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(1) とは,式1と式2でそれぞれ定義されている.およびの値を求めよ.
(式1)
(式2)
(2) は式3で定義されている.図1の(A)〜(C)に示す木構造は,式3の(A)〜(C)それぞれの式変形を図示している.図2は,あるについて定義に基づく式変形で得られる木構造である.図2の【ア】〜【ウ】に該当するとその値を求めよ.
(式3)
図1
図2
(3) (2)の方法で得られるの木構造において,葉を除く節点の個数をとする.式4の【エ】〜【ク】を答えよ.
(式4)
(4) かつのとき,異なる個から重複を許して個をとる組合せの数をとする.式5の【ケ】〜【ス】を答えよ.
(式5)
(5) 式5の(E)が成り立つ理由を字程度で説明せよ.
【2】 パズル「ハノイの塔」では,ある杭に下から大きい順に刺してある大きさの異なる枚(は正の整数)の円盤を別の杭に移動する.杭は三本ある.一回の操作で,ある杭の最上位から別の杭の最上位に円盤を一枚移動する.ただし,小さな円盤の上に大きな円盤を置くことはできない.
杭の最上位から杭の最上位に円盤を一枚移動する一回の操作をとする.枚の円盤を杭からとは異なる杭に,最小回数の操作で移動する操作列をとして,その回数をとする.以下では,三本の杭をとする.例えば,のとき,
である.
(1) をとからなる操作列で答えよ.ただし,の個数を最小にせよ.「」は適切な杭を表す.
(2) をとからなる操作列で答えよ.ただし,の個数を最小にせよ.「」は適切な杭を表す.
(3) 式6は,の再帰的定義である.式6の【ア】〜【エ】を答えよ.ただし,どちらでもない杭をとせよ.
(式6)
(4) 式7は,の再帰的定義である.式7の【オ】〜【キ】を答えよ.
(式7)
(5) 式8は,再帰によらないの式である.【ク】〜【コ】を答えよ.導出の過程を示すこと.
(式8)
(6) 各円盤の番号を小さい円盤から順にとする.において回目の操作で移動する円盤の番号および移動元と移動先の杭を答えよ.