Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2016年度一覧へ
大学別一覧へ
奈良女子大学一覧へ
2016-10631-0101
2016 奈良女子大学 前期
理学部
易□ 並□ 難□
【1】 三角形 ABC において,辺 AB を 2 :3 に内分する点を P , 辺 AC を 1 :2 に内分する点を Q とする.正の数 m に対して,線分 PC を m :1 に内分する点を R とする. AB→ =b→ , AC→ =c→ とおく.次の問いに答えよ.
(1) AP→ と AQ → を b → と c → を用いて表せ.
(2) QR→ を b→ , c→ , m を用いて表せ.
(3) |b →| =3 , | c→ |=2 , ∠BAC= 60⁢ ° であり, QR→ と BC → は垂直であるとき, m の値を求めよ.
2016-10631-0102
【2】 座標平面上に 3 点 A ( t,1 ), B (- 1,0) ,C ( 1,0 ) がある.ここで, t は実数全体を動くものとする.三角形 ABC の重心を D , 外心を E とする.次の問いに答えよ.
(1) 点 D と点 E の座標を t を用いて表せ.
(2) 線分 DE の長さの 2 乗を t を用いて表し,それを f ⁡(t ) とおく.関数 y =f⁡( t) の増減,極値,グラフの凹凸および変曲点を調べて,そのグラフをかけ.
2016-10631-0103
【3】 n を正の整数とする. 1 から 6 ⁢n までの番号がつけられた 6 ⁢n 枚のカードから 2 枚を同時に選び,選んだ 2 枚の番号の積を X とする. X が 3 の倍数となる確率を Pn ,X が 6 の倍数となる確率を Q n とする.次の問いに答えよ.
(1) P1 , Q1 をそれぞれ求めよ.
(2) Pn を n を用いて表せ.
(3) Qn を n を用いて表せ.
(4) limn →∞ Pn , limn →∞ Qn をそれぞれ求めよ.
2016-10631-0104
生活環境学部
【4】 四面体 ABCD において, AB=3 , AC=AD =5 ,BC =BD=4 , CD=6 であるとする.次の問いに答えよ.
(1) 三角形 BCD の面積を求めよ.
(2) 四面体 ABCD の体積を求めよ.
(3) 辺 CD の中点を M , 点 B から直線 AM へ下ろした垂線と直線 AM の交点を H とする.このとき,線分 BH の長さを求めよ.
2016-10631-0105
【5】 a と d を整数とする.数列 { an } を初項 a , 公差 d の等差数列とする.数列 { an } の初項から第 n 項までの和を S n とする.次の問いに答えよ.
(1) Sn を a , d ,n を用いて表せ.
(2) n≦34 のとき, Sn ≦0 ,n ≧35 のとき Sn> 0 であるとする.次の(ⅰ),(ⅱ)に答えよ.
(ⅰ) Sn が最小となる n の値を求めよ.
(ⅱ) Sn の最小値が -289 のとき, a と d の値をそれぞれ求めよ.
2016-10631-0106
【6】 6 つの整数 a , b ,c , d ,e , f はすべて 0 以上で,次の 3 条件(ア),(イ),(ウ)をみたすとする.
(ア) a>b >c>d
(イ) a=b⁢ e+c
(ウ) b=c⁢ f+d
次の問いに答えよ.
(1) a=8 のとき, 5 つの整数 b , c ,d , e ,f の組をすべて求めよ.
(2) c< a2 が成り立つことを示せ.
(3) d< a3 が成り立つことを示せ.