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【3】 円周の長さと直径の比は円の大きさによらず一定である.この比の値はで表されるが,紀元前世紀にはアルキメデスが円に内接する正多角形と外接する正多角形の周の長さを用いて,がとの間に収まることを示している.すなわち,今から年以上前に,
となることが示されていた.
我々もアルキメデスの手法にならい,の値について考えてみよう.必要な場合は,として計算せよ.
(1) を証明せよ.
(2) 直径の円に内接する正角形の周の長さによっての値を近似的に求めたい.
ⅰ) となることを示せ.
ⅱ) を求めよ.またを小数で計算せよ.ただし,答えは小数第位を四捨五入して,小数第位まで求めよ.
ⅲ) アルキメデスがの値の計算に用いたものが,正角形だったとするとき,とはどちらが大きいか.簡単な理由もつけること.