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2016-10550-0101
2016 京都工芸繊維大学 前期
配点25%
易□ 並□ 難□
【1】 空間内の平面 α 上に平行四辺形 OABC があり,
OA=2 , OC=3 , ∠AOC= π 3
とする.点 C を通り α に垂直な直線上に点 D があり,
CD=1
とする. 3 点 O ,B , D を通る平面を β とし, C を通り β に垂直な直線と β との交点を H とする.
(1) ▵OBD の面積を求めよ.
(2) 線分 CH の長さを求めよ.
2016-10550-0102
【2】 a を実数とする.関数
f⁡( x)= ea⁢ x⁢ (1- 2x ) ( x>0 )
を考える. f′⁡ (x ) =0 となる正の実数 x の個数を k とする.
(1) k=0 となるような a の値の範囲を求めよ.
(2) k=1 となるような a の値の範囲を求めよ. k=1 のとき, f′⁡ (x )=0 となる正の実数 x を t とする.関数 f ⁡(x ) が x =t において極値をとるかどうかを調べよ.
(3) k=2 となるような a の値の範囲を求めよ. k=2 のとき, f′⁡ (x) =0 となる正の実数 x を t1 ,t2 ( t1< t2 ) とする.関数 f ⁡(x ) が x =t1 および x =t2 のそれぞれにおいて極値をとるかどうかを調べよ.
2016-10550-0103
【3】 a ,b を実数とする. 0≦x ≦π を定義域とする 2 つの関数
f⁡( x)= { x⁢sin⁡ x1- cos⁡x ( 0< x≦π ) a ( x=0 )
g⁡( x)= { sin⁡x x ( 0<x≦ π) b ( x=0 )
を考える. f⁡( x) ,g⁡ (x ) はともに x =0 で連続であるとする.
(1) a ,b の値を求めよ.
(2) xy 平面において,連立不等式
{ 0≦x ≦π 0≦y≦ f⁡( x)⁢ g⁡( x)
の表す領域 D を考える. D を x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を求めよ.
2016-10550-0104
【4】 赤球,白球合わせて 2 個以上入っている袋に対して,次の条件(*)を考える.
赤球 3 個と白球 2 個が入っている袋に対して一度操作(*)を行い,その結果得られた袋に対してもう一度操作(*)を行った後に,袋に入っている赤球と白球の個数をそれぞれ r , w とする.
(1) 赤球 3 個と白球 2 個が入っている袋から 2 個の球を取り出すとき,取り出した赤球の個数が k である確率を p k とする. p0 , p1 , p2 の値を求めよ.
(2) r=w となる確率を求めよ.
(3) r>w となる確率を求めよ.
(4) r>w であったときの r +w=2 となる条件付き確率を求めよ.