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2016-10461-0201
2016 静岡大学 後期
教育(数学教育専修),理(数学科)学部
理学部は【3】
教育学部は配点50%,理学部は20%
易□ 並□ 難□
【1】 a は 0 <a<1 を満たす実数とし, C を曲線 y =x ( x ≧0 ),l を直線 y =a⁢x とする.このとき,次の各問に答えよ.
(1) 曲線 C と直線 l の交点のうち x 座標が正のものを P とする.このとき,点 P における曲線 C の接線 m の方程式を求めよ.
(2) 接線 m , 曲線 C , y 軸で囲まれる図形 D 1 と,曲線 C , 直線 l で囲まれる図形 D 2 を考える.図形 D1 ,D 2 の面積をそれぞれ S1 ,S 2 とするとき,面積比 S2 S1 の値を求めることにより,この面積比は a によらず一定であることを示せ.
(3) 図形 D 2 を x 軸, y 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積をそれぞれ Vx ,V y とする. VyV x= 87 のとき, a の値を求めよ.
2016-10461-0202
理(数学科)学部は【5】
教育学部は配点50%,理学部は配点20%
【2】 実数全体で定義された関数
f1 ⁡(x )=1 , fn +1⁡ (x) =1- ∫0x fn ⁡( t)⁢ dt ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
を考える.このとき,次の各問に答えよ.
(1) f2 ⁡( x) ,f 3⁡( x) を求めよ.
(2) fn ⁡(x ) を推定し,その推定が正しいことを数学的帰納法を用いて証明せよ.
(3) 次の等式が成り立つことを証明せよ.
e- x=1 - ∫0x e- t⁢d t
(4) n を正の整数とし, x>0 とする.このとき,不等式
| e-x -f n⁡( x) |≦ x nn!
を証明せよ.ただし e は自然対数の底である.
2016-10461-0203
理(数学科)学部
配点20%
【1】 n を正の整数とする. 100 を分母とする正の既約分数のうち n10 以下の数を小さい方から順に並べた数列を a1 ,a 2 ,⋯ とし,その項数を m n とする.また,この数列の総和を S n とする.このとき,次の各問に答えよ.
(1) mn , Sn をそれぞれ n を用いて表せ.
(2) Sn -Sn -1 ( n≧2 ) を n を用いて表せ.
(3) n-1 10< ak≦ n 10 を満たす k をすべて求めよ.
(4) a4 ⁢n-3 ,a 4⁢n- 2 , a4 ⁢n-1 ,a 4⁢n およびこれらの総和 b n をそれぞれ n を用いて表せ.
2016-10461-0204
理(数学科,創造理学コース),工,情報(情報科学科)学部
理(創造理学コース),情報(情報科学科)学部は【1】
理(数学科)は配点20%,その他は配点25%
【2】 平行四辺形 OAPB において,頂点 O ,A , P ,B は,この順に反時計回りに並んでいる. ∠AOB の二等分線と直線 AB との交点を C とおく. OA=2 , OB=6 , OC= 3 2 とし, OA→ =a→ , OB→ =b→ とおく.直線 OC は,点 P を中心とする半径 r の円に 2 点 Q ,R で交わっている.ただし, OQ<OR とする. QR=6 であるとき,次の各問に答えよ.
(1) ∠AOB を求めよ.
(2) r を求めよ.
(3) OQ→ を a→ , b→ を用いて表せ.
2016-10461-0205
理(創造理学コース),情報(情報科学科)学部は【3】
【4】 複素数平面上で,等式
4⁢ |z |- 3⁢( z+z ‾) -2=0 ⋯(*)
を満たす複素数 z の表す図形を C とする.ただし, z‾ は z と共役な複素数を表す.このとき,次の各問に答えよ.
(1) 図形 C の概形を複素数平面上に図示せよ.
(2) θ を実数とする.等式(*)を満たし,偏角が θ である複素数 z の絶対値 f ⁡( θ) を θ を用いて表せ.
(3) n を 2 以上の整数とする.任意の実数 θ に対して,和
∑k= 1n 1 f⁡( θ+ 2⁢( k-1) ⁢πn )
の値を求めることにより,この和は θ によらず一定であることを証明せよ.
2016-10461-0206
理(創造理学コース),工,情報(情報科学科)学部
配点25%
【2】 関数 f ⁡( x)= cos⁡x+ sin⁡x ( -π≦x ≦π ) について,次の各問に答えよ.
(1) 曲線 y =f⁡ (x ) のグラフの概形をかけ.
(2) 定積分 ∫ -ππ x⁢ f⁡( x)⁢ dx を求めよ.
(3) 定積分 ∫ 0π2 f⁡ (x) ⁢sin⁡3 ⁢x⁢d x を求めよ.
2016-10461-0207
【4】 t を実数とする.関数 f ⁡( θ)= sin2⁡ θ+2⁢ t⁢cos⁡ θ+1 ( 0≦ θ≦2⁢ π ) の最小値,最大値をそれぞれ x , y とする.次の各問に答えよ.
(1) x ,y をそれぞれ t を用いて表せ.
(2) t が実数全体を動くとき,点 ( x,y ) の軌跡を座標平面上に図示せよ.