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2018-10401-0101
2018 山梨大学 前期
教育人間科,生命環境(生命工除く)学部
易□ 並□ 難□
【1】
(1) 整式 P ⁡(x ) を ( x+1) ⁢(x -3 ) で割ると 3 ⁢x+4 余り, (x- 1)⁢ (x- 3) で割ると 5 ⁢x-2 余る.このとき, P ⁡(x ) を ( x-1) ⁢(x +1) で割ったときの余りを求めよ.
2018-10401-0102
(2) 平面上の点 A ( 6,2 ) を通る傾き - k の直線 l を考える.ただし, k>0 とする.直線 l が x 軸, y 軸と交わる点をそれぞれ B ,C とし,原点を O とするとき, ▵OBC の面積 S ⁡(k ) の最小値を求めよ.また,そのときの k の値を求めよ.
2018-10401-0103
数学入試問題さんの解答(PDF)へ
(3) 平面上の 2 点 A (- a,0) ,B (a, 0) に対し, PA:PB= 3:1 である点 P の軌跡を求めよ.ただし, a は正の実数とする.
2018-10401-0104
(4) ある箱の中に赤色の玉が a 個,緑色の玉が b 個,青色の玉が c 個入っている.このとき,箱から 1 個の玉を取り出す場合に赤色の玉が出る確率が 12 ,2 個の玉を同時に取り出す場合に赤色と緑色の玉が 1 個ずつ出る確率が 425 ,3 個の玉を同時に取り出す場合に全ての色の玉が 1 個ずつ出る確率が 950 である. a ,b , c を求めよ.
2018-10401-0105
【2】 xy 平面において連立不等式 0 ≦y≦2 ⁢x ,0≦ x≦3 ,-x 2+4⁢ x-3≦ y≦2 の表す領域を D とし,実数 a は 0 ≦a≦2 を満たし,不等式 a ≦x≦a +1 の表す領域と D との共通部分の面積を S ⁡(a ) とする.
(1) 区間 0 ≦a≦1 における S ⁡(a ) を求めよ.
(2) 区間 1 <a≦2 における S ⁡(a ) を求めよ.
(3) 区間 0 ≦a≦2 における S ⁡(a ) の最大値および最小値を求めよ.
2018-10401-0106
【3】 数列 { an } を次のように定める. a1= 2 ,a n+1 =4- 3 an ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ )
(1) n を自然数とするとき,数学的帰納法を用いて, 2≦a n<3 を示せ.
(2) n を自然数とするとき,数学的帰納法を用いて, an< an+1 を示せ.
(3) n を自然数とするとき,数学的帰納法を用いて, 3-a n≦ 12n -1 を示せ.
2018-10401-0107
工学部,生命環境(生命工学科)学部
(1) 関数 f ⁡(x )=x 12⁢e -x について, x≧0 における最大値の整数部分の桁数を求めよ.ただし, log10 ⁡12=1.08 , log10⁡ e=0.43 とする.
2018-10401-0108
(2) 関数 f ⁡(x )=2 ⁢cos2 ⁡ x2+ sin⁡x+ 3 の区間 - π2 ≦x≦ π 2 における最大値と最小値を求めよ.また,そのときの x の値を求めよ.
2018-10401-0109
(3) 極限値 limn→ ∞ ∑ k=1n n n2+ 3⁢k2 を求めよ.
2018-10401-0110
【2】 平面上の ▵ OAB の内部に点 P がある.線分 AP を 1 :2 に内分する点を Q , 線分 OQ を 1: 2 に内分する点を R とする.また, P は線分 BR を 1 :2 に内分しているものとする.
(1) OQ→ を OA→ , OP→ を用いて表せ.
(2) OP→ を OA→ , OB→ を用いて表せ.
(3) ▵OAB の面積と ▵ OAP の面積の比を求めよ.
(4) OA=5 , OB=3 とする. OP→ と AB → が垂直であるとき,内積 OQ→⋅ AB→ の値を求めよ.
2018-10401-0111
【3】 座標平面上に放物線 C :y2 =4⁢x と点 A ( -1,a ) がある.ただし, a は実数とする.
(1) C 上の点 P ( p 24 ,p ) における接線の方程式を p を用いた式で表せ.ただし, p≠0 とする.
(2) 点 A から C に引いた接線は 2 本存在することを証明せよ.また,それら 2 本の接線は直交することを証明せよ.
(3) 点 A から C に引いた 2 本の接線の接点を Q ,R とする.直線 QR は C の焦点 F を通ることを証明せよ.
2018-10401-0112
【4】 座標平面上で, t を媒介変数として, x=t- 1t ,y= t+ 1t ( t> 0 ) で表される曲線を C とする.
(1) x が t について,つねに増加することを示せ.また, x がすべての実数を値にとることを示せ.
(2) y のとり得る値の範囲を求めよ.
(3) t を消去することによって, x と y の関係を求めよ.
(4) t=2 に対応する C 上の点 P ( 32 , 52 ) における C の接線 l の方程式を求めよ.
(5) (4)で求めた l , C および y 軸で囲まれた図形の面積 S を求めよ.