【3】
1. は実数とする.のとき,
を以下の指示に従って,通りの方法で証明せよ.
(1) すべての実数に対して,
が成り立つことを利用してを証明せよ.また等号が成り立つときの条件を示せ.
(2) 原点をとするつのベクトル,
を考える.をとによって表せ.その上で,を証明せよ.また等号が成り立つときのつのベクトルの位置関係を示せ.
2. 対応するつの変量の値の組を考える.変量の平均をとし,の偏差をとする.すなわち,であり,変量についても同様とする.またの相関係数が定義できる場合を考え,これをとする.このとき,上記を用いて,
となることを示せ.