2018 大学入試センター試験 追試験 数学I/数学IAMathJax

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2018 大学入試センター試験 追試

数学I

配点15点

数学IA【1】〔1〕の類題.数学IAでは(3)がない

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔1〕  α= 4 4-7 とする. α の分母を有理化すると

α= アイ +

となる.

 また, r を有理数とし

β= 9-( r2- 3r) 7 5

とする.

(1) 一般に, 7 が無理数であることから,有理数 p q に対して

p+q 7=0 p=q=

が成り立つ.

(2)  α-β が有理数ならば, r

+ r2- 3r =0

を満たす.このとき

r= または r =

である.ただし, の解答の順序は問わない.

(3)  α β が有理数ならば, の右辺の分子はある有理数 s を用いて

アイ + =s { -( r2-3 r) 7 }

と表される.このとき, r= であり, α β= ソタ チツ である.

2018 大学入試センター試験 追試

数学I,数学IA共通

数学IAではシ〜テ

配点10点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔2〕  a を正の実数とする.このとき,実数 x に関する次の条件 p q r を考える.

p |x-1 |a q |x | 5 2 r x2 -2x a

(1) 次の に当てはまるものを,下の 0 3 のうちからそれぞれ一つ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

  a=1 のとき, p q であるための また, a=3 のとき, p q であるための

0  必要条件であるが,十分条件ではない

1  十分条件であるが,必要条件ではない

2  必要十分条件である

3  必要条件でも十分条件でもない

(2) 命題「 p q 」が真となるような a の最大値は である.また,命題「 q p 」が真となるような a の最小値は である.

(3) 命題「 r q 」が真となるような a の最大値は である.

2018 大学入試センター試験 追試

数学I

配点25点

数学IA【1】〔3〕の類題.数学IAでは(1)まで.

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】 実数 a 2 次不等式 a2-3 <a を満たすとする.このとき a のとり得る値の範囲は

- イウ <a < + イウ

である.

  x 2 次関数

f( x)= -x2 +1

を考える.

(1)  a2 -3x a における関数 y =f( x) の最大値が 1 であるような a の値の範囲は

a

である.

 また, a2- 3x a における関数 y =f( x) の最大値が 1 で,最小値が f( a) であるような a の値の範囲は

キク + ケコ a

である.

(2)  a2 -3x a における関数 y =f( x) の最大値が f( a2- 3) で,最小値が f( a) であるような a の値の範囲は

a < + イウ

である.

  L= f( a2- 3)- f( a) とおく. a の値が の範囲にあるとき, L のとり得る値の範囲を求めてみよう. t=a 2 とおいて, L t を用いて表すと

L= t 2+ t-

である. a の値が の範囲にあるとき, t の値の範囲は

t< + チツ

である.したがって, L のとり得る値の範囲は

<L ナニ

である.また, L= ナニ となるのは, t= のときである.

2018 大学入試センター試験 追試

数学I

配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】  ABC において, AB= 55 AC= 13 sin ACB= 35 とする.

(1)  ABC の外接円の半径は である.

  cos ACB=± であるから, BC= カキ または BC = である.

(2) 以下では BC = とする.

 このとき, tan ACB= cos BAC= である.また, ABC の面積は タチ である.

  ABC の外接円の,点 A での接線と点 B での接線の交点を P とし,点 A での接線と点 C での接線の交点を Q とする. ABC の外接円の中心を O とし,線分 OP と辺 AB の交点を R 線分 OQ と辺 AC の交点を S とする.このとき, AOB ACB の関係から tan AOP= AP= である.また,四角形 ORAS の内角 ROS については, cos ROS= である.

2018 大学入試センター試験 追試

数学I

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】 高校生の K さんは,ニュースで「為替レート( 1 米ドルは何円か)」および「日経平均株価」と呼ばれている数値が日々変化していることに興味をもったので,これらの数値を入手して調べてみることにした.

 為替レートを 100 で割ったものを X とする.例えば, 1 米ドルが 123 円のとき X 1.23 となる.また,日経平均株価を 10,000 で割ったものを Y とする.例えば,日経平均株価が 16,500 円のとき Y 1.65 となる.

 図1は, X Y の日々の変化を描いたものである.ただし,土曜日,日曜日,祝日などデータのない日は除いている.全期間を次の二つの期間に分けて考察する.

期間 A 2013 1 4 日〜 2014 11 28 日( 468 日分のデータ)

期間 B 2014 12 1 日〜 2016 1 29 日( 284 日分のデータ)

図2は,期間 A と期間 B における X Y のデータの散布図である.

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図
2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

図1  X Y の日々の変化

期間 A

期間 B

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図 2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

図2  X Y のデータの散布図

(1) 表1は, X Y について平均値,標準偏差および共分散を計算し,有効数字 3 桁で表したものである.ただし, X Y の共分散とは, X の偏差と Y の偏差の積の平均値である.

表1 平均値,標準偏差および共分散

 期間 A 期間 B 全期間
X の平均値 1.01 1.21 1.08
Y の平均値 1.44 1.90 1.61
X の標準偏差 0.0522 0.0209 0.105
Y の標準偏差 0.144 0.118 0.260
X Y の共分散 0.00685 0.00203 0.0263

 次の に当てはまるものを,下の 0 5 のうちから一つ選べ.

 表1を用いて,期間 A 期間 B における X Y の相関係数を求め,小数第 3 位を四捨五入すると,それぞれ 0.91 0.82 である.全期間における X Y の相関係数を r とすると である.

(2)  X のデータの t 番目の値を x t とする.期間 A に対応するのは t =1 2 468 であり,期間 B に対応するのは t= 469 470 752 である. X が日々どのように変化しているか調べるために,次の式によって定義される u t を計算する.

ut= x t+1 -xt xt ×100

ただし,期間 A の最終日( t =468 )と期間 B の最終日( t =752 )については u t を計算しない. u1 u467 および u469 u751 U のデータと呼ぶ.

 図3および図4は,期間 A 期間 B における U のデータのヒストグラムおよび箱ひげ図である.期間 A における中央値は 0.0584 であり,期間 B における中央値は 0.0252 であった.

期間 A

期間 B

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図 2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

図3  U のデータのヒストグラム

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

図4  U のデータの箱ひげ図

 次の に当てはまるものを,下の 0 6 のうちから一つずつ選べ.ただし,解答の順序は問わない.

 図3および図4から U のデータについて読み取れることとして正しいものは, である.

0  期間 A における最大値は,期間 B における最大値より小さい.

1  期間 A における第 1 四分位数は,期間 B における第 1 四分位数より小さい.

2  期間 A における四分位範囲と期間 B における四分位範囲の差は 0.2 より大きい.

3  期間 A における範囲は,期間 B における範囲より小さい.

4  期間 A 期間 B の両方において,四分位範囲は中央値の絶対値の 8 倍より大きい.

5  期間 A において,第 3 四分位数は度数が最大の階級に入っている.

6  期間 B において,第 1 四分位数は度数が最大の階級に入っている.

(3)  X Y から X Y を次の式によって定義する.

X= aX+b Y= cY+ d

ただし, a b c d は定数であり, a0 かつ c 0 である.

 次の にそれぞれ当てはまるものを,下の 0 8 のうちから一つずつ選べ.ただし,同じものを繰り返し選んでもよい.

X の分散は, X の分散の 倍になる.

X Y の共分散は, X Y の共分散の 倍である.

X Y の相関係数は, X Y の相関係数の 倍である.

0   1 1   a 2   a2
3   ac 4   a c |a c| 5   b
6   b2 7   bd 8   |b d |

(4) 次の図5の三つの散布図について考える.散布図1で表される V W 2 種類のデータの相関係数,散布図2で表される V W 2 種類のデータの相関係数,および散布図3で表される V W 2 種類のデータの相関係数をそれぞれ r1 r2 および r 3 とする.これらは,小数第 3 位を四捨五入して小数第 2 位まで求めると, -0.76 0.10 0.98 のいずれかであることがわかっている.

 次の に当てはまるものを,下の 0 5 のうちから一つ選べ. 

  r1 r2 および r 3 の値の組み合わせとして正しいものは である.

  0 1 2 3 4 5
r1 -0.76 -0.76 0.10 0.10 0.98 0.98
r2 0.10 0.98 -0.76 0.98 -0.76 0.10
r3 0.98 0.10 0.98 -0.76 0.10 -0.76

散布図1

散布図2

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図 2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

散布図3

 
2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図 

図5 三つの散布図

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点10点

数学I【1】〔1〕の類題.数学Iでは(3)がある.

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔1〕  α= 4 4-7 とする. α の分母を有理化すると

α= アイ +

となる.

 また, r を有理数とし

β= 9-( r2- 3r) 7 5

とする.

(1) 一般に, 7 が無理数であることから,有理数 p q に対して

p+q 7=0 p=q=

が成り立つ.

(2)  α-β が有理数ならば, r

+ r2- 3r =0

を満たす.このとき

r= または r =

である.ただし, の解答の順序は問わない.

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点10点

数学I【2】の類題.数学Iには(2),(3)がある.

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】〔3〕 実数 a 2 次不等式 a2-3 <a を満たすとする.このとき a のとり得る値の範囲は

- ナニ <a < + ナニ

である.

  x 2 次関数

f( x)= -x2 +1

を考える.

  a2 -3x a における関数 y =f( x) の最大値が 1 であるような a の値の範囲は

a

である.

 また, a2- 3x a における関数 y =f( x) の最大値が 1 で,最小値が f( a) であるような a の値の範囲は

ハヒ + フヘ a

である.

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点15点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔1〕  ABC AB =4 BC= 103 AC=14 を満たす.

(1)  cos B= である.辺 BC 上に点 D を取り, ABD の外接円の半径を R とするとき, AD R= であり,点 D を点 B から点 C まで移動させるとき, R の最小値は である.ただし,点 D は点 B とは異なる点とする.

(2)  ABD の外接円の中心が辺 BC 上にあるとき, R= であり, ACD の面積は クケ である.

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点15点

数学I【4】の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔2〕 高校生の K さんは,ニュースで「為替レート( 1 米ドルは何円か)」および「日経平均株価」と呼ばれている数値が日々変化していることに興味をもったので,これらの数値を入手して調べてみることにした.

 為替レートを 100 で割ったものを X とする.例えば, 1 米ドルが 123 円のとき X 1.23 となる.また,日経平均株価を 10,000 で割ったものを Y とする.例えば,日経平均株価が 16,500 円のとき Y 1.65 となる.

 図1は, X Y の日々の変化を描いたものである.ただし,土曜日,日曜日,祝日などデータのない日は除いている.全期間を次の二つの期間に分けて考察する.

期間 A 2013 1 4 日〜 2014 11 28 日( 468 日分のデータ)

期間 B 2014 12 1 日〜 2016 1 29 日( 284 日分のデータ)

図2は,期間 A と期間 B における X Y のデータの散布図である.

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図
2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

図1  X Y の日々の変化

期間 A

期間 B

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図 2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

図2  X Y のデータの散布図

(1) 表1は, X Y について平均値,標準偏差および共分散を計算し,有効数字 3 桁で表したものである.ただし, X Y の共分散とは, X の偏差と Y の偏差の積の平均値である.

表1 平均値,標準偏差および共分散

 期間 A 期間 B 全期間
X の平均値 1.01 1.21 1.08
Y の平均値 1.44 1.90 1.61
X の標準偏差 0.0522 0.0209 0.105
Y の標準偏差 0.144 0.118 0.260
X Y の共分散 0.00685 0.00203 0.0263

 次の に当てはまるものを,下の 0 5 のうちから一つ選べ.

 表1を用いて,期間 A 期間 B における X Y の相関係数を求め,小数第 3 位を四捨五入すると,それぞれ 0.91 0.82 である.全期間における X Y の相関係数を r とすると である.

(2)  X のデータの t 番目の値を x t とする.期間 A に対応するのは t =1 2 468 であり,期間 B に対応するのは t= 469 470 752 である. X が日々どのように変化しているか調べるために,次の式によって定義される u t を計算する.

ut= x t+1 -xt xt ×100

ただし,期間 A の最終日( t =468 )と期間 B の最終日( t =752 )については u t を計算しない. u1 u467 および u469 u751 U のデータと呼ぶ.

 図3および図4は,期間 A 期間 B における U のデータのヒストグラムおよび箱ひげ図である.期間 A における中央値は 0.0584 であり,期間 B における中央値は 0.0252 であった.

期間 A

期間 B

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図 2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

図3  U のデータのヒストグラム

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

図4  U のデータの箱ひげ図

 次の に当てはまるものを,下の 0 6 のうちから一つずつ選べ.ただし,解答の順序は問わない.

 図3および図4から U のデータについて読み取れることとして正しいものは, である.

0  期間 A における最大値は,期間 B における最大値より小さい.

1  期間 A における第 1 四分位数は,期間 B における第 1 四分位数より小さい.

2  期間 A における四分位範囲と期間 B における四分位範囲の差は 0.2 より大きい.

3  期間 A における範囲は,期間 B における範囲より小さい.

4  期間 A 期間 B の両方において,四分位範囲は中央値の絶対値の 8 倍より大きい.

5  期間 A において,第 3 四分位数は度数が最大の階級に入っている.

6  期間 B において,第 1 四分位数は度数が最大の階級に入っている.

(3)  X Y から X Y を次の式によって定義する.

X= aX+b Y= cY+ d

ただし, a b c d は定数であり, a0 かつ c 0 である.

 次の に当てはまるものを,下の 0 8 のうちから一つずつ選べ.

X Y の相関係数は, X Y の相関係数の 倍である.

0   1 1   a 2   a2
3   ac 4   a c |a c| 5   b
6   b2 7   bd 8   |b d |

(4) 次の図5の三つの散布図について考える.散布図1で表される V W 2 種類のデータの相関係数,散布図2で表される V W 2 種類のデータの相関係数,および散布図3で表される V W 2 種類のデータの相関係数をそれぞれ r1 r2 および r 3 とする.これらは,小数第 3 位を四捨五入して小数第 2 位まで求めると, -0.76 0.10 0.98 のいずれかであることがわかっている.

 次の に当てはまるものを,下の 0 5 のうちから一つ選べ. 

  r1 r2 および r 3 の値の組み合わせとして正しいものは である.

  0 1 2 3 4 5
r1 -0.76 -0.76 0.10 0.10 0.98 0.98
r2 0.10 0.98 -0.76 0.98 -0.76 0.10
r3 0.98 0.10 0.98 -0.76 0.10 -0.76

散布図1

散布図2

2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図 2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図

散布図3

 
2018年センター試験追試数学I【4】2018100000305の図 

図5 三つの散布図

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点20点

【3】〜【5】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 数字 1 が書かれたカードが 4 枚,数字 2 が書かれたカードが 2 枚,数字 5 が書かれたカードが 2 枚,合計 8 枚のカードがある.

(1)  8 枚のカードを一列に並べて 8 桁の整数をつくる.

 このときできる 8 桁の整数の個数は全部で アイウ 個である.さらに,次の条件(*)が満たされるときにできる 8 桁の整数を考える.

(*) 数字 1 が書かれた 4 枚のカードのどの 2 枚のカードも隣り合わない.

 この条件(*)は,例えば, 1 2 1 5 1 2 1 5 のとき満たされる.条件(*)が満たされるときにできる 8 桁の整数の個数は全部で エオ 個である.

(2) 一般に,事象 A の確率を P (A ) で表す.また,二つの事象 A B の積事象を A B と表す.

  8 枚のカードからでたらめに 3 枚を取り出して袋に入れるという試行を T 1 とし,さらに,その 3 枚のカードが入った袋からでたらめに 1 枚のカードを取り出すという試行を T 2 とする.

 試行 T 1 において,袋の中の数字 5 が書かれたカードの枚数が 0 枚である事象を A0 1 枚である事象を A1 2 枚である事象を A 2 とすると

P( A0 )= キク P (A1 )= ケコ サシ P (A2 )= セソ

である.

 試行 T 2 において数字 5 が書かれたカードが取り出されるという事象を B とすると

P( A1 B)= チツ P (A2 B) = トナ

である.

 以上のことから,試行 T 2 において数字 5 が書かれたカードが取り出されたとき,袋の中にもう 1 枚の数字 5 が書かれたカードが入っている条件付き確率は である.

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点8点

【3】〜【5】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】〔1〕 不定方程式

23x -31y =2

の解となる自然数 x y の組で, x が最小になるのは

x= アイ y= ウエ

である.

  n=31 × ウエ とする.自然数 n 3 23 で割ると余りは オカ である.

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

配点12点

【3】〜【5】から2題選択

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】〔2〕

(1)  10 進法の分数 9 10 進法の小数で表すと循環小数 0. 5 となり, 3 進法の小数で表すと有限小数 0. クケ (3 ) となる.

(2) ある有理数 x 2 進法で表すと循環小数 0.1 0 ( 2) となった.このとき, 4x 2 進法で表すと コサ .1 0 (2 ) となる. 2 進法の コサ (2 ) 10 進法で表すと となるので, 4x -x 10 進法で表すと となる.したがって, x 10 進法の分数で表すと となる.

(3)  3 進法で表すと小数第 3 位までで終わる有理数 x のうち, x2 < 17 を満たす最大の x 3 進法で表すと 0. ソタチ ( 3) となる.

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

【3】〜【5】から2題選択

配点8点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】〔1〕 円に内接する四角形 ABCD の辺 AB の端点 A の側の延長と辺 CD の端点 D の側の延長が点 P で交わるとする.さらに, PA=x PB =10 および PD =1 とする.このとき

CD= アイ x-

である.

 対角線 AC BD の交点を Q 直線 PQ と辺 BC の交点を R とし

RC BR=2

とする.このとき

x= オカ

である.

2018 大学入試センター試験 追試

数学IA

【3】〜【5】から2題選択

配点12点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】〔2〕 一般の凸多面体(へこみのない多面体)の頂点の数 v 辺の数 e 面の数 f について v -e+f の値を考える.例えば,立方体の場合で考えると,この値は である.

 以下では v :e=2 :5 かつ f =38 であるような凸多面体について考える.オイラーの多面体定理により v -e+f = であることがわかるので, v= ケコ e= サシ である.

 さらに,この凸多面体は x 個の正三角形の面と y 個の正方形の面で構成されていて,各頂点に集まる辺の数はすべて同じ l であるとする.このとき 3 x+4 y= スセソ であることから x = タチ であり,さらに l = である.

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