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2017-10421-0201
2017 信州大学 前期 経法,理,医
経法,医(保健)学部
易□ 並□ 難□
【1】 n を自然数とする. 2 つの変量 x , y のデータが 2 ⁢n 個の x , y の値の組として,次のように与えられているとする.
(x 1,y 1) ,( x2, y2 ), ⋯ ,( x2⁢ n,y 2⁢n )
変量 x , y の値は,それぞれ関係式
xk= k ,y k= 1 2⁢k-1 -2⁢n ( k=1 ,2 , ⋯ ,2⁢ n)
に従っている.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) n=2 , 3 のとき,変量 y の標準偏差 s y をそれぞれ求めよ.ただし,答えは分母を有理化して与えること.
(2) 変量 x , y の平均値 x‾ , y‾ を求めよ.
(3) x と y の共分散 s x⁢y を求めよ.
2017-10421-0202
2017 信州大学 前期 経法,理,工,医
経法,理(数),工,医(保健)学部
【2】 1 から 10 までの自然数が 1 つずつ書かれているカードが 10 枚あるとする.ただし,同じ数が書かれたカードはないものとする.この中から 2 枚のカードを同時に引き,小さい方の数を p , 大きい方の数を q とする.座標平面上の 3 点 ( p,0) ,( q,0 ), (0 ,2⁢p ⁢q) を通る 2 次関数のグラフを C とするとき,以下の問いに答えよ.
(1) C の頂点の x 座標が整数になる確率を求めよ.
(2) C と x 軸とで囲まれた領域の面積が整数になる確率を求めよ.
(3) 原点 O から C に引いた 2 本の接線の傾きがともに整数になる確率を求めよ.
2017-10421-0203
経法,理(数),工,医(医,保健)学部
【3】 座標平面上の点 O ( 0,0 ), A (a 1,a 2) , B ( b1, b2 ), C (b 2,-b 1) を考える.さらに, 0≦θ 1≦π , 0≦ θ2≦ π に対し,
D (a 1⁢cos⁡ θ1- a2⁢ sin⁡θ 1,a 1⁢sin⁡ θ1+ a2⁢ cos⁡θ1 )
E (b 1⁢cos⁡ θ2- b2⁢ sin⁡θ 2,b1 ⁢sin⁡ θ2+ b2⁢cos ⁡θ2 )
とおく.
(1) |OA →| =|OD → | を示せ.
(2) OA→ ⋅OC→ =0 かつ OA →⋅ OB→= 2⁢OD →⋅ OE→≠ 0 であるとする. θ1 =π 7 であるとき, θ2 を求めよ.
(3) 3 点 O , A , B は同一直線上にないものとし, 3 点 O , D , E も同一直線上にないものとする. ▵OAB の外接円の半径を r 1 とし, ▵ODE の外接円の半径を r 2 とする.また, ▵OAB の面積を S とする. AB:DE= 2:3 であるとき, ▵ODE の面積を, S , r 1 , r2 で表せ.
2017-10421-0204
2017 信州大学 前期 理,工,医
【4】 半径が 2 の円に正方形 ABCD が内接している.辺 AB 上の異なる 2 点 E ,F と,短い方の弧 AB 上の異なる 2 点 G ,H を,四角形 EFGH が長方形になるようにとる.
(1) 長方形 EFGH が正方形のとき,その 1 辺の長さを求めよ.
(2) 長方形 EFGH の面積が最大になるときの辺 FG の長さを求めよ.
2017-10421-0205
理(数),工,医(医)学部
【5】 f⁡( x)= 2⁢x⁢ e-x 2 とする. a>0 に対し,曲線 y =f⁡( x) と直線 x =a および x 軸で囲まれた領域の面積を S ⁡(a ) とするとき,次の問いに答えよ.
(1) 関数 y =f⁡( x) が最大値をとる x の値 p を求めよ.
(2) 極限 k =lima →∞ S⁡( a) の値を求めよ.
(3) (1)で求めた p に対し, b>p が成り立つとする.点 ( b,f⁡ (b )) における曲線 y =f⁡ (x ) の接線と,直線 x =b および x 軸で囲まれた領域の面積を T ⁡(b ) とする.(2)で求めた k に対し, S⁡( b)+ T⁡( b)= k となるように, b の値を定めよ.
2017-10421-0206
2017 信州大学 前期 理,医
理(数),医(医)学部
【6】 0≦t ≦2⁢π において,媒介変数 t で表された曲線
{ x=3 ⁢cos⁡t +cos⁡3 ⁢t y=3 ⁢sin⁡t -sin⁡3 ⁢t
を C とする.
(1) C の長さを求めよ.
(2) C で囲まれた領域の面積を求めよ.
2017-10421-0207
【7】 数列 { an } を条件
a1= -1 ,a 2=3 , an +2= 5⁢a n+1 -6⁢ an ( n=1 ,2 , ⋯ )
によって定める.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) an+ 2-p ⁢an +1= q⁢( an+1 -p⁢ an ) がすべての n に対して成り立つような p , q を求めよ.
(2) 数列 { an } の一般項を求めよ.
(3) r を正の実数とし,数列 { bn } を条件
b1 =r⁢ 1a1 , b n+1 bn =r⁢ ana n+1
によって定める.このとき,極限 limn→ ∞b n を求めよ.