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2017 徳島大学 前期

理工,医(保健学科)学部

易□ 並□ 難□

【1】  1 辺の長さが 2 の正三角形とその内接円の接点を A B C とする.点 P が内接円の円周上にあるとき,次の問いに答えよ.

(1) 内接円の中心を O とするとき,線分 OA の長さを求めよ.

(2)  PA PB + PB PC +PC PA の値を求めよ.

(3)  | PA |2 +| PB |2 +| PC |2 の値を求めよ.

(4) 点 P が円周上を動くとき, PA PB の最大値および最小値を求めよ.

2017 徳島大学 前期

理工,医(保健学科)学部

易□ 並□ 難□

【2】  n 4 以上の整数とする.

(1)  (n +1) (3 n- 1+2 ) (n 2-n +1 ) と表される数を n 進法の小数で表せ.

(2)  3 進数 20201 (3 ) n 進法で表すと 320 (n ) となるような n の値を求めよ.

(3) 正の整数 N 3 倍して 7 進法で表すと 3 桁の数 abc (7 ) となり, N 4 倍して 8 進法で表すと 3 桁の数 abc (8 ) となる.各位の数字 a b c を求めよ.また, N 10 進法で表せ.

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理工,医(保健学科)学部

易□ 並□ 難□

【3】  n 2 以上の整数とする.すべての x >0 に対して不等式 log xa xn が成り立つような正の定数 a の最小値を a n とする.

(1) 最小値 a n を求めよ.

(2)  logx =an xn を満たす正の数 x を求めよ.

(3)  2 つの曲線 y =logx y=a nx n および x 軸で囲まれた部分の面積 S n を求めよ.

(4) すべての x >0 に対して不等式 log xa 2 x が成り立つことを利用して,(3)の S n について limn log (1 +Sn )n を求めよ.

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理工,医(保健学科)学部

易□ 並□ 難□

【4】  1 個のさいころを投げて,出た目が偶数ならば出た目の半分の数を得点とし,出た目が奇数ならば出た目を得点とする.さいころを n 回投げたときの得点の合計を考える.例えば,さいころを 3 回投げて出た目が 2 3 6 のとき,得点の合計は 2 2+ 3+ 62= 7 である.このとき,次の確率を求めよ.

(1) さいころを 2 回投げたとき,得点の合計が 6 になる確率

(2) さいころを 4 回投げたとき,得点の合計が 10 になる確率

(3) さいころを 4 回投げて, 2 回目に 5 または 6 の目が出たとき,得点の合計が 10 になる確率

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医(医学科),歯,薬学部

易□ 並□ 難□

【1】 数列 { an } の初項 a 1 から第 n a n までの和 S n が次を満たす.

an+ 2Sn =3 2n- 1 n= 1 2 3

(1)  an+ 1 a n の関係式を求めよ.

(2) 一般項 a n を求めよ.

(3)  S1 +3 S2+ 32 S3+ +3 n-1 Sn を求めよ.

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医(医学科),歯,薬学部

易□ 並□ 難□

【2】 複素数平面上で,原点 O と異なる点 A (α ) をとり,単位円周上に点 B (β ) をとる.複素数 α β arg α-arg β= π 2 を満たし,さらに α +β は実数でないとする.

(1)  β α |α | を用いて表せ.

(2) 線分 AB の垂直 2 等分線と直線 OA との交点を C (γ ) とするとき, γ α | α| を用いて表せ.

(3)  APB= π 2 を満たす原点と異なる虚軸上の点を P ( z) とする. z α α | α| を用いて表せ.ただし, α α と共役な複素数である.

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医(医学科),歯,薬学部

易□ 並□ 難□

【3】  n 2 以上の自然数とする.媒介変数 t を用いて x =cosn t y =sin4 t (0 t π2 ) と表される x y 平面上の曲線を C n とする.また, t= π3 に対応する点における C n の接線を l n とする.曲線 Cn 接線 l n および y 軸で囲まれた部分の面積を S n とする.ただし, Cn l n の共有点が 1 個であることを証明なしで用いてよい.

(1) 接線 l n の方程式を求めよ.

(2)  S2 を求めよ.

(3)  limn 2n n Sn を求めよ.

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医(医学科),歯,薬学部

易□ 並□ 難□

【4】  n<m とする.白玉 n 個と赤玉 m 個が入っている袋から n 個の玉を同時に取り出す.このとき, k=0 1 2 n に対して,白玉がちょうど k 個出る確率を p k とする.

(1)  n=2 m=3 のときに, p0 p1 p2 を求めよ.

(2)  n6 とする. p5 =p6 が成り立つような組 ( n,m ) の中で n が最小となるものを求めよ.

(3)  n3 とする. k=0 1 2 n に対して, dk =| n n+m - kn | とする. d2 >d3 および p2> p3 が同時に成り立つような組 ( n,m ) の中で n が最小となるものを求めよ.

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