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2016 福井大学 前期

教育,国際地域科学部

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(1) 方程式 65 x+31 y=1 の整数解をすべて求めよ.

(2)  65x +31y =2016 を満たす正の整数の組 ( x,y ) を求めよ.

(3)  2016 以上の整数 m は,正の整数 x y を用いて m =65x +31y と表せることを示せ.

2016 福井大学 前期

教育,国際地域科学部

医(医学科)学部【3】の類題.(4)が異なる

易□ 並□ 難□

【2】 一直線上にない 3 O A B があり, OA =a OB =b とする.また, OC =b -a OD =a +b OE =a -b を満たすように点 C D E をとる. 0<x <1 を満たす実数 x に対し,線分 OA x :(1 -x) に内分する点を P 直線 PC と直線 OB との交点を Q 直線 QD と直線 AB との交点を R とするとき,以下の問いに答えよ.

(1)  OQ を, x b を用いて表せ.

(2)  OR を, x a b を用いて表せ.

(3) 直線 RE と直線 OA との交点が P と一致するとき, x の値を求めよ.

(4)  x を(3)で求めた値とするとき, PQR の重心と OAB の重心は一致することを証明せよ.

2016 福井大学 前期

教育,国際地域科学部

医(医学科)学部【4】の類題.(2)が異なる

易□ 並□ 難□

【3】 表の出る確率が r 裏の出る確率が 1 -r であるコインがある.このコインを繰り返し投げ,表の出た回数と裏の出た回数の差の絶対値が 2 になったときにコイン投げを終了する.ちょうど 2 n 回で終了する確率を p n とし, 2n 回以下で終了する確率を q n とする.ただし, n は正の整数とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  pn を求めよ.

(2)  qn を求めよ.

(3)  r= 14 のとき, qn 0.999 となる最小の n を求めよ.必要であれば, log10 2= 0.3010 log10 3=0.4771 として計算せよ.

2016 福井大学 前期

教育(理数教育)学部

易□ 並□ 難□

【4】  a を正の定数とし, f( x)= (x+ a) logx とする.曲線 C y=f (x ) 上の点 P ( a,f (a) ) における接線 l が原点を通るとき,以下の問いに答えよ.

(1)  a の値と,接線 l の方程式を求めよ.

(2) 曲線 C x 軸,および接線 l とで囲まれた図形を, y 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積 V を求めよ.

(3) 定数 k k 1a を満たすとき,関数 g (x )= (x+ k) logx は極値を持たないことを示せ.

2016 福井大学 前期

教育(理数教育除く),国際地域科学部

易□ 並□ 難□

【5】  f( x)= x3 g( x)= x3- 4 とし,曲線 C1 y=f (x ) と曲線 C2 y=g (x ) の両方に接する直線を l とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1) 直線 l の方程式を求めよ.

(2)  l C 1 との接点を P l y 軸との交点を Q l C 1 とが P 以外で交わる点を R とする.線分 PQ と線分 QR の長さの比 PQ :QR を求めよ.

(3)  C2 l とで囲まれた部分の面積 S を求めよ.

2016 福井大学 前期

工,医(医学科)学部

易□ 並□ 難□

【1】 関数 f (x )= ex+ e-x があり, g( x)= f( x) h (x) =xf (x) とおく. a を実数として,点 P ( a,f (a) ) における曲線 y =f( x) の法線を l とし,点 Q ( a,g (a )) における曲線 y =g (x ) の法線を m とする. l m との交点を R とするとき,以下の問いに答えよ.

(1)  R の座標を, a を用いて表せ.

(2)  PR2 -QR2 の値を求めよ.

(3)  2 つの曲線 y =g( x) y =h( x) および直線 x =1 によって囲まれた図形を, x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積 V を求めよ.

2016 福井大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【2】 四面体 OABC において,辺 OA OB OC のどの 2 辺も互いに直交し,長さがすべて 1 である. 3 O B C を通る平面上に点 D

OD=1 0 ° <BOD< 90 ° 0 ° <COD< 90 °

となるようにとり, BOD= θ cos θ=x とおく.線分 AB ( x+2) :x に外分する点を E 線分 AC x :(1 -x) に内分する点を F 三角形 DEF の重心を G とする. OA =a OB =b OC =c とおくとき,以下の問いに答えよ.

(1)  OD を, x b c を用いて表せ.また, OG を, x a b c を用いて表せ.

(2) 点 G 3 O B C を通る平面上にあるような x の値を求めよ.

(3)  OG DF の内積の最小値と,そのときの x の値を求めよ.

2016 福井大学 前期

工学部

医(医学科)学部【2】の類題

易□ 並□ 難□

【3】 原点を O とする x y 平面上に, F (5 ,0) F ( -5,0 ) とを焦点とし,直線 l y=k x と直線 l y= -kx とを漸近線とする双曲線 C がある. C 上に点 P をとるとき,以下の問いに答えよ.ただし, k は正の定数とする.

(1) 双曲線 C の方程式を求めよ.

(2) 点 P を通り, l l に平行な直線をそれぞれ m m とする. 4 つの直線 l l m m で囲まれた平行四辺形の面積を S とするとき, S C 上の点 P のとり方によらずに一定であることを示せ.

(3)  k=2 のとき, PFPF =2 OP2 をみたす C 上の点 P の座標を求めよ.ただし, P は第 1 象限にあるものとする.

2016 福井大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【4】 複素数 z は,以下に述べる規則(a),(b)にしたがって, 1 秒ごとに値が変化していくものとする.ただし, i を虚数単位として, α=cos π3+ isin π3 とおき, n=0 1 2 について,時刻 n 秒での z の値を z n とおく.

(a)  z0 =1 とする.

(b)  z の値は,時刻 n +1 秒において,確率 12 zn+1 =α zn に,確率 12 zn+1 =α -1 zn に変化する.

  m=1 2 3 について, z2 m= α2 となる確率を pm z 2m =1 となる確率を q m とおくとき,以下の問いに答えよ.

(1)  z2 m= -1 となる確率を求めよ.

(2)  qm を, pm を用いて表せ.

(3)  pm を求めよ.

(4)  zn =1 となる確率を求めよ.

2016 福井大学 前期

医(医学科)学部

工学部【3】の類題

易□ 並□ 難□

【2】 原点を O とする x y 平面上に, F (5 ,0) を焦点の 1 つとし,直線 l y=k x l y= -kx とを漸近線とする双曲線 C がある.ただし, k>0 とする. C 上の点 Q ( a,b ) を通り, 2 本の漸近線に平行な 2 直線のうち,傾きが正のものを m 傾きが負のものを m とする. l m との交点を P l m との交点を R とし,四角形 OPQR の面積を S とおくとき,以下の問いに答えよ.

(1) 双曲線 C の方程式を求めよ.

(2) 点 P R の座標を a b k を用いて表せ.

(3)  S は点 Q のとり方によらないことを証明せよ.

(4)  k k >0 の範囲を動くとき, S の最大値とそのときの k の値を求めよ.

2016 福井大学 前期

医(医学科)学部

教育,国際地域科学部【2】の類題.(4)が異なる

易□ 並□ 難□

【3】 一直線上にない 3 O A B があり, OA =a OB =b とする.また, OC =b -a OD =a +b OE =a -b を満たすように点 C D E をとる. 0<x <1 を満たす実数 x に対し,線分 OA x :(1 -x) に内分する点を P 直線 PC と直線 OB との交点を Q 直線 QD と直線 AB との交点を R とするとき,以下の問いに答えよ.

(1)  OQ を, x b を用いて表せ.

(2)  OR を, x a b を用いて表せ.

(3) 直線 RE と直線 OA との交点が P と一致するとき, x の値を求めよ.

(4)  x を(3)で求めた値とする. OA=OB =1 AOB= π3 のとき, PQ2 の値を求めよ.

2016 福井大学 前期

医(医学科)学部

教育,国際地域科学部【3】の類題.(2)が異なる

易□ 並□ 難□

【4】 表の出る確率が r 裏の出る確率が 1 -r であるコインがある.このコインを繰り返し投げ,表の出た回数と裏の出た回数の差の絶対値が 2 になったときにコイン投げを終了する.ちょうど 2 n 回で終了する確率を p n とし, 2n 回以下で終了する確率を q n とする.ただし, n は正の整数とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  pn を求めよ.

(2) 無限級数 n =1 n pn の和を求めよ.ただし, 0s< 1 に対して limn n sn= 0 であることを用いてもよい.

(3)  r= 14 のとき, qn 0.999 となる最小の n を求めよ.必要であれば, log10 2= 0.3010 log10 3=0.4771 として計算せよ.

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