2016 東京理科大学 理工学部B方式2月6日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2016 東京理科大学 理工学部B方式

数,建築,電気電子情報学科

2月6日実施

(2)〜(3)と合わせて配点40点,

数学科は60点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, などは既出の を表す.

(1)(a)  x y に関する方程式

8x 2+24 x y+18 y2- 6x- 9y- 20=0

を考える. A=2 x+3 y とおくと,

A2- A-20=0

と表される.したがって, x y が整数で を満たすとすると A = である.これより, 2x+ 3y= を満たす整数の組 ( x,y ) のうち, |x+ y| が最小になるのは ( x,y) =(- , ) のときで, |x+ y| 2 番目に小さくなるのは

(x ,y) =(- , ) ( - , )

のときである.ただし, < とする.

(b)  f( n)= n4-27 n2 +121 とすると

f( n)= (n2 + n+ ) (n2 - n + )

と因数分解される.したがって, |f (n )| が素数となるような自然数 n はちょうど 個存在する.また,それら 個の素数 | f( n) | の和は である.ただし,素数とは正の約数が 1 とその数自身のみであるような 2 以上の自然数である.

2016 東京理科大学 理工学部B方式

数,建築,電気電子情報学科

2月6日実施

(1),(3)と合わせて配点40点

数学科は60点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, などは既出の を表す.

(2) 空間内に四面体 ABCD がある. ABC の外心を P とし,点 D から平面 ABC に下ろした垂線が平面 ABC と交わる点を H とする.このとき,線分 AH の上に点 P があるものとする.さらに,四面体 ABCD の体積が 3 5 であり,

AB=4 BC=10 CA=3 2 DA= 32 10

であるとする.

(a)  ABC において, cos BAC= 2 であり, ABC の面積は である.また, ABC の外接円の半径は である.

(b) 以下では平面 ADH 上で考える.体積の条件から DH = 2 がわかり, DAH において AH = 2 だから PH = 2 である.点 P を通り直線 AH に直交する直線を l とし,線分 DA の垂直二等分線と l の交点を Q とする.

AQ =p AP+ qAD

とおくと,

p= 1 q= 1 AQ=

がわかる.点 Q 4 A B C D から同じ距離にあるので, Q を中心とする半径 の球面は四面体 ABCD に外接していることがわかる.

2016 東京理科大学 理工学部B方式

数,建築,電気電子情報学科

2月6日実施

(1),(2)と合わせて配点40点

数学科は60点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, などは既出の を表す.

(3) 複素数 z z0 に対して, w=z+ 1z とし, w=x+ yi w の実部を x 虚部を y )とする.ただし, i は虚数単位を表すものとする.

(a) 複素数平面上で点 z が半直線 z =(1 +2i )t t>0 上を動くとする.このとき, w=x+ yi に対して

x= t +t y= - t+ t

が成立し,点 ( x,y ) は,双曲線

x 2- y2= 1

上を動く.

(b)  k を正の実数とする.複素数平面上で点 z が半直線 z =(1 +ki ) t t>0 上を動くとき,点 w

|w+ 2|- |w- 2|= 1

を満たすとする.このとき k = である.

2016 東京理科大学 理工学部B方式

数,建築,電気電子情報学科

2月6日実施

30点,数学科は45点

易□ 並□ 難□

【2】 正の実数 s に対し, 3 次関数 f (x ) と曲線 C

f( x)= x3- sx C y=f (x )

で定める. p を正の実数とし, C 上の点 P ( p,f (p) ) における C の接線を l 1 とする.接線 l 1 C との共有点で P と異なる点を Q とし, Q における C の接線を l 2 とする.

(1) 点 Q の座標を求めよ.

(2)  2 つの直線 l 1 l 2 とが直交するような C 上の点 P ( p,f (p) ) p> 0 がただ 1 つ存在するときの s の値を求めよ.

(3) 曲線 C 上の点 R1 ( 2,f (2 )) をとり, n=1 2 3 に対して,点 Rn から点 R n+1 を次の規則で定める.

「点 Rn を通る直線で Rn 以外の点で C に接するものを考え,その接点を Rn +1 とする.」

Rn の座標を ( xn, yn ) とするとき, n= 1 yn の値を s を用いて表せ.

2016 東京理科大学 理工学部B方式

数,建築,電気電子情報学科

2月6日実施

30点,数学科は45点

易□ 並□ 難□

【3】 実数 a に対し,座標平面における 2 つの曲線

C1 y= ex+a C2 y=log x-a

を考える.ここで, e は自然対数の底で, logx は自然対数である.

(1) 曲線 C 1 上に点 P をとり, P における C 1 の接線の方程式を y =px +q とする.このとき,すへての実数 x に対して

ex+ a px+ q

が成り立つことを示せ.

(2) 曲線 C 1 の接線で,直線 y =x に平行なものの方程式を a を用いて表せ.

(3) 曲線 C 1 C 2 が共有点をもたないような, a の値の範囲を求めよ.

(4) (3)の条件の下で, C1 上の点 P1 ( 1,e 1+a ) C 2 上の点 P2 ( e1+ a,1 ) をとる.このとき, x 軸,曲線 C2 線分 P1 P2 曲線 C1 y 軸で囲まれた図形の面積を S として, S= 4e- 12 となるような a の値を求めよ.

inserted by FC2 system