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2017-10461-0101
2017 静岡大学 前期
教育,理(生命科,地球科学科),農学部,地域創造学環
配点25%
易□ 並□ 難□
【1】 a ,b , c を正の整数, α を有理数とする. 2 次関数 f ⁡(x )=a ⁢x2 +b⁢ x-c に対して
∫ 01+ 2 f⁡( x)⁢ dx=- α-( α+3 )⁢ 2
が成り立つとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) p ,q , r ,s を有理数とする. p+q⁢ 2=r +s⁢ 2 のとき, p=r かつ q =s であることを示せ.ただし, 2 が無理数であることを用いてよい.
(2) a ,b の値を求め, c を α を用いて表せ.
(3) f⁡( α) =0 のとき, α の値を求めよ.
(4) (3)で求めた α について,曲線 y =f⁡ (x ) 上の点 ( α,f⁡ (α ) ) における接線を l とする.このとき,曲線 y=f ⁡( x) と接線 l および y 軸で囲まれた図形の面積 S を求めよ.
2017-10461-0102
数学入試問題さんの解答(PDF)へ
教育,理,工,農学部,地域創造学環
理(数学科)学部は【3】,理(物,化学科),工学部は【1】
【2】 {a n} を数列とし, Sn = ∑k= 1n ak ( n=1 , 2 ,3 , ⋯ ) とおく. C を定数とする.数列 { an } と数列 { Sn } が関係式
a1 =2 ,a n=n 2-2 ⁢Sn +C ( n=1 , 2 ,3 , ⋯ )
を満たしているとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) C の値を求めよ.
(2) an+ 1 を, an と n を用いて表せ.
(3) 数列 { bn } を
bn= an- n+1 ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ )
で定める.このとき,数列 { bn } の一般項を求めよ.
(4) 数列 { Sn } の一般項を求めよ.
2017-10461-0103
教育,理(生物科,地球科学科),農学部,地域創造学環
【3】 0<A < π2 ,0 <B< π 2 ,0 <C< π 2 とし, a=tan⁡ A ,b= tan⁡A , c=tan ⁡C とおく.このとき,次の問いに答えよ.
(1) A= π3 , B= π 4 ,C= 512 ⁢ π のとき, a ,b , c ,a+ b+c ,a⁢ b⁢c の値をそれぞれ求めよ.
(2) a+b+ c=a⁢ b⁢c のとき,つねに A +B+C =π が成り立つことを示せ.
(3) a+b+ c=a⁢ b⁢c かつ C =π 4 のとき, a+b の最小値,および,そのときの A , B の値をそれぞれ求めよ.
2017-10461-0104
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【4】 整数 n がある整数の 2 乗で表されるとき, n は平方数であるという. 2 つの平方数の和で表される整数全体の集合を A とする.たとえば, 0=0 2+0 2 より 0 ∈A であり,また, 13=2 2+3 2 より 13 ∈A である.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 整数 a , b ,x , y に対して,等式
(a 2+b 2) ⁢( x2+ y2) =( a⁢x+ b⁢y) 2+ (a⁢ y-b⁢ x) 2
が成り立つことを示せ.
(2) 2 つの整数 α , β が A の要素であるとき,積 α ⁢β は A の要素であることを示せ.
(3) 25 ,50 , 1250 のそれぞれが A の要素であることを示せ.
2017-10461-0105
理(数,物,化学科),工,情報(情報科学科)学部
理(物,化学科),工,情報(情報科学科)学部は【4】
【1】 平面上に三角形 OAB がある.実数 k に対して,直線 AB 上の点 C を AC→ =k⁢ AB→ を満たす点とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 等式
| OA→ |2 =| OC→ |2 -2OC →⋅ AC→ +| AC→ | 2
(2) 等式
(1 -k) ⁢ |OA →| 2+k ⁢ | OB→ |2 =| OC→ |2 +(1 -k) ⁢ | AC→ |2 +k⁢ |BC →| 2
(3) 平面上の点 D が等式
(1- k)⁢ ⁢ | OA→ |2 +k⁢ |OB →| 2= | OD→ |2 +(1 -k) ⁢ | AD→ |2 +k⁢ | BD→ |2
を満たすとき, OD→ ⋅CD → の値を求めよ.
2017-10461-0106
理(数学科)学部
【2】 複素数平面上の点 z が原点を中心とする半径 2 の円周上を動くとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 複素数 w = z-1 z-i で表される点 w の描く図形を複素数平面上に図示せよ.ただし, i は虚数単位である.
(2) (1)の図形を,原点を中心に π6 だけ回転して得られる図形を求めよ.
2017-10461-0107
【4】 m を正の整数とする.関数
f⁡( x)= ∫ 0x (m⁢ t2⁢ m-1 -t2 ⁢m+1 ) ⁢e- t2 ⁢dt
の極値を求めよ.ただし, e は自然対数の底である.
2017-10461-0108
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理(物,化学科),工,情報(情報科学科)学部
【2】 関数 f ⁡(x )= (x -1) 2⁢ (x +1) 2 について,次の問いに答えよ.
(1) 関数 y =f⁡( x) の増減および極値を調べて,そのグラフの概形をかけ.
(2) t を定数とする.関数 y =f⁡( x) のグラフ上の点 ( t,f⁡ (t )) における接線 l の方程式を, t を用いて表せ.
(3) (2)で求めた接線 l と関数 y =f⁡ (x ) のグラフが,異なる 3 つの共有点をもつための t の条件を求めよ
2017-10461-0109
理(物理,化学科),工,情報(情報科学科)学部
【3】 関数 f ⁡(x ), g⁡ (x ) を
f⁡( x)= ex , g⁡( x)= f⁡( x- π4 )+f⁡ ( π4- x)
で定める.ただし, e は自然対数の底である.また,
I1 = ∫0π 2 g⁡( x)⁢ cos2 ⁡x⁢ dx ,I 2= ∫0 π2 g⁡( x)⁢ sin2⁡ x⁢dx
とおく.このとき,次の問いに答えよ.
(1) g⁡( x)= g⁡( π2 -x ) を示せ.
(2) I1 =I2 を示せ.
(3) ∫ 0π2 g⁡ (x) ⁢dx ,I1 の値をそれぞれ求めよ.