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2016 茨城大学 後期

教育学部

易□ 並□ 難□

【1】  a m 2 以上の整数とする.次の 2 つの条件 p q について,以下の各問に答えよ.

p a2 m の倍数である.

q a m の倍数である.

(1)  m=7 とするとき,命題 p q が真であることを示せ.

(2)  m を正の整数とするとき,命題 p q が偽であることを示せ.

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教育学部

易□ 並□ 難□

【2】  0<a <1 とする.関数 f (x )=x (2 -x) について,次の各問に答えよ.

(1) 曲線 C y=f ( x) 上の点 ( a,f (a )) における接線の方程式を求めよ.

(2) (1)で求めた接線と直線 l x=2 a および曲線 C で囲まれる部分の面積を S 1 とし,曲線 C x 2 a の部分と x 軸および直線 l で囲まれる部分の面積を S 2 とするとき, S1 S 2 をそれぞれ a を用いて表せ.

(3) (2)で定めた S1 S2 について, S1 =S2 を満たすような定数 a がただ一つ存在することを示せ.

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教育学部

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【3】 座標空間において, l 2 A ( 1,-1 ,5) B ( 3,-2 ,8) を通る直線, l 2 C ( 2,1, -3) D ( 6,-1 ,6) を通る直線とする.次の各問に答えよ.

(1)  2 直線 l l は,ねじれの位置にあることを示せ.

(2)  2 つのベクトル AB CD の両方に垂直な単位ベクトルを求めよ.

(3)  2 直線 l l の両方に直交する直線について,その 2 つの交点の距離を求めよ.

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教育学部

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【4】  f( x)= 3x 3+( a-11) x2 +(11 -4a )x -2 とするとき,次の各問に答えよ.ただし, a は実数とする.

(1) 等式 f (x )=0 a のどのような値に対しても成り立つように, x の値を定めよ.

(2)  3 次方程式 f (x )=0 がただ 1 個の実数解をもつとき, a の値の範囲を求めよ.

(3)  3 次方程式 f (x )=0 がただ 1 個の実数解 p と,異なる 2 つの虚数解 p1+ q1 i p 2+q 2i をもつとする.座標平面上で 3 P0 ( p,0 ) P 1( p1, q1 ) P 2( p2, q2 ) が正三角形の頂点となるような定数 a の値を求めよ.ただし, p1 q1 p2 q2 は実数, i は虚数単位とする.

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理学部

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【1】 関数 f (x ) x 0

f( x)= 11+x 1t2 (t +1) dt

により定める.以下の各問に答えよ.

(1)  t>0 のとき不等式

1 t2 (t +1) = A t2 + Bt+ C t+1

が成立するように定数 A B C を定めよ.

(2)  f( 1) および f ( 1) を求めよ.

(3) 曲線 y =f( x) 上の点 ( 1,f (1 )) における法線と y 軸との交点の座標を求めよ.

(4) 極限 limx f (x ) を求めよ.

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理学部

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2016年茨城大後期理学部【2】2016101610206の図

【2】  xyz 座標空間において, 8 つの点

O (0 ,0,0 ) A (1 ,0,0 ) B (1 ,1,0 ) C (0 ,1,0 )

D (0 ,0,1 ) E ( 1,0, 1) F ( 1,1, 1) G ( 0,1, 1)

を頂点とする立方体 OABC DEFG がある. t 1 t<2 を満たすとする. 3 P ( t,0, 0) Q ( 0,t, 0) R ( 0,0, 2-t ) を通る平面により,この立方体を切ったときの切り口の多角形の周の長さを l (t ) とする.以下の各問に答えよ.

(1)  l( 1) を求めよ.

(2)  1<t <2 のとき, l( t) を求めよ.

(3) 極限値 limt 2-0 l( t) を求めよ.

(4)  t 1 <t<2 の範囲を動くとき, l( t) の最小値とそれを与える t の値を求めよ.



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理学部

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【3】 関数 f (x )= xlog x x>0 について,以下の各問に答えよ.ただし,対数は自然対数とし, e は自然対数の底とする.

(1) 以下の(a),(b)の准に従って limx +0f (x )=0 を証明せよ.

(a) 不等式 0 >tlog t- e-1 0<t e-1 を証明せよ.

(b)  f( x) x =t4 t>0 を代入し,前問(a)の不等式を用いることにより limx +0f (x )=0 を証明せよ.

(2) 関数 y =f( x) の増減,極値,グラフの凹凸および変曲点を調べて,そのグラフをかけ.

(3) 曲線 y =f( x) e-1 x e x 軸および 2 直線 x =e- 1 x =e で囲まれた図形の面積 S を求めよ.

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理学部

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【4】  N n を自然数とする. N 個の箱が 1 列に並んでいる. k 番目の箱( k =1 2 N )には k 個の赤玉と N -k 個の白玉と N 個の黒玉が入っている.特に N 番目の箱には白玉は入っていない.次の一連の試行を 1 回行う.

まず,

1) この N 個の箱の中から 1 つの箱を選ぶ.

次にその選んだ箱に対して,

2) 玉を 1 個取り出して色を調べてから箱に戻す操作を n 回行う.

このとき,取り出される玉が n 回とも赤玉である確率を AN (n ) n 回とも白玉である確率を SN (n ) n 回とも黒玉である確率を KN (n ) とする.ただし,どの箱を選ぶ確率も等しく,また,箱の中から,どの玉を取り出す確率も等しいとする.以下の各問に答えよ.

(1)  An (1 ) SN (1 ) KN (1 ) をそれぞれ求めよ.

(2)  AN (2 ) SN (2 ) KN (2 ) をそれぞれ求めよ.

(3) 極限値 limN A N( 2) lim N SN (2 ) limN KN (2 ) をそれぞれ求めよ.

(4) 一般の自然数 n について,極限値 limN A N( n) を求めよ.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(1) 次の無限級数の和は (ア) である.

n= 1 4n- (- 3) n3 2n

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(2)  f( x)= x ex x2+ 1 とする.曲線 y =f( x) 上の点 ( -1,f (- 1) ) における法線の傾きは (イ) である.ただし, e は自然対数の底である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(3) 定積分 01 x+1 x2 +1 dx の値は (ウ) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(4) 次の等式を満たす関数 f (x ) を求めると, f( x)= (エ) である.

f( x)= 4e x+x 0log 2 f( t) et dt

 ただし,対数は自然対数であり, e は自然対数の底である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(5) 直交座標が ( -4 3,- 4) である点 P の極座標 ( r,θ ) (オ) である.ただし, 0θ <2 π とする.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(6)  2 直線 2 x-y -4=0 x+y- 5=0 の交点を通り,直線 3 x-2 y+12 =0 に平行な直線の方程式は y = (カ) であり,垂直な直線の方程式は y = (キ) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(7) 座標空間において, 3 A ( 1,0, 0) B ( 0,4, 0) C ( 0,0, -2) を含む平面を α とする.点 P ( -1,- 1,-1 ) から平面 α に下ろした垂線と平面 α との交点 H の座標は (ク) である.また,点 P の平面 α に関して対称な点 Q の座標は (ケ) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(8)  ( 2 5) 30 を小数で表したとき,小数第 (コ) 位に初めて 0 でない数字が現れる.ただし, log10 2= 0.3010 とする.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

(9) 複素数 z z +1 z= 1 を満たすとき, z2016 +z2015 +z2011 の値は (サ) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを解答用紙の指定の欄に記入せよ.

2016年茨城大後期工学部【1】(10)2016101610218の図

(10) 右図のように,東西に 6 本,南北に 7 本の格子状の道がある. A 地点から B 地点まで遠回りしないで行くとき, 4 回曲がって行く方法は (シ) 通りある.



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工学部

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【2】 頂点が時計回りに A B C D の順に並ぶ四角形 ABCD がある.この四角形 ABCD の頂点を次のルールに従って移動する点 P を考える.

  4 枚の硬貨を同時に 1 回投げて表が 4 枚または 3 枚出れば時計回りに隣の点に移る.表が 2 枚出れば点は移動せずにとどまる.これら以外の場合には,反時計回りに隣の点に移る.

 点 P は点 A から移動し始めるものとし, 4 枚の硬貨を同時に 1 回投げる試行を n 回繰り返した後,点 P が点 A B C D にある確率をそれぞれ an b n c n dn n=1 2 3 とする.

 次の文章の   にあてはまる数を解答用紙の指定の欄に記入せよ.

  an+ 1 an b n c n dn を用いて表すと,

an+ 1= (い) an+ (ろ) bn+ (は) cn+ (に) dn

である. an+ 1+ cn+1 an+ cn を用いて表すと,

an +1+ cn+ 1= (ほ) ( an+ cn )+ (へ)

である.また, an+ 1- cn+1 an- cn を用いて表すと,

an +1- cn+ 1= (と) ( an- cn) + (ち)

である.したがって, an n の式で表すと,

an = (り) + (ぬ) ( (る) ) n+ (を) ( (わ) ) n

である.ただし, (ぬ) (を) にあてはまる数は大小関係 (ぬ) < (を) を満たす.

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