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2017-10631-0101
2017 奈良女子大学 前期
理学部
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面上の 2 点 A ( 5,4 ), B (- 1,-6 ) を直径の両端とする円を C とし,線分 AB の垂直二等分線を l とする.以下の問いに答えよ.
(1) 円 C と直線 l の方程式をそれぞれ求めよ.
(2) 円 C 上にあり, x 座標と y 座標がともに整数である点をすべて求めよ.
(3) 直線 l 上にあり, x 座標と y 座標がともに整数である点をすべて求めよ.
2017-10631-0102
【2】 関数 f ⁡(x )=x ⁢(2 ⁢x-1 )⁢ e-3 ⁢x について,以下の問いに答えよ.
(1) x≧0 において ex> x が成り立つことを示し,これを用いて limx→ ∞f ⁡(x )=0 を示せ.
(2) x≧0 における f ⁡(x ) の最大値と最小値をそれぞれ求めよ.
(3) 0≦x ≦ 12 において,曲線 y =f⁡( x) と x 軸で囲まれた部分の面積を求めよ.
2017-10631-0103
【3】 0 でない複素数 z に対し, α=z + 1z , β=i ⁢z+ 1 i⁢z とする.ただし, i は虚数単位とする.以下の問いに答えよ.
(1) α が実数となる点 z の全体が表す図形を,複素数平面上に図示せよ.
(2) 等式 | α|= |β | をみたす点 z の全体が表す図形を,複素数平面上に図示せよ.
2017-10631-0104
生活環境学部
【4】 x を 1 より大きい実数とする.面積が 1 である三角形 ABC において,辺 BC , CA ,AB をそれぞれ x :1 に内分する点をそれぞれ D ,E , F とし,線分 BE と CF , CF と AD , AD と BE の交点をそれぞれ G ,H , I とする.以下の問いに答えよ.
(1) 三角形 DEF の面積が 12 となる x の値を求めよ.
(2) FG:GC を x を用いて表せ.
(3) 三角形 GHI の面積が 14 となる x の値を求めよ.
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【5】 n は 2 以上の整数とする.また, a ,b は実数とする.以下の問いに答えよ.
(1) xn -a⁢x -b が x -1 で割り切れるとき, b を a を用いて表せ.
(2) xn -a⁢x -b が x2+x -2 で割り切れるとき, a ,b を n を用いて表せ.
(3) xn -a⁢x -b が x2- 2⁢x+ 1 で割り切れるとき, a ,b を n を用いて表せ.
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【6】 変量 x の 9 個のデータ x1 ,x 2 ,x 3 ,⋯ , x9 について考える.この 9 個のデータの平均値は m , 標準偏差は s であり, s は 0 ではないとする.以下の問いに答えよ.
(1) a ,b を実数とし, a>0 とする.変量 x の 9 個のデータと,変量 y の 9 個のデータ y 1 ,y 2 ,y 3 ,⋯ , y9 との間に
yk= a⁢xk +b ( k= 1 ,2 , 3 ,⋯ , 9 )
の関係があるとする.変量 y の 9 個のデータの平均値は 0 , 標準偏差は 1 であるとき, a ,b を m , s を用いて表せ.
(2) 変量 x の 9 個のデータのうちの 4 個のデータ x1 ,x 2 ,x 3 ,x4 の平均値が m , 標準偏差が s +1 であるとする.このとき,残りの 5 個のデータ x5 ,x 6 ,x 7 ,x 8 ,x9 の平均値と標準偏差を m , s を用いて表し, s≧2 でなければならないことを示せ.