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2017-11261-0101
2017 首都大学東京 前期
人文・社会系,経営学系
易□ 並□ 難□
【1】 k を正の実数とし, 2 次方程式 8 ⁢x2 -12⁢k ⁢x+3 ⁢k2 +8= 0 は sin ⁡θ+2 ⁢cos⁡θ , 2⁢sin ⁡θ+cos ⁡θ を解に持つとする.ただし, 0≦θ ≦ π4 とする.以下の問いに答えなさい.
(1) sin⁡θ +cos⁡θ , sin⁡θ ⁢cos⁡ θ をそれぞれ k を用いて表しなさい.
(2) k の値を求めなさい.
(3) sin⁡θ , cos⁡ θ の値を求めなさい.
2017-11261-0102
【2】 2 個の文字 A ,B を重複を許して左から並べて 7 文字の順列を作る.次の条件をみたす順列はそれぞれいくつあるか答えなさい.
(1) A が 5 個以上現れる.
(2) AABB がこの順に連続して現れる.
(3) A が 3 個以上連続して現れる.
2017-11261-0103
【3】 a ,b を実数とし, a>0 とする. f⁡( x)= a⁢x2 +b ,g⁡ (x) =|x +1| +|x -1| とするとき,以下の問いに答えなさい.
(1) g⁡( x)= 6 をみたす x の値を求めなさい.
(2) y=f⁡ (x ) のグラフと y =g⁡( x) のグラフがちょうど 3 点で接するような a , b の値を求めなさい.
(3) a ,b が(2)で求めた値のとき, y=f⁡ (x ) のグラフと y =g⁡( x) のグラフで囲まれた 2 つの部分の面積の和 S を求めなさい.
2017-11261-0104
理系のための備忘録さんの解答へ
【4】 数列 { an } を次の条件によって定める.
a1 =1 ,a 2=2 , an +2= 2⁢a n+1 +an ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
以下の問いに答えなさい.
(1) a3 , a4 , a5 を求めなさい.
(2) x ,y についての 1 次不定方程式 a5⁢x +a4 ⁢y=1 の整数解をすべて求めなさい.
(3) すべての自然数 n に対して, an と a n+1 が互いに素であることを示しなさい.
2017-11261-0105
経営B,都市環境,システムデザイン,健康福祉(放射線)学部
【1】 n を自然数とし, e を自然対数の底とする.関数
f⁡( x)= xn- 1⁢ e-x
について,以下の問いに答えなさい.
(1) すべての自然数 n に対して, x≧0 のとき e x> xnn ! が成り立つことを, n に関する数学的帰納法によって示しなさい.
(2) 極限 limx→ ∞f⁡ (x ) を求めなさい.
(3) n≧3 の場合に, x>0 の範囲における f ⁡(x ) の最大値,およびそのときの x の値を求めなさい.また, x>0 の範囲における y =f⁡( x) のグラフの変曲点の x 座標を求めなさい.
2017-11261-0106
【2】 複素数平面上の原点 O と 2 点 A⁡ (2 -4⁢ 3⁢i ), B⁡ (3 +3⁢ i) を考える.ただし, i を虚数単位とする.三角形 OAB の外側に, 3 辺 AB , BO ,OA をそれぞれ 1 辺とする正三角形 ALB , BMO ,ONA を作る.以下の問いに答えなさい.
(1) 点 L ,M , N を表す複素数をそれぞれ求めなさい.
(2) 直線 OL と直線 AM の交点を P とする.点 P を表す複素数を求めなさい.
(3) 3 点 B ,P , N が一直線上にあることを示しなさい.
2017-11261-0107
【3】 x は 0 ≦x≦1 をみたす実数とし, e は自然対数の底とする.以下の問いに答えなさい.
(1) 定積分 ∫ xx+1 | 1-t | ⁢e1 -t⁢ dt を求めなさい.
(2) 定積分 ∫ xx+1 | π⁢sin⁡ (π⁢ t) |⁢ dt を求めなさい.
(3) 関数
f⁡( x)= ∫ xx+1 { |1- t| ⁢e1 -t- |π⁢ sin⁡( π⁢t) | }⁢d t ( 0≦x≦ 1)
の最大値と最小値,およびそのときの x の値を求めなさい.
2017-11261-0108
都市教養(数理科学)学部
【1】 正の実数 h と関数 f ⁡(x )= x4 に対し,以下の問いに答えなさい.
(1) F⁡( h)= ∫ 1-h 1+h f⁡ (x )⁢d x を h の整式として表しなさい.
(2) 放物線 y =a⁢ (x- 1) 2+b ⁢(x -1) +c が 3 点
(1 -h,f⁡ (1- h) ), (1 ,f⁡( 1) ), (1 +h,f⁡ (1+ h) )
を通るとき, c の値を求めなさい.また, a と b を h の整式としてそれぞれ表しなさい.
(3) (2)で求めた a , b ,c に対して, G⁡( h)= ∫ 1-h 1+h {a ⁢( x-1) 2+b ⁢(x -1) +c} ⁢dx を h の整式として表しなさい.
(4) (1)の F ⁡(h ) と(3)の G ⁡(h ) に対して, F ⁡(h )-G ⁡(h )h 5 を求めなさい.
2017-11261-0109
【2】 座標空間に 4 点
A (- 3,0, 2) ,B ( 1,4, 0) ,C ( 0,3, 5) ,D ( 2,2, 7)
をとる. A , B を通る直線を l とし, C , D を通る直線を m とするとき,以下の問いに答えなさい.
(1) l と m が垂直であることを示しなさい.
(2) P を l 上の点とし, Q を m 上の点とする. PQ→ が AB→ , CD→ の両方に垂直であるとき, P , Q の座標をそれぞれ求めなさい.
(3) K , L を l 上の異なる 2 点とし, M , N を m 上の異なる 2 点とする. LK→ ,AB → は同じ向きに平行であり, MN→ , CD→ は同じ向きに平行であるとする.また, 3 つの線分 KL , LM ,MN は同じ立方体の 3 つの辺であるとする.このとき,線分 KN の中点の座標を求めなさい.
2017-11261-0110
【3】 各項が実数である無限数列 { an }, { bn } に対し,関数
fn⁡ (x )= an⁢ x-bn ( 2n+ 1-2 )⁢x -( 2n+1 -1 ) ( n=1 , 2 ,3 , ⋯ )
を考える.ただし, a1 =0 ,b 1=1 とする. n=1 , 2 ,3 , ⋯ に対し,
fn+ 1⁡ (x )= fn⁡ (f 1⁡( x) ) (x ≠3 2, x≠ 2n+ 2-1 2n +2- 2 )
が成り立つとき,以下の問いに答えなさい.
(1) f2 ⁡( x) と a2 ,b2 を求めなさい.
(2) t=f 1⁡( t)= f2⁡ (t )= f3⁡ (t) =⋯ をみたす実数 t をすべて求めなさい.
(3) 数列 { an } ,{ bn } の一般項をそれぞれ求めなさい.