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2017-13442-0301
2017 東京理科大学 理工学部B方式
建築,電気電子情報工,機械工,先端化学,土木工学科
2月6日実施
(1)〜(3)で配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の ア から ユ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, カ などは既出の カ を表す.
(1) 次の条件によって定められる数列 { an } を考える.
a1 =7 ,a n+1 =2⁢ an+ 9n ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ )
まず, bn = an9 n とおくことにより
bn +1= ア ⁢ bn+ イ ウ
となる.次に, cn= bn- エ オ とおくと
cn+ 1= カ キ ⁢ c n
となる.よって数列 { cn } は,初項 c1= ク ケ コ サ , 公比 カ キ の等比数列である.以上より,数列 { an } の一般項は
an= シ × ス n+ セ +ソ 2⁢n タ
となる.
2017-13442-0302
(2)(a) すべての実数 α に対し,
sin⁡α +cos⁡α = チ ⁢ sin⁡(α + πツ )
が成り立つ.よって α が π 6≦ α≦ π2 の範囲を動くとき,
sin⁡α +cos⁡α
は, α= π テ で最大値 ト をとり, α= πナ で最小値 ニ をとる.
(b) 実数 α , β が π 6≦ α≦ π2 , π6≦ β≦ π2 の範囲を動くとき,
sin⁡ (α+ β)+ sin⁡( α-β )+cos ⁡(α +β) +cos⁡ (α- β)
は, α= π ヌ かつ β = πネ のとき最大値 ノ をとる.
2017-13442-0303
(3) 1 個のさいころを 3 回投げ,出た目の数を順に a , b ,c とする.積 a ⁢b⁢c を n とおく.
(a) n が素数となる確率は ハ ヒ フ である.ただし,素数とは 2 以上の自然数で, 1 とそれ自身以外に正の約数を持たない数である.
(b) n が 2 の倍数, 5 の倍数, 10 の倍数となる確率は,それぞれ ヘ ホ , マ ミ ム メ モ , ヤ ユ である.
2017-13442-0304
配点30点
【2】 平面上に ▵ OAB をとり, OA→ =a→ , OB→ =b→ とおく.
t を正の実数とし,点 P ,Q は OP→ =-t⁢ OA→ , AQ→ =-t⁢ AB→ を満たす点とする.また, 2 直線 BP , OQ の交点を R とおく.
(1) BP→ , OQ→ を, a→ , b→ と t を用いて表せ.
(2) BR→ =k⁢ BP→ , OR→ =-l⁢ OQ→ を満たす実数 k , l を, t を用いて表せ.
(3) ▵OAB の面積を S1 ,▵ OBR の面積を S 2 とおく. S 2S1 を t を用いて表せ.また, limt →∞ S2 S1 を求めよ.
2017-13442-0305
30点
【3】 関数 f ⁡(x ) と曲線 C を
f⁡( x)= 4 x ,C :y=f ⁡(x )
で定める.定数 a を a >2 を満たすものとして, C 上の 2 点 Q ( 2,f⁡ (2 )) ,A ( a,f⁡ (a) ) をとる.点 A における曲線 C の接線を l とし, l と x 軸の交点を B ( b,0 ) とする.線分 AB , BQ , および曲線 C の弧 QA で囲まれた部分を, x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を V とする.
(1) 接線 l の方程式を, a を用いて表せ.また, b を a を用いて表せ.
(2) V を a を用いて表せ.
(3) lima →2+ 0 V( a-2) 2 の値を求めよ.
(4) V=12 ⁢π となるとき, a の値を求めよ.