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2016 立命館大学 理系学部

2月8日実施

易□ 並□ 難□

【1】  a を実数とし, 3 次関数 f (x )=x 3+x 2-x+ a について考える.

(1)  f( x) は, x= のとき極大値 をとり, x= のとき極小値 をとる.

(2)  a= (ただし, > )のとき, f( x)= 0 は異なる 2 つの実数解をもつ.

(3) 曲線 y =f( x) の変曲点は, x= のときである.

(4)  a=- 1 のとき, x 軸と曲線 y =f( x) で囲まれた部分の面積は である.

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2016年立命館大2月8日理系【2】2016148911002の図

【2】 座標平面上で,ある点が右図のように P0 ( 0,0 ) から出発して P1 P 2 P3 Pn と移動する. P1 ( 1,0 ) として, n1 のとき, Pn から Pn +1 への移動を次のように定義する.

Pn から Pn +1 への移動距離 Pn P n+1 は,直前の Pn -1 から Pn への移動距離 Pn -1 Pn q 倍(ただし, 0<q <1 ),つまり Pn P n+1 =q P n-1 Pn とする.

・移動方向は, P2 n-1 から P2 n への移動のときは, x 軸の正の方向を基準に反時計回りに 2 3 π 回転した方向とし, P 2n から P2 n+1 への移動のときは, x 軸の正の方向とする.

 このような移動をするとき, P 2n の座標を ( x2 n, y2 n) として, P 2( n+1 ) の座標 ( x2 (n+ 1) ,y2 (n +1) ) を, x2 n y 2n q を用いて表すと,

x2 (n+1 )= x2n +

y2 (n+ 1) =y2 n+

となる.

  q= 12 のとき, n を限りなく大きくすると, P2 n は点 ( , ) に限りなく近づく.

 また, n を限りなく大きくしたとき, x2 n が最小になるのは, q= のときであり,そのとき, P2 n は点 ( 4 , 4 ) に限りなく近づく.



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【3】 座標空間において原点を O とし, 3 A ( 1,3, 2) B ( 1,-1 ,-2) C ( -1,3 ,1) がある.

(1) ベクトル AB AC の内積は, であり,ベクトル AB AC のなす角を θ とすると, sinθ = である. 2 つの線分 AB AC 2 辺としてもつ平行四辺形の面積は である.

(2)  2 つのベクトル AB AC の両方に垂直な単位ベクトルのうち, x 成分が正である単位ベクトルは ( , , ) である.

(3)  3 A B C を含む平面に原点 O から下ろした垂線と平面との交点を H とする.点 H の座標は ( , , ) である.このとき, OH の長さは である.

(4)  3 つの線分 AB AC AO 3 辺としてもつ平行六面体の体積は である.

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【4】 次の条件を満たす複素数 z について考える.ただし, i は虚数単位である.

(1)  ( z-i) 6=1 を満たす z のうち,実部が正であるものは

z=1+ i

3 個である.

(2)  ( z-i) 6= 6427 を満たす z のうち,実数であるものは

z=

2 個である.

(3)  (z -i) 6 が実数であるような z について考える.

(a)  |z- i|= 1 を満たす z 個ある.

(b)  z=z を満たす z 個ある.

(c)  z=z を満たすとき, | (z- i) 6| がとりうる最大値は である.

(4)  n 2 以上の整数とする. (z -i) n が実数のとき,実数である z 個ある.

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