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2016 東京大学 前期

文科

易□ 並□ 難□

【1】 座標平面上の 3 P ( x,y) Q (- x,-y ) R (1 ,0) が鋭角三角形をなすための ( x,y ) についての条件を求めよ.また,その条件をみたす点 P ( x,y ) の範囲を図示せよ.

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文科

理科【2】の類題

易□ 並□ 難□

【2】  A B C 3 つのチームが参加する野球の大会を開催する.以下の方式で試合を行い, 2 連勝したチームが出た時点で,そのチームを優勝チームとして大会は終了する.

(a)  1 試合目で A B が対戦する.

(b)  2 試合目で, 1 試合目の勝者と, 1 試合目で待機していた C が対戦する.

(c)  k 試合目で優勝チームが決まらない場合は, k 試合目の勝者と, k 試合目で待機していたチームが k +1 試合目で対戦する.ここで k 2 以上の整数とする.

なお,すべての対戦において,それぞれのチームが勝つ確率は 12 で,引き分けはないものとする.

(1) ちょうど 5 試合目で A が優勝する確率を求めよ.

(2)  n 2 以上の整数とする.ちょうど n 試合目で A が優勝する確率を求めよ.

(3)  m を正の整数とする.総試合数が 3 m 回以下で A が優勝する確率を求めよ.

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文科

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【3】 座標平面上の 2 つの放物線

Ay =x2

By =-x2 +px +q

が点 ( -1,1 ) で接している.ここで, p q は実数である.さらに, t を正の実数とし,放物線 B x 軸の正の向きに 2 t y 軸の正の向きに t だけ平行移動して得られる放物線を C とする.

(1)  p q の値を求めよ.

(2) 放物線 A C が囲む領域の面積を S (t ) とする.ただし, A C が領域を囲まないときは S (t )=0 と定める. S( t) を求めよ.

(3)  t>0 における S (t ) の最大値を求めよ.

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文科

理科【2】の類題

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【4】 以下の問いに答えよ.ただし,(1)については,結論のみを書けばよい.

(1)  n を正の整数とし, 3n 10 で割った余りを a n とする. an を求めよ.

(2)  n を正の整数とし, 3n 4 で割った余りを b n とする. bn を求めよ.

(3) 数列 { xn } を次のように定める.

x1 =1 x n+1 =3 xn n= 1 2 3

x10 10 で割った余りを求めよ.

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理科

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【1】  e を自然数の底,すなわち e =limt (1+ 1t ) t とする.すべての正の実数 x に対し,次の不等式が成り立つことを示せ.

(1 +1 x) xe ( 1+ 1x )x +12

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理科

文科【2】の類題

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【2】  A B C 3 つのチームが参加する野球の大会を開催する.以下の方式で試合を行い, 2 連勝したチームが出た時点で,そのチームを優勝チームとして大会は終了する.

(a)  1 試合目で A B が対戦する.

(b)  2 試合目で, 1 試合目の勝者と, 1 試合目で待機していた C が対戦する.

(c)  k 試合目で優勝チームが決まらない場合は, k 試合目の勝者と, k 試合目で待機していたチームが k +1 試合目で対戦する.ここで k 2 以上の整数とする.

なお,すべての対戦において,それぞれのチームが勝つ確率は 12 で,引き分けはないものとする.

(1)  n 2 以上の整数とする.ちょうど n 試合目で A が優勝する確率を求めよ.

(2)  m を正の整数とする.総試合数が 3 m 回以下で A が優勝したとき, A の最後の対戦相手が B である条件付き確率を求めよ.

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理科

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【3】  a 1 <a<3 をみたす実数とし,座標空間内の 4 P1 ( 1,0, 1) P 2( 1,1, 1) P 3( 1,0,3 ) Q( 0,0, a) を考える.直線 P1 Q P 2Q P2 Q x y 平面の交点をそれぞれ R1 R 2 R3 として,三角形 R1 R2 R3 の面積を S (a ) とする. S( a) を最小にする a と,そのときの S (a ) の値を求めよ.

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理科

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【4】  z を複素数とする.複素数平面上の 3 A (1 ) B (z ) C (z 2) が鋭角三角形をなすような z の範囲を求め,図示せよ.

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理科

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【5】  k を正の整数とし, 10 進法で表された小数点以下 k 桁の実数

0.a 1a2 ak = a110 + a210 2+ ak10 k

1 つとる.ここで, a1 a2 a k 0 から 9 までの整数で, ak 0 とする.

(1) 次の不等式をみたす正の整数 n をすべて求めよ.

0,a 1a2 ak n -10k <0.a 1a2 ak +10- k

(2)  p 5 10k -1 以上の整数ならば,次の不等式をみたす正の整数 m が存在することを示せ.

0.a 1a2 ak m -p<0 .a1 a2 ak+ 10-k

(3) 実数 x に対し, rx< r+1 をみたす整数 r [ x] で表す. s- [s ] =0. a1a 2 ak をみたす正の整数 s は存在しないことを示せ.

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【6】 座標空間内を,長さ 2 の線分 AB が次の 2 条件(a),(b)をみたしながら動く.

(a) 点 A は平面 z =0 上にある.

(b) 点 C ( 0,0, 1) が線分 AB 上にある.

このとき,線分 AB が通過することのできる範囲を K とする. K と不等式 z 1 の表す範囲との共通部分の体積を求めよ.

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