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2016-10421-0201
2016 信州大学 前期 経済,理,医
経法,医(保健)学部
易□ 並□ 難□
【1】 2 つの変量 x , y のデータが, n 個の x , y の値の組として
(x 1,y 1) ,( x2, y2 ), ⋯ ,( xn, yn)
のように与えられているとする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) x ,y の平均値をそれぞれ x‾ ,y ‾ とするとき,変量 x と y の共分散 x xy は
sxy = 1n⁢ ( ∑k= 1n xk⁢ yk )-x‾ ⁢y‾
であることを示せ.
(2) これらのデータの間には, yk =a⁢x k+b ( k= 1 ,2 , ⋯ ,n ) という関係があるとする.ただし, a , b は実数で, a≠0 である.変量 x の標準偏差 s x は 0 でないとする.このとき, x と y の相関係数を求めよ.
2016-10421-0202
経法,理(数),工,医(保健)学部
【2】 曲線 C :y= x2 と, C 上の点 P1 ( -1,1 ) と P2 ( 3,9 ) を考える.線分 P1 P2 を 1 :3 に内分する点を H ,P 1 における接線と P2 における接線の交点を Q , 線分 HQ と曲線 C との交点を R とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) 点 H の座標を求めよ.
(2) 点 Q の座標を求めよ.
(3) 直線 HQ の方程式を求めよ.
(4) 点 R の座標を求めよ.
(5) 線分 P2 H と線分 HR と曲線 C で囲まれた部分の面積を求めよ.
2016-10421-0203
【3】 平面上の点 O , A , B , C に対して, OA→ と OB → のなす角を α (0< α< π2 ) とし, OA→ と OC → のなす角を β ( 0<β < π2 ) とする.さらに, ∠BOC= α+β , |OB → |=2 ⁢| OA→ |=4 OA→⋅ OC→ =1 であるとする. ▵OAB , ▵OAC , ▵OBC の面積をそれぞれ s , t , u とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) s , t , u を,それぞれ α , β を用いて表せ.
(2) 2⁢s =2⁢t =u であるとき, α と β を求めよ.
2016-10421-0204
2016 信州大学 前期 理,医
経法,理(数),工,医(医,保健)学部
【4】 n を 2 以上の自然数とする. n 人でじゃんけんをする.各人はグー,チョキ,パーをそれぞれ 13 の確率で出すものとする.勝者が 1 人に決まるまでじゃんけんを繰り返す.ただし,負けた人はその後のじゃんけんには参加しない.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) 1 回目のじゃんけんで,勝者がただ 1 人に決まる確率を求めよ.
(2) 1 回目のじゃんけんで,あいこになる確率を求めよ.
(3) n=5 のとき,ちょうど 2 回のじゃんけんで,勝者がただ 1 人に決まる確率を求めよ.
2016-10421-0205
理(数),工,医(医)学部
【5】 半直線 l :y=x ( x≧0 ), 放物線 C :y= 2 4⁢ x 2+ 22 を考える.以下の問いに答えよ.
(1) 放物線 C と半直線 l が接する点の座標を求めよ.
(2) t≧0 とする.原点からの距離が t である l 上の点を A⁡ (t ) とするとき, A⁡ (t ) を通り l に直交する直線と,放物線 C の共有点の座標を t を用いて表せ.
(3) 放物線 C と半直線 l および y 軸とで囲まれた図形を,半直線 l のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を求めよ.
2016-10421-0206
理(数),医(医)学部
【6】 n を自然数とする.以下の問いに答えよ.
(1) ∫ 01 ( 1-x 2) n⁢ dx= 4n ⁢( n!) 2 (2⁢ n+1) ! を示せ.
(2) ∑k= 0n n !k! ⁢(n -k) !⁢ (- 1) k2⁢ k+1 = 4n⁢ (n !) 2( 2⁢n+ 1)! を示せ.
2016-10421-0207
【7】 群に分けられた数列
1| 2 ,4 ,2 |3 , 6, 9, 6, 3| 4, 8, 12, 16, 12, 8, 4| ⋯
を,第 n 群が ( 2⁢n- 1) 個の項
n ,2⁢n , ⋯ ,(n -2) ⁢n ,(n -1) ⁢n ,n2 , (n- 1)⁢ n, (n- 2)⁢ n, ⋯ ,2⁢n , n
からなるものとする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) 与えられた数列の初項から第 n 項の末項までの項数を求めよ.
(2) 第 n 群に含まれる項の総和を求めよ.
(3) 最初に現れる 2016 は,この数列の第何項か.
2016-10421-0208
医(医)学部
【8】 P 0 ,Q 0 を複素数平面上の異なる点とする.自然数 k に対して,平面上の点 Pk , Q k
を以下の条件(ⅰ),(ⅱ)を満たすものとして定める.
(ⅰ) 線分 Pk -1 Qk -1 を Pk -1 を中心として角 θ だけ回転させた線分が Pk -1 Qk となる.
(ⅱ) 線分 Pk -1 Qk を Qk を中心として角 θ ′ だけ回転させた線分が Qk Pk となる.
以下の問いに答えよ.
(1) Q k+2 =Q k となるための, θ と θ ′ に関する条件を求めよ.
(2) 0≦θ <2⁢π , θ=- θ′ ,| Q0 P0 |=1 とする. Q0 を中心とし,半径が r の円を C とする. P n-1 は C の内部, Qn は C の外部にあるという.このとき, r2 が取り得る値の範囲を n と θ を用いて表せ,