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2017 茨城大学 後期

理学部

易□ 並□ 難□

【1】  n を自然数とし,曲線 C y= ex+ e-x 2 と直線 ln y= 2n x+ bn が接するように定数 b n を定める.ただし, e は自然対数の底とする. C l n の接点を Pn ( xn, yn ) とする.以下の各問に答えよ.

(1)  xn yn および b n n を用いて表し,極限値 limn xn lim n yn および limn b n を求めよ.

(2) すべての自然数 n に対して,不等式 yn> yn+ 1 および xn> xn+ 1 を示せ.

(3) 曲線 C の,点 P1 から Pn +1 までの部分の長さを L n とする. Ln n を用いて表せ.

(4) (3)で定めた L n に対して,極限値 limn L n を求めよ.

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理学部

易□ 並□ 難□

【2】  e を自然対数の底とし, f( x)= e-x sin (x -π 4 ) とする.以下の各問に答えよ.

(1) 導関数 f ( x) f ( x)= 2 e-x cos x を満たすことを示せ.

(2)  k を自然数とする. 2( k-1) π<x <(2 k-1 )π の範囲で,関数 f (x ) の増減を調べ,極値を k を用いて表せ.

(3)  k を自然数とする. (2 k-1 )π <x< 2k π の範囲で,関数 f (x ) の増減を調べ,極値を k を用いて表せ.

(4) 自然数 n に対して, (n- 1) π<x< nπ の範囲における関数 f (x ) の極値を a n とする.無限級数 n =1 an の和を求めよ.

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理学部

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【3】 助さんと格さんが,赤玉 n 個と白玉 k 個が入った笠間焼のつぼの中から玉を取り出す次の 4 つのゲーム [ Gi ] i=1 2 3 4 をそれぞれ行う.ただし, n k 2 以上の自然数とする.

[ G1 ]  助さんがつぼの中から無作為に玉を 1 個取り出し,それが赤玉であれば助さんの勝ち,白玉であれば助さんの負け,とする.

[ G2 ]  助さんがつぼの中から無作為に玉を 2 個取り出し,その中に赤玉が少なくとも 1 個あれば助さんの勝ち, 2 個とも白玉であれば助さんの負け,とする.

[ G3 ]  まず格さんがつぼの中から無作為に玉を 1 個取り出し,次に助さんがつぼの中から白玉を 1 個取り出す.その後,再び助さんがつぼの中から無作為に玉を 1 個取り出し,それが赤玉であれば助さんの勝ち,白玉であれば助さんの負け,とする.ただし,取り出した玉はもとに戻さないものとする.

[ G4 ]  まず助さんがつぼの中から白玉を 1 個取り出し,次に格さんがつぼの中から無作為に玉を 1 個取り出す.その後,再び助さんがつぼの中から無作為に玉を 1 個取り出し,それが赤玉であれば助さんの勝ち,白玉であれば助さんの負け,とする.ただし,取り出した玉はもとに戻さないものとする.

各ゲーム [ Gi ] で助さんの勝つ確率を P i i=1 2 3 4 とする.以下の各問に答えよ.

(1)  P1 P2 をそれぞれ n k を用いて表し, P1 P 2 の大小関係を判定せよ.

(2)  P3 P4 をそれぞれ n k を用いて表し, P3 P 4 の大小関係を判定せよ.

(3)  P1 P 4 の大小関係および P 2 P 3 の大小関係をそれぞれ判定せよ.

(4)  k3 かつ n =k-1 とする.助さんの勝つ確率が 12 より大きいゲームを [ G1 ] [ G4 ] からすべて求めよ.

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理学部

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【4】 平面上の ABC において, C 2 等分線と辺 AB の交点を D B 2 等分線と辺 AC の交点を E とする.さらに,点 D は辺 AB 2 :1 に,点 E は辺 AC t :1 に,それぞれ内分しているとする.ただし, t は正の数とする. 3 BC CA AB の長さを a b c 3 つの内角 A B C の大きさを x y z とそれぞれおく.以下の各問に答えよ.

(1) 線分 CD の長さを d とおく. ACD の面積 S b d z を用いて表し, BCD の面積 T a d z を用いて表せ.さらに, S:T= b:a を示せ.

(2)  b:a= 2:1 を示せ.

(3)  c:a= t:1 を示せ.

(4)  cosx t を用いて表せ.また, t のとり得る値の範囲を求めよ.

(5)  cosx の最小値と,そのときの t の値を求めよ.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(1) 実数の定数 a b に対し,等式 limx 1 x2 +ax +b x2+x -2 =7 が成り立っているとき, a= (あ) b= (い) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(2) 関数 f (x )= x logx x =e2 における微分係数は, f (e 2) = (う) である.ただし,対数は自然対数であり, e は自然対数の底である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(3)  s を実数の定数とする.座標平面において,曲線 C1 y=- (x- 52 ) 2+s と曲線 C2 y= 8x が,共有点 ( -1,- 8) をもつとする.このとき, s= (え) であり, C1 C 2 で囲まれる部分の面積は (お) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(4)  p を実数の定数とする.関数 f (x ) が等式

pxf (t )d t+2 p+3= x2+ 4x+ 2

を満たすとき, f( x)= (か) である.また,上の等式を満たす定数 p のうち, p>0 であるものは p = である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(5)  i を虚数単位とする. x=1- 3 i のとき, x3 -4x 2+10 x-6 の値は (く) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(6) 平面上の定点 O を中心とする半径 1 の円周上に 3 A B C があり,

2OA + OB+ 2OC = 0

を満たしているとする.このとき,内積 OB OC = (け) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(7)  1 個のさいころを投げ, 1 または 2 の目が出たら 3 点, 3 または 4 の目が出たら 1 点, 5 または 6 の目が出たら 0 点の得点を得るゲームをする. 5 回さいころを投げて得られた得点の合計が 9 点以上である確率は (こ) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(8)  k を実数の定数とする.直線 ( k+2) x+ (3 k-2) y-16 =0 k の値に関係なく定点 P を通る.このとき, P の座標は (さ) である.また, P と直線 3 x+4 y+5 =0 の距離は (し) である.

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工学部

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【1】 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

2017年茨城大後期工学部【1】(9)20171016102013の図

(9) 図のような直方体 ABCD EFGH において, AB=2 AD=4 BF=3 であるとする.辺 AD の中点を M とすると,三角形 MFH の面積は (す) である.



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工学部

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【2】  e を自然対数の底とする.座標平面上を動く点 P の時刻 t における座標 ( x,y ) が,

x=e -2 tcos t y =e- 2t sint

で表されているとする.

 以下の各問の   にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.

(1) 点 P の時刻 t における速度ベクトル v を求めると, v =( (せ) , (そ) ) である.ただし,点 P の時刻 t における速度ベクトル v は, v =( d xdt , d ydt ) と表される.

(2) 点 P t =(n -1) π から t =nπ までの間に動いた道のりを L n n=1 2 3 とする.このとき, Ln= (た) である.ただし,一般に点 P t =t1 から t =t2 までの間に動いた道のりは, t1 t2 |v | dt と表される.

(3) (2)で求めた L n に対し,無限級数 m=1 L m の和は (ち) である.

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