2015 立命館大 文系学部A方式2月3日実施MathJax

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2015 立命館大学 文系学部A方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1)

(a)  n 2 以上の自然数とする.整式 x n x2- 3x+ 2 で割ったときの余りは, である.

(b) 整式 x 2015 x2+ x+1 で割ったときの余りは, である.

2015 立命館大学 文系学部A方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(2)

(a)  a>0 b>0 のとき, (a+ 2 b) (b+ 8 a) の最小値は であり,このとき a b= である.

(b)  a>1 のとき, a -1 a2- 2a+ 5 の最大値は であり,このとき a = である.

2015 立命館大学 文系学部A方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(3)

(a) ibarakiの 7 文字から任意に 5 文字を選んで,横 1 列に並べてできる文字列は, 通りある.

(b) kinugasaの 8 文字から任意に 5 文字を選んで,横 1 列に並べてできる文字列のうち,隣接するどの 2 文字も異なる文字列は, 通りある.

(c) biwakoの 6 文字を横 1 列に並べてできる文字列のうち,aとbの間に 1 文字だけ入っている文字列は, 通りある.

(d) biwakoの 6 文字を 3 つのグループに分ける方法は, 通りある.ただし,各グループには少なくとも 1 文字が入ることとする.

2015 立命館大学 文系学部A方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【2】 ある国は 2 つの州 A B から構成されている.国全体の人口は N で常に一定であり, A 州の人口を P B 州の人口を Q とし, p= PN q= QN とする.

  A 州と B 州の 1 人当たりの所得 yA y B は, p q を変数とする次の関係式で決定されるとする.

yA ={ -p2 +ap +1 0< p1 0 p=0

yB ={ -q2 +aq+ 1 0<q 1 0 q=0

ここで a は正の定数である.このとき次の問いに答えなさい.

(1)  yB p の関数として置き換えると

yB ={ p 2+ ( ) p+ ( ) 0p< 1 0 p=1

である.

(2) 今, p 12 として,今後,国民は所得が高い方の州へ移動するものとする.すなわち, z( p)= yA -y B とすると, z( p)> 0 の場合は, B 州から A 州へ人口移動が続き,反対に z (p )<0 の場合は, A 州から B 州へ人口移動が続くことになる.さらに, z( p)= 0 の場合でも,移動することで yA yB がともに増加するのであれば,人口移動は続くとする.

 ここで人口移動が止まるときの p の値 p * について考える. 0<a の場合には, p* 1 つだけ存在し,このときの 1 人当たりの所得は である.また, <a の場合には, p* 2 つ存在し,このときの 1 人当たりの所得は である.

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2月3日実施

易□ 並□ 難□

2015年立命館大2月3日文系学部【3】の図

【3】 半径 1 の円 C 1 の内部に,右図のように,半径の等しい k 個の円が,接点以外に重なる部分がないように並んでおり,これらの k 個の円の集まりを円 P 1 群と呼ぶ.

 ここで,円 P 1 群の円はすべて円 C 1 と内接している.また円 P 1 群のどの円も円 P 1 群の他の 2 つの円と外接している.

 次に,円 P 1 群のすべての円と外接する円 C 2 を作り,円 P 1 群と同様に円 C 2 の内部に半径の等しい k 個の円(円 P 2 群)を並べる.この操作を n 回繰り返す.ただし, n は自然数, k 3 以上の自然数とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  k=4 のとき,円 P 1 群の円の半径 r 1 を求めよ.

(2)  Ak= 1-cos 2π k とするとき,円 P 1 群の円の半径 r 1 A k を用いて表せ.

(3) 円 P 1 群の円の半径と円 C 2 の半径が等しいとき, k の値を求めよ.

(4)  k が(3)で求めた値のとき,円 P n 群の円の面積の和 S n を求めよ.

(5) 円 P 1 群から円 P n 群のすべての円の面積の総和 S を求めよ.



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