2016 慶応義塾大学 商学部MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2016 慶応義塾大学 商学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(ⅰ)  k を自然数とする.数列 { an } の初項から第 n 項までの和を S n とするとき, {S n} が初項 k 公比 k の等比数列であるとする.

k=3 の場合, an 5000 を満たすのは n (1) のときである.

an 100 の倍数となる n が存在するような 10 以下の自然数 k (2) つあり,このとき, an 100 の倍数となるのは n (3) のときである.

2016 慶応義塾大学 商学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(ⅰ)  α 0 α 2π を満たす定数とする.実数 t 0 t2 π の範囲で変化するとき,座標平面上の点 P ( sint, sin( t+α )) の軌跡を T とする.

T が線分となるような α の値を解答用紙Bの(ア)の欄にすべて記せ.

T が原点を中心とする円となるような α の値を解答用紙Bの(イ)欄にすべて記せ.

2016 慶応義塾大学 商学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【2】  a を正の実数, b c を実数とする. f( x)= ax2 +bx +c とし, f (x ) f (x ) の導関数とする.

(ⅰ) 放物線 y =f( x) と直線 y =f (x ) が接するための必要十分条件は

b2 = (ウ) (A)

である.

(ⅱ) 条件(A)が成り立つとき,その接点の座標は

( (4)- b (5) a, (6) a)

である.このとき,直線 y =f (x ) は放物線 y =-f (x ) とも接し,その接点 P の座標は

( (7) (8) - b (9) a , (10) (11) a)

である.

(ⅲ) 直線 y =f (x ) が原点を中心とする半径 2 の円 O と接するための必要十分条件は

b2 = (エ) (B)

である.この条件が成り立つとき,その接点を Q とする.

(ⅳ) 条件(A),(B)が成り立ち,さらに点 P が点 Q と一致するのは,

a= (12) (13) b= (14) (15) c= (16) (17)

のときである.このとき,円 O は放物線 y =f (x ) とただ 1 つの共有点 ( (18) , (19) ) をもち,放物線 y =f( x) 直線 y =f (x ) および円 O で囲まれた図形の面積は (20) (21) - (22) (23) π である.

2016 慶応義塾大学 商学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【3】 球面 S x2 -8x +y2 -4y +z2 +6z +20=0 は点 A ( (24) , (25) , (26) ) x y 平面と接し,球面 S z x 平面との交わりは中心 B ( (27) , (28), (29) (30)) 半径 (31) の円である.

 球面 S の中心を C 線分 AB 3 :2 に外分する点を P とすると, P の座標は

( (32) , (33) + (34) (35) , (36) +(37) (38) )

であり, ACP= (39) (40) π (ただし 0 ACP π )である.また,三角形 BPC の辺および内部が球面 S と交わってできる図形は,長さ (41) (42) π の円弧である.

2016 慶応義塾大学 商学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【4】  3 つの袋 A B C がある.袋 A には, 1 から 7 までの番号が書かれた玉がそれぞれ 2 個ずつ,計 14 個入っている.また,袋 B C には何も入っていない.以下,番号 i が書かれた玉を「玉 i 」と呼ぶことにする.

 袋 A から無作為に玉を 1 個取り出して袋 B に入れる.ここで袋 B に入れられた玉を玉 i とするとき,玉 i -1 i i +1 のうち袋 A に入っているものをそれぞれ 1 個ずつ取り出して袋 C に入れる.この一連の操作を繰り返す.

 例えば, 1 回目の操作の最初に玉 7 が袋 B に入れられたとする.このとき,袋 A には玉 6 と玉 7 は入っているが,玉 8 は入っていないので,玉 6 と玉 7 1 個ずつ袋 A から袋 C に移される.以上で 1 回目の操作が終り,袋 A に玉 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 の計 11 個が入った状態で 2 回目の操作を始める.

(ⅰ)  1 回目の操作で玉 4 が袋 B に入れられたとき, 2 回目の操作で玉 5 が袋 B に入れられる確率は (43) (44) (45) である.

(ⅱ)  1 回目の操作で玉 2 が袋 B に入れられ,かつ 2 回目の操作で玉 1 が袋 B に入れられる確率は (46) (47) (48) である.

1i <j7 を満たす整数 i j に対し, 2 回の操作を行った後に袋 B に玉 i と玉 j が入っている事象を B i,j とし,事象 B i,j の確率を P (B i,j ) で表す.

(ⅲ)  P( B1, 2) =1 7× (49)11 + 17× (50)10 = (51) 110 である.同様に,

P( B1, 3) = (52) (53) (54) P (B 1,7 )= (55) (56) (57)

P( B2,3 )= (58) (59) (60) P (B2 ,4) = (61) (62) (63)

である.

(ⅳ)  C2 7 個の事象 B 1,2 B1, 3 B6, 7 のうち,起こる確率が P (B 1,2 ) であるものは (64) 個, P( B1,3 ) であるものは (65) 個, P( B1,7 ) であるものは (66) 個, P( B2,3 ) であるものは (67) 個, P( B2,4 ) であるものは (68) 個である.

(ⅴ)  3 回の操作の後,袋 B に入っている玉の番号が全て偶数となる確率は (69) (70) (71) である.

inserted by FC2 system