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2018-10441-0101
2018 岐阜大学 前期
教育,地域科,工,医(医,看護),応用生物学部
配点率20%
易□ 並□ 難□
【1】 m ,n を m >n+1 をみたす自然数とする. S⁡( n)= ∑ k=1 6⁢n k2 とする.以下の問に答えよ.
(1) S⁡( n) を n を用いて表せ.
(2) S⁡( m)- S⁡( n)= (m- n)⁢ T⁡( m,n ) となる T ⁡(m ,n) を m , n を用いて表せ.
(3) S⁡( m)- S⁡( n)= 2018 をみたす m , n を求めよ.ただし,必要ならば, 1009 が素数であることを用いてよい.
2018-10441-0102
【2】 原点を O とする座標空間に点 A ( 2,0, 0) , B ( 3,3 ,0) , C ( x,y, z) がある.点 C は内積 AB→⋅ BC→ =2 , | BC→ |=2 をみたすとする.また, t=OA →⋅ BC→ とする.以下の問に答えよ.
(1) t を x を用いて表せ.
(2) 条件 AB→ ⋅BC→ =2 から x , y , z がみたす関係式を求めよ.また,条件 | BC→ |= 2 から x , y , z がみたす関係式を求めよ.
(3) OB→ ⋅BC → を t を用いて表せ.
(4) -2≦ t≦4 となることを示せ.また, t=4 のとき,点 C の座標 ( x,y, z) を求めよ.
(5) |OC → | の最大値を求めよ.
2018-10441-0103
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【3】 a ,b を実数とする.関数 f ⁡(θ ) を
f⁡( θ)= a⁢cos 2⁡θ +2⁢sin ⁡θ⁢ cos⁡θ +b⁢ sin2⁡ θ ( 0≦θ ≦2⁢ π )
とする.以下の問に答えよ.
(1) 0 以上の実数 r と実数 α , β に対して, p=r⁢ cos⁡β , q=r ⁢sin⁡β とおく. r を p と q を用いて表せ.また,次の等式が成り立つことを示せ.
r⁢sin⁡ (α+ β) =p⁢sin ⁡α+q ⁢cos⁡α
(2) 関数 y =f⁡( θ) の最小値 m , 最大値 M を a , b を用いてそれぞれ表せ.
(3) すべての θ に対して f ⁡( θ)≧ 0 となる条件を a , b を用いて表せ.
(4) すべての θ に対して f ⁡(θ )≦0 となる条件を a , b を用いて表せ.
(5) 関数 y =f⁡( θ) が θ の値によって正の値も負の値もとりうる条件を a , b を用いて表せ.また,この条件をみたす点 ( a,b ) 全体の集合を a b 平面上に図示せよ.
2018-10441-0104
教育,地域科,医(看護),応用生物学部
【4】 最初 A ,B , C の 3 人が, A を先頭に A ,B , C の順で一列に並んでいる.さいころを投げるたびに,以下の操作を行う.
・ 1 の目が出たら,先頭の人と 2 番目の人を入れ替える.
・ 2 の目が出たら, 2 番目の人と 3 番目の人を入れ替える.
・ 1 ,2 以外の目が出たら,入れ替えを行わない.
n を自然数とする. n 回さいころを投げた後に A が先頭にいる確率を pn ,A が 2 番目にいる確率を q n とする.以下の問に答えよ.
(1) p1 , q1 を求めよ.
(2) pn+ 1 ,q n+1 を pn ,q n を用いてそれぞれ表せ.
(3) qn を求めよ.
(4) an =2n ⁢( pn- 1 3 ) とおき, an+ 1 と a n の関係式を求めよ.さらに, pn を求めよ.
2018-10441-0105
【5】 a>1 とする.自然数 n に対して,
Sn= a3⁢ n+3 -1
Tn =(a -1) ⁢(a 2+a +1) ⁢ ∑k= 1n+ 1 a3⁢ k-3
(1) S1 =T1 を示せ.
(2) すべての n に対して, Sn+ 1- Sn と Tn+1 -T n が等しいことを示せ.また,数学的帰納法を用いて, Sn =Tn を示せ.
(3) 215 -1 を 7 で割ったときの余りを求めよ.
(4) 52018 を 31 で割ったときの余りを求めよ.
2018-10441-0106
教育,工,医(医)学部
【4】 a を正の定数とする.極方程式
r=e a⁢θ ( 0≦θ ≦π )
で表される x y 平面上の曲線を C とする.曲線 C 上の点 P の座標を ( x,y ) とおく.以下の問に答えよ.
(1) x ,y を θ を用いてそれぞれ表せ.
(2) 曲線 C の長さを求めよ.
(3) 点 P における曲線 C の接線の方程式を θ を用いて表せ.ただし, 0<θ <π とする.
(4) 曲線 C 上の点 P と原点を通る直線を l , 点 P における曲線 C の接線を m とする. l と m のなす角は P によらず一定であることを示せ.
(5) l と m のなす角が π12 となるような a の値を求めよ.
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【5】 以下の問に答えよ.
(1) 次の定積分を求めよ.
∫ 01 log ⁡(x +1) x+1 ⁢ dx
(2) 次の定積分を求めよ.
∫ 01 log ⁡(x +1) (x +1) 2⁢ dx
(3) 正の実数 x , h に対して,次の不等式が成り立つことを示せ.
1 x- h x2 < log⁡( x+h) -log⁡x h< 1x
(4) 次の極限値を求めよ.
limn →∞ ∑ k=1 n (log⁡ k+n+ 1k+ n ) ⁢log⁡ k+nn