2 個目の不良品を交換した時点で終了する.包装された良品と交換する費用は製品 1 個につき, 1000 円,製品を包装し直す費用は製品 1 個につき 100 円である.

(1)  n=4 のとき,この作業全体の費用が 2200 円になる確率は である.

(2)  n=4 のとき,この作業全体の費用の期待値は 円である.

(3) この作業全体の費用の期待値を n の関数で表すと ( 2000+ ) 円である.

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