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2017 立命館大学 薬学部A方式

2月2日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1)  θ についての方程式 sin3 θ-cos θsin 2θ -cosθ sinθ -cosθ =1 0 θπ は,

(sin θ- -1) ( sin2 θ+ + ) =0

と変形できるので,解を求めると, θ= である.ただし, に入る項はそれぞれ 1 つとし, < とする.

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易□ 並□ 難□

【1】

(2) 実数 x y が不等式 x2+ y2 4 を満たすとき, Z=2 x+3 y の最大値は であり,そのときの x の値は y の値は である.

 また, W=3 x2+ y の最大値は であり,最小値は である.

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【1】

(3)  ABC において, AB=3 BC= 5 CA =4 とする. ABC の内接円の半径を r とすると, r= であり,外接円の半径を R とすると, R= となる.

 また,内心と外心の距離は であり,内心と垂心の距離は となる.

 この内心,外心,垂心の 3 点を頂点とする三角形の面積は, となる.

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【2】 曲線 C y= x3+ x2- 2x と直線 L y=p x+q について,次の問いに答えよ.ただし, p q は実数とする.

(1)  p=1 q=- 1 のとき,曲線 C と直線 L の共有点は 3 個存在し,その x 座標の値は である.ただし, < < とする.

(2)  q=0 のとき,

(a) 曲線 C と直線 L が接する場合, p の値は となる.ただし, < とする.

(b) 曲線 C と直線 L の共有点が 1 個しか存在しないための条件は, p を用いて表すと, となる.

(3)  p=- 1 のとき,

(a) 曲線 C と直線 L が接する場合, q の値は となる.ただし, > とする.

(b)  q の値が の場合,曲線 C と直線 L で囲まれた部分の面積は となる.

(c)  q の値が の場合,曲線 C と直線 L で囲まれた部分の面積は となる.

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【3】 座標空間において, 4 O ( 0,0, 0) A ( 3,0, 0) B ( 1,2, 0) C ( 0,-1 ,3) がある.このとき,次の問いに答えよ.

 線分 AB 3 :1 に外分する点を D とすると,点 D の座標は, ( , , ) となる.

 次に線分 CD s :(1 -s) に内分する点を E とすると,点 E の座標は, s を用いて ( , , ) と表される.

 さらに,線分 OE t :(1 -t ) に内分する点を F とすると,直線 AF OBC と垂直に交わるのは, s= t= のときである.

 このとき,直線 AF OBC の交点 P の座標は, ( , , ) となる.

 ここで, sinBOC の値は であるので, OBC の面積は となる.

 また,四面体 OABC の体積は となる.

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2017年立命館大2月2日実施薬学部【4】2017148910506の図

【4】  X 君と Y 君がグラウンドにいる.そのグラウンドには右図のような正方形 ABCD が描かれている. Y 君の手元には 1 から 7 までの数字が 1 つずつ描かれた 7 枚のカードの入っている箱がある.

 ここで次のような試行を考える.

  Y 君は,この箱の中から無作為にカードを 1 枚取り出し, X 君にカードに描かれた数字を伝える. X 君はその数字にしたがって以下の規則で行動する.その後, Y 君は,取り出したカードをもとの箱に戻す.

<規則>

・数字が 1 のとき,移動しない.

・数字が 2 3 のとき,時計回りに隣の頂点に移動する.(例  A D

・数字が 4 5 のとき,反時計回りに隣の頂点に移動する.(例  A B

・数字が 6 のとき,時計回りに辺に沿って対角線上の頂点に移動する.(例  A D C

・数字が 7 のとき,反時計回りに辺に沿って対角線上の頂点に移動する.(例  A B C

 最初 X 君は頂点 A にいる.この試行を n 回繰り返した後, X 君が頂点 A にいる確率を P n とする.

 このとき,次の問いに答えよ.

(1)  P1 = P2 = である.

(2) この試行を 2 回行った後, X 君が頂点 B にいる確率は であり,頂点 C にいる確率は である.したがって, P3 = である.

(3)  n1 のとき, Pn+ 1 P n を用いて表すと,関係式 Pn+1 = が成り立つ.

 したがって, Pn = ( -1 7) n+ である.



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